森沢晴行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1〜14巻まで一気読み。
思ってたのと違って、のんびりしているようなしてないような感じの学園もの。王道の天然モノの強い主人公元勇者が、アフター勇者に学校に入学し”普通”の学生生活を楽しむというようなストーリー。まあ、普通ってなに?という感じが面白い。基本、女性多めだが男性キャラもいいのが揃っている。
数年前に、10冊300円とかそんな感じで買ったものの、完結していなさそうなので、そのまま放置していた物件。先々月にアニメが始まったので、ふと思い出して読み始め、そのまま14巻まで買い足して一気読み。主人公ではなく、周りの友達が強くなっていくのがとても面白い。アインとツヴァイ推せる! -
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Posted by ブクログ
天ツ国人を見下し圧倒的な物量で攻勢をしかけるレヴァーム海軍司令長官のヴィルヘルム・バルドーに対して、千々石たち「音無航空隊」はすくない人員で善戦をつづけます。その後、千々石と会えないことを悲しむ美空から波佐見真一(はさみ・しんいち)に面会の申し出があり、波佐見は彼女のために二人の仲をとりもつことになります。
一方で、海猫によって千々石の同僚たちは戦死し、バルドーが千々石の希望にこたえて海猫との決戦の舞台が用意されたことで、戦いの舞台にみずからの身をささげるという千々石の決意はかたまります。
戦闘シーンにかんしてはわたくしには批評する能力はありませんが、千々石と美空の恋愛描写については、ライ -
Posted by ブクログ
レヴァーム皇国と戦争に入った天ツ国で、戦闘機の操縦にかけてはだれにも引けを取らない千々石武夫(ちぢわ・たけお)は、「海猫」の異名をもつ優れた敵のパイロットと出会い、彼との雌雄を決する戦いに闘志を燃やします。
千々石は幼いころ、レヴァーム人と天ツ国人のハーフである吉岡(よしおか)ユキという少女に出会います。彼女の歌声に心を揺さぶられた千々石は、歌手になりたいという彼女の夢を応援し、ユキも飛空士になるという千々石の夢を応援します。やがて二人の夢はかない、ユキは水守美空(みずもり・みく)という名前で国民的歌手となり、千々石も並び立つ者がいない飛空士となりますが、二人が再会する機会はうしなわれていま -
購入済み
シリーズ前提で評価しづらい
突然異世界へ飛ばされた少女が巡る冒険譚。
恐らく昨今この手のラノベを読んでいる人には手垢がついた展開。
話す言葉を重要視している世界観で、異世界ならではの独特の不思議な感覚を演出出来てはいるが、斬新かと言うとそれほどでもない。
主人公を取り巻く謎の大きさがぼんやりと表示されるだけに終始しているというのも、前後編どころではない長期シリーズを前提にしていて、読み進めていて混乱するかもしれない。
今作は作者の別作品と設定を共有しているらしく、作者のファン、もしくは異世界ファンタジー(神話類型)に興味がある方が好きになる作品だ。もし両方でもなく、小説世界観設定のうんちくが嫌いという方に