藤田和日郎のレビュー一覧
-
匿名
無料版購入済みおすすめです
オススメです※途中からですが
初めの頃は正直訳の分からない。。強いていえば「つまらない」と感じることが多いのですが
ある程度進んでからは、続きが気になるようになる不思議な漫画です。
作画が独特ではあると思いますが、そこで躓かずに読み進めて頂きたい漫画です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ☆完(全25巻)
〜序章〜
・双亡亭というお化け屋敷があった
・総理は双亡亭の破壊を命ずるが破壊できず
・屋敷の一部に住んでいた緑郎は病院へ搬送
・隣のアパートに住んでいた絵描きの凧葉も家をなくす
・40年前に失踪した凧葉の親族の青一が突如発見される
・緑郎の姉で巫女の紅が現れ緑郎を連れ去る青一と対峙
〜初突入編〜
・双亡亭の建設者は坂巻泥努
・破壊プロジェクトのメンバーが双亡亭に侵入
・自身の肖像画から伸びた手に引き摺り込まれ触手に取り込まれ自我を失う
・凧葉と紅、アポーツ能力のあるフロル、アウグスト博士は助かる
・青一と緑郎は首相官邸に呼ばれ双亡亭の秘密を聞く
・双亡亭は絵の向こうの侵略者の更衣室のような場所
〜青一過去編〜
・青一は45年前の旅客機事故で何者かがいる惑星に辿り着いていた
・優しくしてくれる何者かは侵略者に苦しんでいた
・45年間青一たちは侵略者と戦い続けた
・ついに侵略者の星を壊しに行く
・侵略者は双亡亭にワープし逃げた
・青一はワープ途中に妹のマコトと離れ離れに
・青一と緑郎は総理と双亡亭へ
〜窒素編〜
・双亡亭では操られた人々は地下を掘っていた
・弱点の窒素がない水を求めていた
・青一が双亡亭に到着
・双亡亭を次々と壊していく
・フロルの能力で窒素をアポーツさせ爆破
・操られた人々は溶ける
・ヘリで救出してもらう
・紅は残り帰黒という謎の霊能力者と同行
・帰黒は残花という元兵士と双亡亭に昔の時代から入っていた
・坂巻泥努は昔侵略者が落ちた沼地を埋め立てた土地に双亡亭を建てた
・そして侵略者をしのと称し言いなりにしていた
・凧葉は兵士たちに襲われている帰黒を助け死にかける
・帰黒の髪が溶けた聖水により復活
・紅がモデルとして泥努に連れ去られる
〜再突入編〜
・双亡亭生存者のフロルたちはきりた姉妹に騙され隔離
・凧葉の協力で脱出
・侵略者に操られていたきりた姉妹を解放させ装備を新たに双亡亭へ再突入
・紅は泥努のモデルとなる
・帰黒の聖水は操られている者にヒビを入らせ泥努の絵にもヒビ
・青一や凧葉、緑郎、帰黒は泥努の絵を目指す
・なんと帰黒は時空間で離れ離れになったマコトだった
・緑郎は身体の一部に残ったしのの残りで侵略者を操ることができるようになる
・紅は言葉を交わすうち泥努と心が打ち解けていく
・再突入組は操られた五頭応尽にたじたじ
・五頭はきりた姉妹の父親
・緑郎が頭を撃たれる
・緑郎たちと再突入組が合流しきりた長女から眼を取り返す
・緑郎は青一の水に守られていた
・霊体となった緑郎はしのが帰黒の聖水を凧葉が泥努の描いた絵の上に重ねて描くことで絵は消滅することを聞く
・緑郎は五頭の追手を振り切り体に戻る
〜五頭応尽編〜
・国は双亡亭への遠距離射撃を決定
・双亡亭の爆発は侵略者の世界と繋がってしまうことに気づく
・2手に分かれて泥努の元へ向かう
・きりた姉妹のしのを騙す作戦だった
・帰黒と凧葉は時空の歪みのある廊下をわたり過去へ
・その頃泥努は五頭の襲撃に遭っていた
・紅を人質にされ守りながら応戦
・しのの登場により絶体絶命
・凧葉が救出
・凧葉と泥努、緑郎は天井にあるはずの五頭の心臓を探す
・五頭の式神是光の心臓を見つけ元に戻す
・五頭応尽の父親だった是光が応尽を喰い殺す
・ついに自衛隊の攻撃が始まる
・帰黒の髪でも防御しきれず侵略者の世界から怪獣が現れる
・残花と泥努の話し合いもまとまり残火が双亡亭に残ることを決意
・直後残花はミサイルの攻撃により死亡
・泥努は凧葉に協力してもらい絵を完成させ呼び出した異世界からの力で残花を救うことを約束
・しかし凧葉が泥努の憎き月橋読座の先祖と知り激怒した泥努は侵略者を絵から全て呼び寄せてしまう
〜絵描き対決編〜
・凧葉と泥努の絵描き対決が始まる
・凧葉が勝利し巨大絵の門は閉じる
・侵略者の海への進出も霊能力者たちの力により迎撃に成功
・凧葉と泥努は和解
・泥努は自ら双亡亭を壊す
・凧葉と青一は双亡亭の過去につながる廊下から泥努が由太郎の頃に遡り姉を殺さずに済むよう救う
・フロルがアポーツ能力で凧葉と青一を連れ戻す
[総評]
独特な絵と世界観だったけどあっという間に読めたー
おもしろかったー -
無料版購入済み
なんとも味がある
なんとも味のある作品。
まず絵が個性的。
背景は当時のものに忠実で、キャラ絵はかなりクセが強い。
ただ、何となく愛嬌のある顔立ちで、これなら個性として容認できるというか、むしろ積極的に主張できるレベルだと思う。
そしてストーリー。
主人公、そして語り部でもあるのは実在した人物であるメアリー・シェリー。
彼女は1797年にロンドンで生まれ、1817年…20歳の時に「フランケンシュタイン」を執筆している。
そして本作の「現在」は1844年であり、語られる「事件」が起きたのは1842年。
このあたりのメアリー関連の設定は史実に忠実であり、好感が持てる。
さらに、巻末を見ると軍事・風俗考証と舞踏設定協力・振付担当の2人の専門家が付いており、かなり本格的。
本作の内容自体は「フランケンシュタイン」を地で行くようなSF系のジャンルではあるが、違和感なく受け入れられる。
この後は「フランケンシュタイン」と似たような展開が待っているのではないかと思うが、オチがどうなるかなどは全く読めず、先も気になる。
やや文字が多く、苦手な人もいるかもしれないけれど、これはかなり個性的で評価されるべき作品だと思う。
-
Posted by ブクログ
藤田和日郎「シルバーマウンテン」。
物語の展開が1巻から怒涛で、情報を整理する前に次から次へと叩き込まれるので、引き込まれるというか引き摺り込まれる。
表紙の二人の少年が、実は老人が異世界に召喚された姿。この二人は腐れ縁のような好敵手っぽくもあり、不倶戴天の間柄でもあるような関係でもありそうだし。そういう関係になった経緯も気になるところ。
仮面ドラゴンをめぐる異世界ファンタジー冒険譚が始まっているのですが、そのドラゴンの言っていることが、全て真実かどうかもわからないので、いずれ裏切るのでは?という疑惑も抱えてしまうし。
そして、何より「シルバーマウンテン」と島本和彦作品『ヴァンパイア滾』が、同時に少年サンデー誌上で連載されているという事実。
この両者のファンを煽りに煽る所業は偶然なのかどうなのかですが、まんまとサンデー編集部の策略に乗せられている始末です。
もう、広告や販促のやり口が、この二人の関係性を利用しようという意図が見え見えなんだよなぁ。
互いに丁々発止とやり合うことを娯楽として見せてくれる仲なのは、漫画ファンの了解を得ている関係で。それがサービスでありながら、本音をぶつけているということが事実として伝わってきているのが、漫画の主人公そのものという感じです。おそらく、二人とも了解済みなことで、というよりも常々意識していることなのでしょうね。おそらく、この二人は好敵手として、全ての漫画家を認識していて、負けてなるものか、と切歯扼腕しているのだと思います。
表紙の二人は黒髪が銀兵衛、オールバックが兵頭。
この二人がそのまま、藤田和日郎と島本和彦に投影できてしまうのが興をそそられます。
作者同士の場外乱闘で話題を提供しながら、肝心な漫画そのものの魅力も見せつけてゆくというやり口を見つけてしまったサンデー編集部。
これって、だいぶ禁じ手だと思うし、マッチメイクによっては単なる泥試合にしかならないのではないでしょうか。この二人の漫画家としての実力と関係性の認知度があってこその禁じ手。
もう二匹目の泥鰌はいないと思うので、一期一会に出会えた幸福を楽しみたいと思います。