山本甲士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
父子の関係はとても不思議だ。自身の子供時代,そして父となった今もそう感じる。母子とは違い言葉ではなく背中で語る関係。親子でありながらも互いに認めさせたい,超えたいとうライバルに似た存在。本作もそういう香りがいっぱいのハートフル作品。おススメです。
あらすじ(背表紙より)
地方在住の売れないフリーライター・白銀力也のもとにインタビュー取材の依頼が舞い込んだ。取材相手は、俳優業の傍ら飲食店経営を成功させた合馬邦人。奇しくも合馬は、これまで力也が一度も会ったことのない実の父親だった。取材の翌日、「会って謝らなければならない人が四人いる。その場に同行してほしい」と請われた力也は、初対面の実父と旅をする -
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時には姑に嫌味を言われ、子供の幼稚園の主婦仲間とのささいなトラブルもありはしたが、ごくごく普通の主婦として生きてきたはずの友希江。ところがある日突然、夫が脳梗塞で倒れ、働けない状態に。地元では有名な大企業・ヤサカに今まで尽くしてきたにも関わらず、会社は労災を出させず、自主退職をすすめてくる。あまりの仕打ちに、ついに友希江はキレる。
最初は夫の権利をなんとか守ろうと動いていた献身的な(?)妻だったはずが、1つのことをきっかけに、あれにも報復を、これにも報復をと、友希江の行動がどんどんエスカレートしていく様は、タイトル同様、まさにカビのよう。普段我慢している人間ほど、キレたら危ないとはよく言