山本甲士のレビュー一覧

  • 戻る男

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    読みながら、わたしならどこに戻るかな〜って考えてたけど全然思いつかない。
    ありがたいことにいやなことは忘れてるのかな。

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    2020年01月10日
  • ひかりの魔女 : 2 にゅうめんの巻

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    ひかりおばぁちやんの物語続編。暖かな人柄で多くの人に慕われるひかりおばぁちゃんの人脈で、助けられ、人生が好転していく人達を描いている。とにかく読後感の良い作品。続編またでないかな。

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    2020年01月08日
  • はじめまして、お父さん。

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    2019.11.5


    実の父親と、売れないフリーライターの親子旅
    会って謝り、支援(一千万円)を渡しにいきたい「成功者」合馬邦人だが、会う先々での面々は人生を楽しんでいるうえにお金を受け取らない。
    そしてあたたかな人々のふれあい、すべてを手にして成功した合馬が得られないものばかりだった。
    白銀力也(フリーライター)との旅の合間の会話や
    食事、釣りなど、要所要所で親子っぽい触れ合いもあった。
    それが救いだったのかもしれない。
    家族ができ、人生を進みゆくためのヒントがある。

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    2019年11月07日
  • ひかりの魔女 : 2 にゅうめんの巻

    購入済み

    心がほかほかします

    一つ一つのお話が、繋がりあって絡みあって、読んだ後、あったかい気持ちになります

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    2021年10月05日
  • そのウソ、お見通しだ!平間巡査部長の捜査ファイル

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    人間嘘発見器の話でした。ただ単に嘘を見抜くだけではなく、自白に導く一手段としての技術にしているところが真実味があって良かったです。

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    2019年08月25日
  • 戻る男

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    ネタバレ

    主人公は過去にタイムトラベル物のベストセラーを出して有名になったが、最近はヒット作もなくやる気も無くモヤモヤしてた。 そんな主人公に突然タイムスリップを研究してる人物から書状が届く。

    当然、いたずらかと思い断るつもりだったが、これを体験談として書いてみようと思い男の誘いにのってみることに、そこからの体験で主人公も段々これは間違いないと確信するようになっていくが、ふとしたきっかけで、ある疑問も生まれてくる....

    男の研究はタイムトラベラーではなく、タイムスリップ。本人を飛ばせるわけではないが意識を飛ばすような物で、ここでも大きな流れは変えられないが、自分の後悔を修正する程度なら出来ると言う

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    2019年05月01日
  • めぐるの選択

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    誰にでも、いつでも、どうしようかと思い、自分の行動を選択する。あの時、別の道を選択していたなら今、どうなっていたのだろうとか、思う。就職も、結婚も今の家もそうかもしれない。この小説は、就職試験に向かう際に大雨に会い、その時の3つの 選択肢を、それぞれ描いて見せてくれる。自分のこれまでを振り返って、あの時、あっちにしたらどうなっていただろうと考えてみるが、今は、今で幸せだとも思っている。

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    2018年05月02日
  • ぱちもん

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    大阪人なら馴染みのある言葉“ぱちもん”。「偽物」とか「まがいもの」の意味で、本作はうさんくさくて到底信頼できない探偵たちと、運悪く彼らに関わってしまった人たちの物語。6つの短編から成りますが、完全に独立した話ではなく、前の章で脇役だった人が次の章では主人公という形。

    登場する探偵に善人はいません。調査費の水増し請求や調査結果の捏造なんて序の口で、依頼者とターゲットのどちらがより多く金を取れそうかを考えて脅迫なんてことも。しっぺ返しを喰らうのは当たり前で、後悔してもどうにもならず。同著者の『どろ』は、隣同士で嫌がらせの応酬が始まり、どんどんエスカレートして最後にはお縄頂戴という話でした。それに

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    2017年05月10日
  • そうだ小説を書こう

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    物語を読み進めながら小説の書き方がわかる

    本書は、主人公が小説を書くことで、父親として息子との絆を回復する物語であるとともに、何度か挫折を味わいながらも、新人賞を受賞してプロデビューするまでを描いた話である。
    文中に小説を書く技術がふんだんに取りあげられ、小説の指南書にもなっている。
    作者の山本甲士が出てくるほか、さまざまな習作が作品として登場する。

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    2016年11月07日
  • ひろいもの

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    意地の悪い人が出てこない小説もたまにはいいのかな。(笑)何かがきっかけで、自らで行動しだすことってやっぱりあると思う。それがどんなに小さなきっかけであれ、結果的によければそれでもいい。大切なのは踏み出すこと。なんだか心がほっこりする小説だった。無趣味、何もやることが見つからないという人に是非オススメしたい。

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    2015年09月11日
  • ひろいもの

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    前に読んだ『ひなた弁当』が良かったので、あらすじから似た系列の内容っぽいなと思い購入。あざとさ満点だが、分かっててもぐっとくる。単純な私。

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    2014年12月18日
  • そうだ小説を書こう

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    突然、そうだ小説を書こうと思った僕が読んだ本。
    この本は、作家志望のおじさんが頑張って作家になろうとする過程を追いながら、読者もまた小説の書き方を会得していきましょう、というスタンスになっている。
    こんなにうまくいくわけねーだろ、ふざけるな!アマチュアなのにそんなにポンポン話が浮かぶわけねーだろ、ふざけるな!そんなふうに思われる方もいるかもしれないが、まあそこは我慢して。
    とにかく親子愛を感じさせる本編も、作中作という形で主人公が書く小説もいいお話であったし、小説の書き方を学ぶという点でも一応、基本的なことは書いてある。
    したがって、退屈なハウツー本なんて読みたくねえんだわという、書きたいのか

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    2014年11月23日
  • そうだ小説を書こう

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    会社では左遷の憂き目にあい、離婚して1人長崎に異動した山本宏司は別れた息子のために小説を書き始める…小説指南小説⁈

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    2013年07月25日
  • ひろいもの

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    偶然ひろいものをしたことで、運命が変わっていく5人の男女の物語。

    5人とも良い方向へ進んでいくので、読んでいて心が暖かくなった。

    それぞれ独立している短篇がどことなく繋がっていく物語だったので、非常に私好みのタイプの本でした。

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    2013年01月12日
  • かび

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    最初は「色々と仕返しの方法が思いつくなぁ。」って感心した。
    次から次に出てくるアイディア、、、。
    最初の方は嫌がらせの仕返しにもスッキリ出来てサクサク読めたけど、後半は若干ヤリスギ(笑)
    ヤリスギってより暴走?
    最後までバレんと、順調に進んだと思ったんもチョットの間。
    最後は、スッキリとハッピーエンドで終わって欲しかったかな。

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    2011年02月14日
  • ぱちもん

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    えぐいものもあったけど、あったかいものもあって少しじんときた。

    つながりがあるようでなかったり、投げられていた疑問があとで解けたりと、
    連作の醍醐味は満点。

    読んでよかった、と思える秀作。

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    2009年11月17日
  • かび

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    過労で倒れ労災も認められず会社相手に戦う妻
    自分を殺して生きてきた生活をしていた妻が本能で動き戦う。

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    2009年10月04日
  • かび

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    いや〜ほんま、おもろかったで。

    気持ちわかるわぁ と、しょっぱな頷きっぱなしやったけど、話しがどんどんエスカレートしていくにつれて、ハラハラドキドキしてオバチャンお尻が落ち着かんかったわぁ
    わかる。わかるけど、ここまでやる度胸は、わてにはあらへん。
    ま、所詮、中途半端な主婦なんやね。


    せっかくやったら、ラストは、ああでないのが良かったんとちゃう?_
    ま、なんにしろ、痛快やったわ。


    ・・・・む、難しいなぁ。これ、関西弁になっとる?(笑)
    なんや、書きたい事がうまく書かれへん。

    ここまで書いたら、書きにくうなるけど、関西弁ってええね(爆)
    この小説、標準語で書きよったら、こんなに楽しめ

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    2009年10月04日
  • ネコの手を借ります。

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    ネタバレ

    山本さんは出来過ぎというか、好転し始めたらとことん大団円に向かっていく。

    わたしも悪いことがあると後はいい事しか起きないみたいな循環は、あるなとは思います。

    でもいい事の方が多過ぎてなんか鳥肌が立つような不快な気分になったような気になりました。

    悪くはないんですけど。

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    2025年12月14日
  • ひなた弁当

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    ネタバレ

    康代さんが、ちょっと当たりが強すぎて。

    夫婦なら自分の味方であるパートナーを信用、期待しないといけません。それなのに、追い詰められている良郎がヤケを起こして最悪なケースになってもおかしくありません。

    弁当を作るなんてハードルが高いことをよくできましたね。そてはいいとして後半がトントン拍子にツキがまわってくる。出来過ぎですね。でないと物語にならないでしょうが。

    読みやすいけど、偶然の設定が多かったような。でしたよ

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    2025年12月03日