山本甲士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『ひなた弁当』、『ひなたストア』、『民宿ひなた屋』に続く、山本甲士さんのひなたシリーズの新刊第4弾。このシリーズは、中年男性が挫折しても、最後は大逆転するような、いつも泣けて感動する話が多い。
売れないアクション俳優を辞めて帰郷し、おでん屋で働き始めた独身アラフォー男。そこは5店舗しか残っていないシャッター通りの商店街で、更地にして企業誘致するという計画もささやかれていた…こんな話。ネタバレになるが、主人公はおでん屋で忍者『ひなた三十郎』にふんして接客し、YouTubeなどSNSを駆使して大バズり、たくさんの人で商店街がだんだん賑わいを取り戻していく…
地方都市にいくと駅前の商店街が段々と寂れていく感じがよくわかる。シャッターの閉まったお店のほうが多かったり…行政も経済活性化のために、地域通貨を発行したり、さまざまな工夫で生き残りをかけていることも。
小説ゆえ、話がトントン拍子にうまくいきすぎるが、たくさんの理解者に包まれ、商店街がふたたび生き返っていくさまは、地方都市復興に勇気を与えるはず。
一点欲を言えば、『ひなたシリーズ』にはだいたいある『主人公が打ちのめされたドン底から人のあたたかさに触れ、勇気出して立ち上がる』ような『泣かせどころ』があまりなく、一回も泣けなかった。登場人物がほとんど善人ばかりだし…それだけが惜しい。←小説で泣きたい還暦おやじのワガママ。 -
Posted by ブクログ
前回読んだ「少年と犬」
ほぼ同じような設定なんだけど、自分はやっぱりこっちの方が好きだなと改めて思えたので☆4つとしました。
迷い犬を保護した短い時間で人生の成功につながるって話も、もうボチボチ飽きちゃうんじゃないかと思ってたんだけど、このシリーズ4作目は、保護した人達が、どんどん繋がってくって流れはなかなか良いんじゃないでしょうか。
なんだか昭和の人情映画を見てるようで。
意外とこの迷犬の行動範囲がいい具合の狭さだって事だけど、ボチボチねた切れ、というか、もうこの地域の人たちは誰もがこの犬は「マジック」だってわかっちゃうよね。
限界かもwww