西炯子のレビュー一覧
-
無料版購入済み
良質な短編集です
試し読みできた範囲では2作、読めて、なるほど、ラジオに関連した連作短編でした。
実はマンガ家としてはベテランさんのようですが、実は初読だったようです。
ラジオの人生相談と夏休みのラジオ体操が出てきますが、ちょっと前々の舞台で、なるほど達者な方です。 -
ネタバレ 購入済み
表紙の意味
中1のヒロインがさつまいも、小1の弟がカキ氷系?、土木課のお父さん焼酎、
主婦のお母さんハイビスカス。お父さんと同級生。
お母さんは綺麗だけど飲めもしなけりゃ食えないひとと言いたいのであろうか。
いやいや、バラのジャムってあるから、ハイビスカスのジャムもあるかも、
だとすると、それなりに手を加えないと食えない人と言いたいのか。
お好みで。 -
Posted by ブクログ
「波の間にまに」
ラジオにまつわる人間模様が6つの短編に描かれています。
なので、書名の「波」とは、ラジオの電波のことを指すのでしょう。
AM放送、FM放送。ラジオの電波は今ではネットを介して全国に飛び、故郷のラジオ局の放送が進学先や転勤先、嫁ぎ先で聴くことができます。
離れると画面が見えなくなってしまうテレビとは異なり、ラジオは聞こえる限り、広い範囲にいる人が一同に聴くことができます。
また、生放送が多いのが特徴で、聴いている人同士が時間を共有している一体感が魅力でもあります。
耳の穴はいつでも開いているので、何をしている時でもラジオは聴くことができます。耳を傾けさえすればよいのです。料理もできます。洗濯物も畳めます。スキーもできます。体操もできます。。。
そんなラジオの波が飛び交う間にまに、人は様々な活動をし、聴く人たちの間に人間模様を垣間見ることができます。
聴く側としてラジオの波を受け取る人たちもいれば、話す側としてラジオの波を流す人たちもいます。
聴いている人たちが様々なら、話す人たちも様々です。全国ネットのキー局もあれば、地域のコミュニティFMもあります。
どうぞ本書の6つの短編を読んでご覧になってみてください。きっとラジオのスイッチを入れてみたくなるでしょう。(わたしが一番好きだったお話は、
「遠い駅の2階で」でした。)
さて、巻末で作者の西炯子さんが、家にラジオがいくつあるか数えたら車を含めて15あったと書いています。
みなさまの家には、ラジオ、いくつありますか♡
〔作品紹介〕
ラジオと人の絆をめぐる6つのストーリー
『娚(おとこ)の一生』、『姉の結婚』、『たーたん』、『さよならごはん』など、繊細な心理描写と魅力的なキャラクターで人気の漫画家・西炯子氏の最新作登場!
「ビッグコミックオリジナル増刊号」で大人気の読切シリーズがついに単行本化されました。
結婚、初恋、家族、仕事・・・ ラジオにまつわる人生物語を集めた、珠玉の短編集の本作。
収録作品は「TRAVELING RADIO BUS」「あたらしい朝」「遠い駅の2階で」「またの名を美由紀」「ひとりと3人」「春になれば彼は」の全6話。
ラジオ人生相談、ラジオ体操、ミニFM局、朝の長寿番組など毎回異なる題材で、毎回異なる登場人物が、感動のドラマを繰り広げます。
現役のラジオリスナーはもちろん、かつてのラジオ好きやラジオの魅力にまだ触れていない方まで、心が暖かくなる物語がつまっています。
【編集担当からのおすすめ情報】
長年の熱心なラジオリスナーである著者・西炯子氏が、満を持してスタートした本作。ラジオ番組の制作現場などの話だけでなく、さまざまな視点でリスナー側のドラマも描かれます。「ラジオっていいな」という気持ちになれる一作です。
-
Posted by ブクログ
あっちゃんち(木造アパート2階の一室)には、二人のあっちゃんが住んでいます。
一人は垣ノ内 亜希子(かきのうち あきこ)さん33歳、もう一人は宮本 あつ子(みやもと あつこ)さん80歳です。
亜希子さん(33)の口癖は、「しかるべき何々」「どうせ何々」「私は何をやっても」「結局は何々」・・・
あつ子さん(80)の口癖は、「あなたいい人ね」「何々っていいわね」「ありがとう」「あら、ステキじゃない?」・・・
亜希子さんとあつ子さんとの出会いは衝撃的でした!
なんと! あつ子さんは道端で「拾ってください」と書いた段ボール箱に入っていたのです。
何だろうと箱に近づく亜希子さんの目の前に、あつ子さんが飛び出して来ました!
「拾ってくださらない?」
逃げようとする亜希子さんをあつ子さんは追いかけてきます!(コワい)
アパートにたどり着き、逃げ切ったと思った瞬間、あつ子さんは後ろに付いて来ていました!!
結局、あつ子さんは、ズルズルと亜希子さんの部屋に住み着くことになりました。。。が、
亜希子さんの生活は、少しずつ好転していきます♡
人と一緒に何かをするのが苦手な亜希子さんは、(おだてられて)売れない雑貨屋「わーる堂」をひとりで経営していました。
家賃を滞納して行き詰っていた亜希子さんのもとに訪れたあつ子さんは、はたして(ピンクアフロヘアで個性的ファッションの)天使なのでしょうか??
先日ご紹介した『さよならごはん』の西 炯子(にし けいこ)さんの作品です。
どちらも主役は高齢者です(『さよならごはん』の平川 健一さんは70歳)。
平川さんは人生で食べてきた美味しかったものを振り返り、人生の最高の一瞬を文字通り噛みしめています。
あつ子さんは、(ある目的で北海道から東京へやって来て)日々の新しい出会いや出来事を(破天荒に)楽しんでいます。
二つの作品から、みなさんは何を受け取るでしょうか?
少なくとも、この作品からは、元気をもらえます♡
グジグジしてても一日は終わっていきます。
(主人公が80歳だからこそ切迫感をもってこう思います、)
毎日を、精一杯イキイキと、楽しもうではありませんか!
みなさまの日常生活も、あつ子さんから元気をもらって輝きますように♡
〔作品紹介・あらすじ〕
おばあちゃん、拾いました。
垣ノ内亜希子、33歳。
流れで雑貨店の経営をすることになったけど、
上手くいかず人生詰みかけ中。
そんなある日、道ばたの段ボールから
謎のおばあちゃんが飛び出してきて…!?
めちゃくちゃだけど、あたたかい。
女ふたりの共同生活が始まる―!
【編集担当からのおすすめ情報】
「娚の一生」「初恋の世界」の西炯子が贈る最新作!
33歳と80歳。女ふたりの共同生活、ぜひお楽しみください! -
ネタバレ 購入済み
約10年後のお話。
1966年生まれで70才になる定年過ぎの爺さんが、多分ステージ4のがんが見つかって即入院するところから話は始まります。
つまり2036年の話。ついで病院食がまずい、私見ですが不味いとは思えない絵になってる。
余命3月、にしては元気なジジイです。ちなみに鈴木保奈美と同い年、丙午ですね。
イチローの奥さんも怖かったけど、どんな感じになるのでしょうか、速やかに草場の陰にご退場願いたいものです。
だってすんげえ怖そうじゃん。こんなの増えたら世の中ホラー映画になちゃうよ。
本人キレイなつもりで周りからお化けみたいに怖がられるのってギャグですね。
余命と言われるからには転移が進んでいるのでしょうが、その辺の詳細は次巻みたいです。
日清カップヌードルの最初期型とか、ビーフシチューの練習台とか、薄焼きの卵焼きに乗せたナポリタンとか、イナゴやミナ貝とか、
レバニラとか、ふりかけで電気釜に残ったご飯全部食べちゃうとか、すき焼きとか、色々出てきます。
カップヌードル最初期型は容器が大変で、ポリスチレンで残留スチレンがキレイに抜けないからスチーム洗浄?
噛ませたのを使って、発泡容器作って製品としていた。
今日ではものがいいので単純に作っているはず、多分。
ビーフシチューは笑い話だけど光栄な話でしょうね。
ナポリタンは美味いと思ったことない。お金を出してまでイナゴを食おうとは思わないけど、
ここの貝は正式には「すがい」、5〜9月が旬、今日では九州各地で旬の時期採取したのをパック詰めしたものがネットで入手可能。
千葉とかでも獲れるらしいが、千葉では伊勢海老とか捕まえるのに忙しくて放置されてる様子。
レバニラはレバニラもやし炒めになってる場合が多いですが本作ももやし入り、
安いのは当然もやしの含量が多くなりあっさりしてくる。これはこれで美味しい。ふりかけも日常的には使わない。
すき焼きも美味い牛肉、お高い牛肉では食ったことない。個人的には肉より魚なので割とどうでもいい。
日本でなければ食えない魚等の筆頭は、虎さんはじめとした河豚、猛毒あるから資格を有する調理人が必要。
ついでアンコウ、これは季節限定。お次はスッポン、これまた捌くのには技量が必要。おあと鰻、
欧州にも鰻はいるけど、これだけうまく料理できる国はない。ドイツじゃ純日本風のは多分食えない。
とりあえず次巻も購入します。 おあと来年度以降に、ミナ貝のパックもね。
お好みで。
-
無料版購入済み
何気ない日常
70歳で入院してきた平川さんと、その担当看護師さんのやり取りがメインです。昔、こんな美味しいものを食べた、という内容の連作ですが、そんなに高級な食べ物が出てくるわけではないです。
ただ、マンガがかなり達者な方というのは分かります。