あらすじ
大ヒット作『民宿ひなた屋』著者による
「ひなた」シリーズ待望の最新刊!!
売れないアクション俳優を辞めて帰郷し、
おでん屋で働き始めた独身アラフォー男。
そこは5店舗しか残っていないシャッター通りの商店街で、
更地にして企業誘致するという計画もささやかれていた。
そんなときに、地元テレビ局の食レポがあり、
女子大生にそそのかされた男は忍者装束で対応したところ、 思いもよらない方向に評判が広がって引くに引けなくなってしまい……。
ムダな過去なんてない!人々と町の再生物語!
感情タグBEST3
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行き当たりバッチリシリーズ(勝手に命名
名犬マジックで読んだな〜という内容がチラホラありますが、相変わらずおもろい
今回は珍しく敵らしい存在がててきますが、こちらには、なんとジョーカーが2枚もあり、あっさり解決(笑)
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売れないアクション俳優を諦めたアラフォー男
故郷の佐賀で、おでん屋で働くことに。
シャッター街になった寂れた商店街をかえたのは
忍者のコスプレ?!
あれよあれよという間にバズり。
ちゃっかり乗っかるオバチャンたちのたくましさ(笑)
痛快な町おこし(商店街おこし)の物語
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『ひなた』シリーズ?
こちらはちょっとテイストが違うが、やはり
冴えない男が主人公。かなり落ち目のシャッター商店街を女子大生の口車に乗せられて立て直してゆくというストーリー。
読み進めるうちに胸の中での期待が高まり着地点もある程度ない予想でき、腑に落ちる結末に。
短絡的かもしれないけれど、自治体とか、こういうの真似すればいいのに〜と思ってしまう。
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面白かった
サクセスストーリーは良いですね
いろいろな、アイデアで商店街の活性化をしていきます
プロデューサーの菜実さん。菜実さんは商店街の文具屋に下宿していて素敵なアイデアを考えます。それにより商店街が息を吹き返します。
独身のアラフォーの主人公の最後のオチもいいですね。
最高です。
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面白かったです。山本さんの本はいつも癒される内容で随分読みました。アラフォー男が周りの人達を動かして寂れた商店街を賑やかに変えて行く、何もしなければなくなる予定の商店街。年齢を超えて団結し、活性化させていく商店街の皆さんに頼もしさを感じました。皆んな顔見知り、皆んな仲良しなのが私の育った頃の田舎の人たちを思い出させてくれました。
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『ひなた弁当』、『ひなたストア』、『民宿ひなた屋』に続く、山本甲士さんのひなたシリーズの新刊第4弾。このシリーズは、中年男性が挫折しても、最後は大逆転するような、いつも泣けて感動する話が多い。
売れないアクション俳優を辞めて帰郷し、おでん屋で働き始めた独身アラフォー男。そこは5店舗しか残っていないシャッター通りの商店街で、更地にして企業誘致するという計画もささやかれていた…こんな話。ネタバレになるが、主人公はおでん屋で忍者『ひなた三十郎』にふんして接客し、YouTubeなどSNSを駆使して大バズり、たくさんの人で商店街がだんだん賑わいを取り戻していく…
地方都市にいくと駅前の商店街が段々と寂れていく感じがよくわかる。シャッターの閉まったお店のほうが多かったり…行政も経済活性化のために、地域通貨を発行したり、さまざまな工夫で生き残りをかけていることも。
小説ゆえ、話がトントン拍子にうまくいきすぎるが、たくさんの理解者に包まれ、商店街がふたたび生き返っていくさまは、地方都市復興に勇気を与えるはず。
一点欲を言えば、『ひなたシリーズ』にはだいたいある『主人公が打ちのめされたドン底から人のあたたかさに触れ、勇気出して立ち上がる』ような『泣かせどころ』があまりなく、一回も泣けなかった。登場人物がほとんど善人ばかりだし…それだけが惜しい。←小説で泣きたい還暦おやじのワガママ。
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初読みの作家さん。ひなたシリーズで様々な展開のお話があるとは驚き。笑っちゃうくらいに奇想天外でみんなのバイタリティーとか運の良さにひきこまれているうちに読み終わった感がある。シャッター商店街が盛り上がっていくのは本当にワクワクした。
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ひなびた商店街と冴えない中年男性の再起ストーリー。
長年培ってきた取り柄を活かしての売り込みから周りを巻き込んで、トントン拍子に話しが良い方向へ。
殆ど挫折がなく、出来過ぎ感はあるけど、もう貫いているので最後まで心地よく読めた。丸ごと皆が幸せに。
意味のある偶然、という言葉が印象に残る。何気にやり過ごす出会いや気づきを意識して行こうという気分になった。
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アラフォー男が娘ぐらいの女子と共にいろんな物を再生させる、ひなたシリーズの第四弾。今回は、近江貴仁が商店街にあるおでん屋で忍者姿で働き、鳥屋菜実と商店街を再生させていく。SNSをフル活用してるのは今時なんだな。貴仁と菜実がくっつく?そんなはずないか。ちょっとマンネリです。
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売れないアクション俳優と、女子大生コンビが奮闘し、活気のない商店街を復活させるという分かりやすい物語。
なんといっても商店街にゆかりのある女子大生のプロデュース力がすごすぎる。売れないアクション俳優を忍者に、ラーメン屋店主をブルース・リーに仕立てるなんて。それに乗っかるおばちゃん達のバイタリティーには脱帽。
こんな嘘みたいな話が、実際にあってもおかしくないのではないか、と思わせてくれたのは著者の技量か。何より面白かった。
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猫の表紙絵が感じよかったので手に取った1冊。
冴えないアクション俳優が地元に帰っておでん屋を始めて地域を活性化してゆく痛快エンターテイメントなお話です。
忍者の格好しておでん屋したらウケるんじゃないかと女子大生の提案が発端になりみるみる周りを巻き込んで波紋が広がってゆきます。
ひなた三十郎と名乗って活性化に一躍買うのですが主人公とゆうよりも次から次へと個性的なキャラが出てきて支える感じがよかったです。
ジャッキーの大ファンのラーメン屋の店主や、坂本龍馬似のユーチューバーに虚無僧の格好の尺八奏者、それに元悪役女子レスラーと賑やかに出てきます。
鍋島直正公以来歴史の表舞台から忘れられたような佐賀県を熱くします。
Posted by ブクログ
人生に挫折して地元に戻ってきた中年男性が、自身がはたらく商店街の活性化に仲間たちと挑んでいく話。
全てにおいてポジティブにことが進んでいくので、若干違和感はあるが、それは小説として割り切れば楽しめる。
Posted by ブクログ
ひなたシリーズの4冊目。
どれも、どん底から独自の発想で成功に導く話なんだけど、この「ひなた商店街」は最初のどん底の悲壮感が他に比べてちょっと薄かったかなぁと感じた。
でも、やっぱり成功していく過程はわくわくして楽しめました。
Posted by ブクログ
そんなに上手くはいかないっしょ
最初はひねて飽きかけたけれど
愚直なコスプレ忍者、貴仁とアイデアマン菜実の名コンビの欲のなさが好印象で
最後には心の中で拍手していた
シャッター商店街、こんなふうにがんばって生まれ変わろうとしてるところも、最近ちょいちょい見かけますね
Posted by ブクログ
民宿に続き、今度は商店街だ(゚∀゚)これはいろんなパターンで展開していきそうなシリーズだなぁ(゜.゜)思いつかないけれど…(^o^;)何にしても、道半ばで諦めた事が無駄にはならず、皆の幸せに繋がる話は読み心地良い〜♪