壁井ユカコのレビュー一覧

  • カスタム・チャイルド -罪と罰-

    Posted by ブクログ

    発売日当日に買ったのに読むのもったいなくて本棚に並べて背表紙を視姦する日々でしたが、ついに先日決心が着いたので読みました。一気に。壁井さんらしい廃退的な雰囲気で無印同様私の好みです。ラストも賛否両論あるみたいですが、私は好きです。現実は簡単に何もかも解決するわけがないので。

    0
    2011年10月09日
  • キーリIX 死者たちは荒野に永眠る(下)

    Posted by ブクログ

    途中何度も離れたり死にかけたりして、多くの犠牲や痛みがあっても、それでも一緒にいたいというキーリの願いがすごく伝わってきました。
    不死人なんてしがらみもなにもなく、ただふたり一緒に平和に過ごしたい。それだけのことが中々叶わないところが切なくもあり、キーリという話の結末だとおもいます

    0
    2013年07月07日
  • カスタム・チャイルド -罪と罰-

    Posted by ブクログ

    お話の舞台や世界観は無印と同じ。無印を知らなくても楽しめるし、知っているとさらに楽しめる、という感じ。
    仄暗い青春ストーリーを読みたい人にはおすすめ。

    0
    2011年09月26日
  • カスタム・チャイルド

    Posted by ブクログ

    遺伝子工学が発展し、子供の「デザイン」が可能になった仮想現代を舞台としたお話。
    この仄暗さが好きすぎる。

    0
    2011年09月26日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(1)

    Posted by ブクログ

    変わった人ばかりが暮らすホテル・ウィリアムズチャイルドバードを舞台とした日常的な物語。
    日常と非日常が曖昧に入り混じるこのお話、好きだなぁ。

    0
    2011年09月26日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(1)

    Posted by ブクログ

    小説の鳥籠荘が漫画化。
    これはこれでキレイな鳥籠荘が拝めて、小説とは一味違った感じでよかったと思う。

    0
    2011年09月26日
  • カスタム・チャイルド -罪と罰-

    Posted by ブクログ

    至高の美少年ながら母に遺棄された過去を持ち、“犯罪者の遺伝子”に傾倒する春野。父が愛好するアニメキャラクターの実体化として作られた少女レイ。遺伝子操作を拒絶する両親を持つ“遺伝子貧乏”清田ーー16歳の夏に出会った3人は、反発しあい傷つけあいながらもかけがえのない友情を築いていく。
    遺伝子工学が発展し、子どもの容姿の“デザイン”が可能になった仮想現代を舞台に、社会によって歪められた少年少女の屈折や友情を描く、著者渾身の青春ストーリー。

    * * * * *

    電撃文庫の『カスタム・チャイルド』の続編っちゃー続編。でも舞台が一緒なだけで登場人物は全然違います(前作のキャラも出て来ますが)。
    前作の

    0
    2011年08月05日
  • キーリVII 幽谷の風は吠きながら 【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    だれもいなくなって欲しくない。読んでると、ラジオの音が聞こえてきそうでなんだかわからないけど切なくなった。兵長大好きだ!

    0
    2011年06月03日
  • キーリIX 死者たちは荒野に永眠る(下)

    Posted by ブクログ

    泣いた。切ない。でも、キーリとハーヴェイが幸せならこれはこれでハッピーエンドなんだろうなあ。優しい気持ちにしてくれた惑星の物語に感謝してます。

    0
    2011年06月03日
  • カスタム・チャイルド

    Posted by ブクログ

    切なくって苦くって。
    壁井さんの独特な、ゆるやかに流れる文章が心地よいです。
    個人的には征威さんがすきです!かっこいい。

    0
    2011年05月12日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(1)

    Posted by ブクログ

    壁井ユカコ先生の作品だということと、イラストが可愛いということで購入しました。全巻読み終わってます。
    登場人物たちは個性的で、サブキャラクターたちの個性は強すぎるほど。
    おかげで、どんな人たちが出てきたか鮮明に思い出せます。
    色々な登場人物視点のお話が読めて、面白いです。
    そんな中にも、やっぱり切なさはあって、心に残る小説のひとつになりました。

    0
    2011年04月23日
  • キーリ 死者たちは荒野に眠る

    Posted by ブクログ

    全巻読み終わってます。
    初めて買った電撃文庫です。
    この作品で壁井ユカコ先生が大好きになりました。
    全体的に切なくて、一冊一冊がものすごく心に残るお話です。
    最終巻の最後の最後では、もう涙が止まらなくて大変でした。
    苦しいくらい切ないけど、読み終わった後は何故だか心があったかく感じる、本当に素敵な小説でした。

    0
    2011年04月23日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(3)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    猫の着ぐるみ・・・。
    改めて。由起って女装似合うなあって思いました。
    停電ー。あーキズナと有生見てるともどかしいです。

    0
    2011年03月16日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(1)

    Posted by ブクログ

    テクノサマタさんのふんわりしたイラストが、壁井ユカコさんの書くストーリーにとてもマッチしています!
    キズナ、有生、由起の三人の三角関係(?)にも注目です!

    0
    2011年03月14日
  • キーリII 砂の上の白い航跡

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     列車の旅から船旅へ。
     ハーヴェイの保護者っぷりにニヤニヤ。
     前作はハーヴェイの辿って来た過去がメインでしたが、今作ではキーリの過去についても少しずつ触れられています(幽霊だけでなく不死人まで引き付ける体質なのか)

     「トリ・ペリ」と「砂の上の白い航跡」が個人的に好きな話です。
     「トリ・ペリ」は、続きを意識してキーリ自身にもスポットを当てている中でも、ハーヴェイの過去を振り返っていく前作の雰囲気に近いせいか、ハーヴェイがいろいろと痛々しい中でほっとできるインターバル的な話。
     「砂の上の白い航跡」は、キーリの母親のエピソードが涙なしには読めませんでした。トリ・ペリと同じく、愛しい人にま

    0
    2014年10月01日
  • キーリ 死者たちは荒野に眠る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     この本のレビューを見ていると「中学のときに出会った」という方が多いですが、わたしも中学のときに出会って衝撃を受けた一人です。
     主役3人が、旅を通して「生きる」(既に死んでいる人もいるけど、敢えて「生きる」)意味・目的を発見・再発見していくさまが、中学生くらいの心に響くのかな、とも思ったり。

     退廃的な「惑星」を舞台に、「生きている」少女・キーリと、「死なない」青年・ハーヴェイ、「死んでいる」ラジオの憑依霊・兵長が旅をする話。
     化石燃料のスモッグと黄砂で灰色と黄色に染まった空気が見えてきそうなくらいの風景描写と、ちょっと捻くれた性格の三人称がとても好きです。風景描写と心理描写が一体となっ

    0
    2014年10月01日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(5)

    Posted by ブクログ


    鳥籠荘の住人が真人間だったらという短編パロディーから始まる。
    双子ママはいったい何歳なんだ。
    大学生・小学生の息子がいるのにご懐妊ですか!
    もう双子ママの狂愛たまりません、大好きです。

    0
    2011年02月08日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(2)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2 双子のための物語!

    へれんさんは良い女優になれると思う。
    双子老人の活躍に期待をしていたら双子ママが強烈だった。
    この狂った双子ママ大好きです。
    ユウちゃんとユキちゃん、事実だけを述べればホモになるが、相手を女の子だと思って婚約とキスなんだから、ホモじゃないよね。
    事実を知ってショック受けたんだから。
    子供の純愛ってほんわかするね、可愛い可愛い。
    キズナを押し倒したユキくんに惚れました。

    0
    2011年02月08日
  • カスタム・チャイルド

    Posted by ブクログ

    これ読んで壁井さんのファンになりました。
    これ読んで壁井さんのファンになりました。
    これ読んで壁井さんのファンになりました。

    0
    2010年10月26日
  • カスタム・チャイルド -罪と罰-

    Posted by ブクログ

    もう、なんか電車で涙が出そうになったほどに、痛々しかった。

    そして最後に救いがないです。

    あぁ、ほんとにこんなに痛々しい青春ものは初めて読みました。

    心に響く言葉が沢山あって、それは人間の歪んだ部分であったり、いつも目を逸らしている自分であったりが頭によぎるから。

    それは物語の中の、春野がどうだからというわけではなくて自分とどこか重ねて見てしまうから本気で電車で泣きそうになりました。

    遺伝子工学が進んでいる現代で、カスタムチャイルドのような世界が出来上がる可能性はゼロじゃない。

    そんな妙なリアリティが読者を物語の中に引き込みます。

    最初は、トランスジェニックを肯定するこの世界を否

    0
    2010年09月28日