壁井ユカコのレビュー一覧

  • キーリ 死者たちは荒野に眠る

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    個人的に、不死人であるハーヴェイのキャラクターが不器用で切なくてとても好きです。

    後悔と、苦しみと、切なさと、悲しみと、いろんなものを背負って人は生きていて、いろんな人に出会って信じ信じられてやっと、自分を知るんだなあと、

    自分や周りの人間を重ねて思いながら
    読みました。
    不器用な登場人物がとても物語を引き立てます。

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    2013年09月26日
  • 14歳限定症候群

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    いろんな感情が存在するのが14歳女子。凄く経験のある感覚から、理解がイマイチ出来ない物まであったりだったけれど、この時期は小さな経験でゴロッと考え方等変わる時期なんだと思う。

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    2013年08月01日
  • NO CALL NO LIFE

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    切なくて、愛しくて、私の中でいつまでもきらきら輝いている存在。
    はじめて読んだ時から何度となく読み返してるけど、何度読んでも泣いてしまう。でも、泣きながらも、なぜか微笑んでる。切ないのに、幸せな気持ちにあふれる。

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    2013年07月26日
  • 14歳限定症候群

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    単行本振りに。
    壁井先生の本では1、2に好きかも。

    14歳の少女の純粋な可愛らしさ、自分の価値をわかっているずるい可愛らしさ、時に強く、弱くなる彼女たちの行動から目がはなせなかった。

    引き付けられる設定と文章の読みやすさがすごくはまった。

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    2013年05月07日
  • キーリIX 死者たちは荒野に永眠る(下)

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    ファンタジーのライトノベル。
    普段こういうものは読まないけど、友達に貸してもらった。
    現実離れした設定だけど、読めば読むほどだんだん色んな辻褄が合っていくのが奥深い!
    9巻あったけど、最後の方は続きが気になって2〜3日で読み進めてた。
    キーリとハーヴェイのやりとりが可愛くて面白い。
    個人的にはベアトリクスが好きだったな。

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    2013年02月01日
  • キーリ 死者たちは荒野に眠る

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    思い出の本です。

    中学生の頃に読んで、一気にシリーズ読破しました。

    キーリとハーヴェイと兵長の関係が好き。

    ラストは泣けました。

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    2013年01月27日
  • キーリ 死者たちは荒野に眠る

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    荒廃した世界に、死なない男と霊が乗り移りしゃべるラジオ、そして幽霊の見える少女が出会って旅をする話。
    幽霊が絡むので、とにかく切ない話が多く、
    荒廃した世界が舞台なのも相まって
    読後の切なさが半端ないです。
    そういうものが大好きな私が本当に偶然に出会った名作です。
    アニメ化して欲しかったなぁ…今からでもしないかなと思い続けています。

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    2013年01月07日
  • イチゴミルク ビターデイズ

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    さすがカーヴェイ、を再認識。タイトルのケバケバ感から敬遠していたが、予想外に爽やかでキレイにまとまっている。壁井独特の畳みかけるような?文体も健在で、キーリ以来のファンである自分にとっては嬉し懐かし!今作は異色、異色と言われているが、読んでみるとそうでもない気がする。たしかに主人公の年齢は高いほうだが、性格的にはいたっていつも通り。こんな感じが、いいのです。

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    2012年12月08日
  • 14歳限定症候群

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    14歳の少女たちの儚さとか脆さとか狂気とか甘さとか、色んなものが混ざったような空気が漂うような物語。

    少女たちの身にそれぞれ突然起こった異常。
    それぞれに異常と向き合って、
    そして、それぞれが迎えた結末。
    衝撃の連続だった。

    読み応えのある一冊でした。

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    2012年12月03日
  • キーリV はじまりの白日の庭(上)

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    キーリⅤ はじまりの白日の庭(上)

    キーリとハーヴェイそしてラジオの兵長は、不死人がいるという噂を聞いて、ベアトリクスかもしれないとウエスタベリへやって来た。街は植民祭の季節。ハーヴェイの知り合いの興行団と出会い、彼らのキャンプに世話になる事にしたキーリ達。そこを拠点にベアトリクス捜索を開始する。しかしハーヴェイは、なぜか一人で出掛けてしまう。興行団の手伝いをして時間を過ごすキーリ。ある日買い物に出かけたキーリの目の前に予期せぬ人物が現れる。そしてーー!?
    新展開を見せる人気シリーズ。今回のエピソードは、〈上〉〈下〉巻構成。


    ***


    4巻の感想が遅れた理由のひとつに、今回の表紙が

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    2013年01月06日
  • キーリIII 惑星へ往く囚人たち

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    キーリⅢ 惑星へ往く囚人たち

    “砂の海を渡る船”を降りたキーリと〈不死人〉ハーヴェイそしてラジオの憑依霊・兵長は、炭鉱の街に住むことに……。キーリは初めてのアルバイト生活を楽しんでいたが、ハーヴェイはほとんどの時間をアパートの部屋で過ごしていた。
    ある朝、アルバイトに出かけるキーリを狙うかのように、上の階からフォークが落ちてきた。なんとか防いだハーヴェイは、フォークを落とした張本人の部屋に向かう。しかし、そこは空き部屋になっていてーー!?
    第9回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞作、第3弾!


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    今回もハーヴェイは痛い目にあいます。ていうか命の危機?
    キーリは階段から突き落とさ

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    2012年11月26日
  • キーリII 砂の上の白い航跡

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    キーリⅡ 砂の上の白い航跡

    14歳の少女キーリと〈不死人〉ハーヴェイ、そしてラジオの憑依霊・兵長は、“砂の海を渡る船”に乗ることに……。
    乗船前、町の海岸で、キーリは動いている3体の小さな人形達を見かけ、追いかけていく。繁華街を抜けて、その人形達が行き着いた先は、寂れた鍛冶屋だった。キーリが中を覗くと、店の主は一心不乱に作業をしており、その傍でロボットが器用に立ち働いていた。キーリは、そのロボットに招き入れられて店の中へ。しばらくして、その店の様子が変なことに気づき帰ろうとするキーリ。しかし…!?第9回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞作の続編、登場!


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    今回もハーヴェイは痛そ

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    2012年11月26日
  • 14歳限定症候群

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    たまたま本屋さんで新刊チェックしてたら発見!壁井さん好きなので、速攻購入して読みました。恋とか性とか友達とか見栄とかエゴとか未来とか。なんかそんな全てがグルグルとゴチャゴチャと入り混じって14歳の少女たちは形成されているんだなぁと、そしてその描き方が上手い。変身して9日間で戻ることによって、そのゴチャゴチャとした14歳の少女期って尊いんだなぁ、と気づかせてくれる小説でした。

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    2012年11月21日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(4)

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    絵のヌードモデル、引きこもり新鋭画家、女装の麗人、ゴスロリ小学生、ネコの着ぐるみ、妄想癖の美女、不気味な双子の老人たちーー〈鳥籠荘〉に棲みついたちょっとおかしな住人たちの、だいたいフツーでだいぶおかしな日常をつづる物語第4弾。ーー今回のお話は、着ぐるみパパがお見合い!?山田家と加地家を巻きこんだちっちゃな事件簿(第1話)。浅井と由起の弟妹がやってきた。ところが浅井と由起が大喧嘩して……(第2話)。鳥籠荘随一の変人・へれんさんのフィアンセ登場。しかしへれんさんはフィアンセを拉致監禁!?(第3話)。浅井がキズナにモデルの解雇を通告、さらに鳥籠荘から住人立ち退きの噂がーーなど急展開の全5編を収録。

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    2012年09月11日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(3)

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    絵のヌードモデル、引きこもり新鋭画家、女装の麗人、ゴスロリ小学生、ネコの着ぐるみ、妄想癖の美女、不気味な双子の老人たちーー〈鳥籠荘〉に棲みついたちょっとおかしな、けれどいろいろフツーの日常をつづる物語集第3弾。ーー今回のお話は、〈鳥籠荘〉の奇妙な嵐の一夜をめぐるちょっとしたホラー&ミステリイ。誰も素顔を見たことがない管理人さんの正体は?着ぐるみパパの中身がついに暴かれる?さらにその晩、〈鳥籠荘〉で殺人事件が発生。住人の惨殺死体が発見され、浅井が殺人容疑をかけられてしまう。事件の真相を追うキズナの身にも危険がーー!?
    着ぐるみパパのデートをめぐるこぼれ話も収録。


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    巻を追うごとに甘

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    2012年09月01日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(1)

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    不思議な感覚。著者もあとがきで言ってたように、何も大きな事件的なものは起こらない。なのに、読んでるとちょっと心臓ひりひりする。

    壁井さんワールド全開!!

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    2012年07月30日
  • NO CALL NO LIFE

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    夏ですし、と再読。

    やっぱり切ない。お互いがお互いしか見えてなくて二人ともどうしようもなく子供なんだけど、なんとなく共感できる部分もある。

    ラストは久しぶりに読んだけど、ちょっと泣きそうになった…

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    2012年07月26日
  • キーリIX 死者たちは荒野に永眠る(下)

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    読み終わったあと、すごく頑張れる気がする本だと思います。どの話も好きだけれど、読み続けてのラストだから彼らの旅の終着がとても幸せだと思えてしまう。だからこの話が一番好きです。
    涙がとまりませんでした。

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    2012年05月17日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(1)

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    中学生のときに、表紙買いした本。

    文章と絵があってて、好きでした。


    三話くらいの刹那に生きる女の子たちの話が好きです。


    サチの気持ちが痛いほどわかる。

    変化のない日常にたゆたって、年を重ねて、なんでもない"オバサン"になっていくのが怖い。

    きっとそれは、十代の少女たちの心のどこかに棲みついてる。

    でも、誰もその過程を逃れることはできない。

    諦めて、身を委ねて、死にたくなるほど悩んだ日々も忘れていくのかもしれません。

    それが、怖い。

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    2011年11月13日
  • イチゴミルク ビターデイズ

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    どうしようもない男性に魅かれてしまう女性が主人公なのですが、それがなんだかかわいらしくて、文章も読みやすいのでサクサク読めました。
    壁井さんのは「キーリ」しか知らなかったので、現代ものはどんな感じなのかしらと興味があって手にとってみたのですけど、心理描写? とかがわかりやすくて、あっちいったりこっちいったりって迷ったりする様子に共感できました。

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    2011年10月13日