山本甲士のレビュー一覧

  • 迷犬マジック

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    ほっこりハートフルなお話。
    冴えない日常に迷い込んできた1匹の迷子犬マジック。マジックの周りで起こる小さな奇跡が暖かい。

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    2024年08月30日
  • 迷犬マジック : 2

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    ネタバレ

    マジックに来て欲しい。そして指針を見つけてもらいたいと願ってしまうくらい今回も素敵な話がたくさんでした。マジックの笑顔とか見たいし、ふさふさもふもふをさわりたい。。次につながる流れで終わったので、ますます続きが気になります。

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    2024年08月26日
  • 迷犬マジック : 3

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     迷える人たちをよき方向に導くという不思議な能力を持つ犬・マジックの1年を描く連作短編ハッピーファンタジー。シリーズ3作目。
              ◇
     集荷された宅配荷物が運び込まれてきた。煤屋貴士らバイト従業員たちが主任の指示で配置につき、ローラーコンベアの上を流れてくる荷を地域ごとに仕分ける作業にとりかかった。
     作業は煩雑で3月下旬の今は引っ越しによる荷物も多く、目眩がするような忙しさだ。ただ現在大学4回生の貴士にとっては1〜2回生の頃にしていたバイトなので、勘がすぐ戻ってスムーズに作業できている。黙々とこなすうちに仕分けが終わり、次の集荷搬入まで休憩となった。

     貴士がフラットホーム

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    2024年07月19日
  • 民宿ひなた屋

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    ネタバレ

    これも『ひなた〜』シリーズ
    やけに時間がかかってしまったのは釣りに関する専門用語が多くて。
    だけど中年男な悲哀やら、社会経済に関する
    ネタや家族内の信頼関係やらテーマは一緒。
    そして、思いがけす快哉を叫びたくなる締めも一緒。気持ちよく読み終えることができたけど出来過ぎの感も。
    大人のためのファンタジーとしてフワッ、ポワンとなるためにはとても良かったと感想を書いておきます。

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    2024年07月17日
  • 迷犬マジック

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    ネタバレ

    マジックかわいい!かわいいだけじゃなく前を向かせる能力が高すぎる。犬じゃなく天使なのでは。まだまだ救いを求めているひとがたくさんいるのか別れは必ず来てしまいますが、次はどんなひとを助けるのか楽しみです。

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    2024年06月06日
  • ひなた商店街

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    ひなびた商店街と冴えない中年男性の再起ストーリー。
    長年培ってきた取り柄を活かしての売り込みから周りを巻き込んで、トントン拍子に話しが良い方向へ。
    殆ど挫折がなく、出来過ぎ感はあるけど、もう貫いているので最後まで心地よく読めた。丸ごと皆が幸せに。

    意味のある偶然、という言葉が印象に残る。何気にやり過ごす出会いや気づきを意識して行こうという気分になった。

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    2024年05月25日
  • ひかりの魔女 : 2 にゅうめんの巻

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    ひかりおばあちゃんの第二弾。
    周りの人をいつの間にか幸せな気分にしてしまい、その人の人生を良い方へ導いてくれる、ひかりおばあちゃん。
    知り合ったらもう離れられない!
    こんな風に人と優しい気持ちで接することが出来て、いろんな人に助けてもらえることが多ければ、本当にどんなに日々の生活が楽しくなることだろう。

    2024.5.5

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    2024年05月05日
  • ひなた弁当

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    やや出来すぎた話だなぁと思いつつ読み進めてみたが、最後はホッコリした気持ちと前向きな気持ちになって最後のページを閉じることができた。

    どんな人でも、何かのため…ではなく、興味持ったもの、好きになり夢中になれるものを持つ大切さを学んだ。

    進路をどうしようかと迷う学生や今後どんな人生を歩みたいだろうかと考える人にオススメしたい1冊だった。

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    2024年05月05日
  • ひなた商店街

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    他人に利用されることをここまでポジティブに捉えてるものは初めて見た。たしかに、上手く利用してくれる人がいるのは幸運なことかもしれない

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    2024年04月29日
  • ひなた商店街

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    おでん屋の手伝いが何故か忍者コスプレに。
    気がついたら商店街を活性化の流れになっていく。
    アットホームなサクセスストーリーです。

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    2024年04月20日
  • 迷犬マジック

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    2021年刊。黒柴の迷い犬、マジックが、様々に問題を抱えた人・その周辺に関わった人達にまで、心のマジックを掛けたかのように好転させて行ってしまう……というもの。4章構成で、各々に直接的な繋がりは無いが、時系列の中で緩やかに繋がっている…という流れ。展開的に同じようなパターンを繰り返すことになるが、妙に奇をてらって設定やストーリが混乱するような事無く。むしろ意図的に表現に組み込んでいてリズミカルでスラスラ読める。結構楽しく読めました。

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    2024年03月31日
  • 迷犬マジック : 2

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    幸せを呼ぶ犬、幸せを運ぶ犬。
    シリーズ第2段。
    読めば読んだ人も幸せな気分になれる。
    ちょっと犬を美化し過ぎかな。

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    2024年03月25日
  • 民宿ひなた屋

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    わらしべ長者みたいで面白かった。
    いろんなことが繋がって、どんどんいいサイクルに入っていく感じが安心して楽しく読めます。

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    2024年03月24日
  • 迷犬マジック : 2

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    シリーズ第2弾!
    おもしろかった。
    著者の作品は「ひかりの魔女 」シリーズが切っ掛けで読むようになりましたが、こちらも好き。

    モヤモヤした気持ちを抱え、日々を過ごしている人の前に、突如現れる黒柴・マジック。
    まるで人間の言葉を理解しているような行動や表情で、一時的に迷犬を預かるだけのはずがみんないつの間にかマジックのペースに!
    でも、そこからの変化が明るく好ましくて嬉しい。

    『マジックがいるだけで日常に変化が起こり、人々の気持ちがなごみ、世界がちょっと違って見えてくる。』

    本当にそうだと思う。
    犬がいるってだけで周囲の反応は変わるし、自然と人が集まってくる。
    その愛らしさで、今まであった

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    2024年02月28日
  • ひなた弁当

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    大人のファンタジー。

    この作品を30代の時に読んでも面白くなかったかもしれない。自分が主人公の年齢と近いため、共感するかは別として、その心情はよく理解できたのだと思う。

    本作を読む時に注意しなくてはならないのは、色々と突っ込んではいけないという事。
    そんなに都合良く大株主と知り合いになるかよとか、引きこもりが立ち直ったら父親が新聞記者でコラムに掲載ってどんだけ都合のいい設定だよとか、そういう無粋な突っ込みはNGだ。
    何故ならこれはリストラにあった冴えない中年が成功する御伽話でありファンタジーなのだから。

    間違っても読者諸氏は、もし自分がリストラにあったらドングリを拾うところから始めような

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    2024年02月22日
  • 迷犬マジック : 3

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    迷い犬マジック3作目。読んでいるとほっこりした気持ちにしてくれる。マジックが口をニュッとする場面が微笑ましい。

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    2024年02月22日
  • 迷犬マジック

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    問題を抱える人たちの悩みを迷犬マジックが解決してくれる。ハッピーな展開が予想され、安心して読み進められ、ほっこりした気持ちになる。

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    2024年02月07日
  • ひなた弁当

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    押しが弱い住宅販売営業マンが50歳を目前にリストラされる。再就職もままならず、野生の草や魚を採集し、隠された料理の才能が目覚めて弁当屋を始めて、メディアにも取り上げられて、あれよあれよの大成功。
    いかにも日本人が好きなストーリーで、そんなに現実はうまくいくまいと思いつつも、こんな人生があってもいいかなとほっこり思わせてくれる一冊でした。

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    2024年02月04日
  • ひかりの魔女 : 3 さっちゃんの巻

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    最後まで読み終わって、あらすじを読んで第1弾と繋がっているのか〜!とやっと気づいた私です。
    そういえば、暴力団同士の騒動があって、その組長同士の話し合いの場をひかりさんが設けたんだったなと記憶が蘇りました。
    なんでさっちゃんに最初からひかりさんが寄っていったのか、そういうことだったのねぇと腑に落ちました。
    さっちゃんは魔法使いの後継者に選ばれたと自分では思っていて、そういうふうに幸せな勘違いが続いていくのはいいなぁと思いました。

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    2024年02月03日
  • ひかりの魔女

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    父親の兄が亡くなり、一人になった祖母が同居することになった。とはいえ、そもそも今の家は祖母の名義だという。
    浪人中の光一は、母から祖母が怪我をしないように、出掛ける時は付いて行けと言われており、祖母が昔の教え子を訪ねて回るのに付き合った。
    教え子たちは皆、祖母を信者のように慕い、昔の出来事や食べさせてもらった手料理を懐かしむ。
    そんな祖母の姿を見て、光一は祖母の優しい嘘や話術を知っていく。
    そしてギスギスしていた家族も上手く回っていくようになる。
    普通のおばあさんだけど、ちょっと不思議で魅力的な祖母とのお話。

    2024.1.23

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    2024年01月23日