壁井ユカコのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ【収録作品】零れたブルースプリング/ヒツギとイオリ/flick out/ハスキーボイスでまた呼んで
「零れたブルースプリング」 小児病棟に入院中の怜と怜が飛ばした風船に結ばれていた手紙に返信した「満里衣」の文通。「満里衣」として文通を始めてしまった満生も怜も微笑ましい…… と思っていたら。軽い筆致が心に響く。
「ヒツギとイオリ」 全ての感覚を周囲に拡散させる能力を持ったヒツギと、痛みや温度を感じられないイオリの交流。
「flick out」誰かにいなくなれと思われると強制的にテレポートさせられるナオ。これは辛い。
「ハスキーボイスでまた呼んで」 タイムリープもの。これはエモい。 -
Posted by ブクログ
/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/
シリーズ一作目。バレー小説なんて初めて読みました。今作は三部構成で、登場人物紹介的な感じでした。試合で熱くなる展開や、きつい練習が展開されるという描写はありませんでした。
このあと、面白くなっていくのかな…
私はバレーボール少年だったので、懐かしいです。社会人になってからも、いろんなところでやっていましたが、最後にプレイしてから20年ぐらい経っているかな…
もう、できないだろうな…
セッターというのは一番上手い人がやるものでした。トスやレシーブはセンスが必要で、私は全くダメでした。なので、打つだけ。サーブレシーブの時は、ボールよ来るなと、よく祈ってました(^^)
今作品では天才セッターが出てきて、すごいカッコ良い雰囲気出してますし、アニメのハイキューでもセッターが取り上げられているので、セッターのカッコよさが目立つ時代になっていますが、当時はトスを上げるだけの役割で、まったく目立たないということもあり、不人気ポジションでした。中学でセッターやってた友人は、自分もアタッカーになりたいと、高校ではアタッカーになっていました。
高校の時のセッターは、文句言われながらも、頑張ってトスあげてました。昔は多くの学校で、そんなポジションだったんですよね…
/_/ あらすじ _/_/_/_/_/
連作短編集です。
時間軸が進んだり、戻ったりするので、把握しにくいですが、公誓が中3から高1までお話しです。
第一話 少年ユニチカ
・黒羽祐仁がメインで話が進む。
・天才セッター公誓が東京の学校での騒動をきっかけに、東京の学校から田舎の学校に転校する。その学校でも周りとうまくあわせて生活することができず、1人浮いた存在に。そんな中、バレーを通して黒羽と友人になっていくが、それも順風満帆には進んでいかない。
第二話 ドラキュラと荊
・末森荊がメインで話が進む。
・第一話から一年後、バレーに打ち込む荊だが、女性特有の成長によって、能力が衰退しているとイラつきの日々をおくる。一緒にバレーをしてきた男性の棺野は、メキメキと成長しており、棺野に対しても苛立ちを隠せない。
第三話 犬の目線とキリンの目線
・小田伸一郎ごメインで話が進む。
・七符清陰高校にて球技大会が開催される。その中で、公誓が久々にバレーボールをする。
/_/ 主な登場人物 _/_/_/
■銘誠学園中学校 めいせい、東京都
灰島公誓 きみちか、天才セッター
井川 セッター
吉野爽太
小向 リベロ
■紋代中学校 福井県
黒羽祐仁 ゆに
黒羽絃子 いとこ、祐仁従姉妹
黒羽頼道 絃子兄
■七符清陰高校 ななふし、福井県
末森荊 いばら、女子バレー部
小田伸一郎 バレー部主将
青木操 副会長、バレー部副主将、キリン
長門亮 男子バレー部、祐仁同級生
棺野秋人 男子バレー部、荊幼馴染 -
Posted by ブクログ
発売当時の10年ほど前、1度読んで面白かった記憶があったので再読。
遺伝子工学のみ発展した仮想現代。遺伝子操作で子供の見た目、能力の傾向などを操作可能。
育児放棄されカスタマーサポートの担当だった知佳さんに拾われ育てられてた春野。
遺伝子操作を悪とする宗教にハマった親を持ち遺伝子操作されることなく生まれた清田。
アニメのキャラクターそっくりに作られた冬上レイ。
そんな毒親から生まれた男女3人。親のエゴで性格が曲がってしまった登場人物の苦悩の青春小説。
ただ、一般的な青春小説のように煌めいていないし、読み終わった後スッキリはしない。
文章に関しては酷くは無いが、ラノベの感じが残っていで好き嫌いはあると思う。
ストーリー自体は面白いが、終わり方がこれもまた好き嫌いあると思う。
病んでる登場人物の為個人的には好き。