森沢晴行のレビュー一覧

  • とある飛空士への恋歌3

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    ネタバレ

    ここから本編と言っても過言ではないくらいだった。
    空の一族との戦闘が始まり、前巻と打って変わって死と隣り合わせの世界。
    聖泉を越え、追憶との繋がりも見え始め俄然面白くなってきた。
    なのにチートキャラが一人いるのはどうかと思ったが。

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    2011年02月07日
  • とある飛空士への恋歌5

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    少年のほのかな願いが、世界を巻き込んだ「革命」へと変わる瞬間。なにかすごいものを目撃したような気になります。

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    2011年02月04日
  • とある飛空士への恋歌5

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    ネタバレ

    3巻や4巻に見られる派手な戦闘シーンはないものの、終盤の演説シーンなど見所は多く非常に楽しめた。
    最後の終り方ははっきりしたものは提示されず賛否両論あるかもしれないが、読者に想像させる隙間を作ったのは読後にいろいろと考える事が出来て自分にはよかった。
    楽しみにしていたシリーズが終った時の虚無感というか消失感が半端ないのは、それだけ自分がこのシリーズを楽しんで読んでいたんだと実感する。
    今後この’とある飛空士’シリーズが続くのか、はたまた違うシリーズが始まるのかは現時点では分からないが、この作者の次回作には大いに期待したい。

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    2011年01月21日
  • とある飛空士への恋歌5

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    ネタバレ

     シリーズ最終巻。『追憶』とは異なり5巻に及ぶ長編ということで、シリーズを通じた見どころとしては主人公カルエル・アルバスの成長にあるかと思う。1~5巻(4巻は無いけど)の表紙に描かれた彼の容貌を見るだけでも、その変化はありありと見てとれる。
     クレアが空族の下に去ってからは物語の時間経過に比べてページ数が非常に少なく、その間にカルエルが抱えていた感情は多くは語られていないが、一人で空族に挑もうと飛び出したことがあったと後日談で語られている。それほどまでに熱した感情を常に自分の胸に抱きながら長い年月を送っていたことを考えると、彼を突き動かしたものの巨大さ、それを抱き続けた彼の強さに心を打たれる。

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    2011年01月20日
  • とある飛空士への恋歌5

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    ネタバレ

    シリーズ通して名作でした。犬村先生の次回作に期待しております。
    「こういう演出を絵にすると綺麗だろうなぁ」ってのを文章で書くのがうまい作家だと思いました。

    「とある飛空士への追憶」での最終章を思わせる描写の美しさが、キラキラ光る。
    空戦はないです。そういうのは4巻がピーク。本巻はほぼ後日談のようなもの。
    1冊まるごとグッドエンド?

    ただ…、
    「とある飛空士への恋歌」を歌う人間が、幸せを約束されたヒロインとは限らない。
    最初のカラーピンナップ挿絵で、すでにヒロインの顔じゃなくなって、哀しそうなアリエルが印象深い。
    「追憶」はファナ様の話だった。「恋歌」は…、

    クレアは今回、一貫して
    分厚い

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    2011年01月20日
  • とある飛空士への恋歌5

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    一気に読んでしまった。普段はこういう終わり方の話は好きではないけど、この話はこれで良かったと思う。
    シリーズを通じて、読んで良かった。
    これで心置きなくレヴィアタンの恋人の続編を書いて欲しい。

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    2011年01月19日
  • とある飛空士への恋歌5

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    シリーズ最終巻。
    カルエルの成長物語だったように思う。
    クレアとアリエルの二人の対称性に考えるものがある。
    「歌えない恋の歌もある」このセリフが物語っている。

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    2011年01月19日
  • とある飛空士への恋歌4

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    ツンデレ笑ったw

    墓地や出撃直前のシーンに泣いた。
    空戦は変わらず熱かった。
    自己犠牲は好きではないけど、この物語では全員諦めてない。みんなを助けて自分も生き残るつもりで戦ってるから熱い。

    そして最後も驚かされた。

    戦略的に愚策としか思えないんだけど。続きが楽しみ。

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    2010年08月25日
  • とある飛空士への恋歌4

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    最高に面白かったです!!結構な分量があるのに一気に読みきってしまいました。
    僕は読むのが遅いので4時間くらいかかってしまいましたがww
    3巻のみっちゃんも壮絶でしたが、今回も壮絶極まる戦争シーンで手に汗握る展開でした。
    ただ、頼むから付属の帯とか表紙絵でネタバレやめてくれよ…展開読めちゃったじゃんかよ…
    次巻がラストらしいので、期待しています!!
    神作です、ぜひ読んでみてください!!

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    2010年08月24日
  • とある飛空士への恋歌3

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    正直、恋歌は追憶の人気にあやかった蛇足シリーズだと思ってました。
    が、この巻を読んで得心。1,2巻はこのための壮大な前フリだったんや!!!

    散りまくり、燃えまくります。

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    2010年07月12日
  • とある飛空士への恋歌2

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    アリエルが好き。私的に一巻より大分面白くなった印象。カルエルは悲惨な過去の割りに子供っぽい。義姉の教育のせい?

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    2010年05月26日
  • 蒼穹のカルマ2

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    ツンデレライバルキャラを立てて、トーナメント武会と、王道展開にみえて、やっぱり、ななめ方向へ。
    個人的に、槙奈に★1個ぷらす。

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    2010年05月24日
  • とある飛空士への恋歌3

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    完全にツボでした。星10つけたい。
    中盤から死亡フラグ立てまくりだったみっちゃんの壮絶すぎる最期で泣きました。
    ラストでアリー株急上昇。アリーは俺の嫁!
    追憶との絡みもあり、ファンとしては大満足でした。
    続刊に期待です!!

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    2010年05月04日
  • とある飛空士への恋歌2

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    空翔るロミオとジュリエット!
    この巻はとても面白いです。
    イスラで生活したくなること請け合い。
    聖泉到着までが描かれています。
    キラキラした日常とこれからおこりうる不穏な空気が如実に描写されていて、オススメ!

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    2010年05月07日
  • とある飛空士への恋歌

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    若干情景描写がくどかったが、中盤辺りから話がどんどん面白くなってくる。
    さすが、構成に力を入れてあるな、という印象を受けました。
    2巻も楽しみに読みたいと思います。

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    2010年04月30日
  • とある飛空士への恋歌3

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    ごめんなさい。追憶に比べると、恋歌は萌えに走った「ライト」ノベルでいまいち、とか思っててごめんなさい!!
    3巻まできていよいよ本領発揮。2巻までの話も、いわばひぐらしの前半と同じ、必要な溜めと理解しました。その落差が際立つ、三章 散華は白眉です。もう、もう、もうっ!!!!


    そしてラスト。追憶と同じ世界でも時代は全然違うと思ってたが、なんと同時代らしいと!?4巻早く出て~~~

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    2009年12月23日
  • 蒼穹のカルマ1

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    17歳っていう若い設定のはずなのに、叔母で少尉だからそんな感じがまったくしない男前な女主人公。
    2巻で百合方面に進むかどうかがわかるようなので期待中。

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    2009年10月04日
  • とある飛空士への夜想曲 下

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    ネタバレ

    犬村小六著『とある飛空士への夜想曲 下』を読み終えたとき、胸の奥に深い余韻が静かに広がった。物語が描き出すのは、ただの空戦記ではない。そこにあるのは、空を駆ける若者たちの理想と誇り、そして戦火に呑まれながらもなお人としての矜持を保とうとする魂の軌跡である。

    上巻で培われた人間関係や理想が、下巻では容赦のない現実の中に晒される。しかしその中でこそ、彼らの「信念」がより鋭く、より美しく輝きを放つ。著者の筆致は、一陣の風のように軽やかでありながら、戦場の悲哀や生の重みを確かに伝えてくる。空戦の描写は息を呑むほど緻密で、同時に登場人物たちの感情の機微が織り込まれ、ページをめくるたびに胸が締めつけられ

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    2025年10月29日
  • とある飛空士への追憶

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    「トリスタンとイゾルデ」を思わせる、古典的なべたで王道のストーリーですが、描写がたくみで、人物もとても(これもべたな設定なんですが)共感をもてるように描かれていて、すっかり感涙です。一冊できれいにまとまっているのもいいですね。このシリーズ、この後もたくさん読みましたが、最初のこれがやっぱり一番良かったです。変に太平洋戦争ネタをかぶらせていなかったのも、僕には好感が持てました。

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    2025年10月18日
  • とある飛空士への夜想曲 上

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    ネタバレ

     『とある飛空士への夜想曲 上』は、空の果てに生きる者たちの誇りと、戦火に焼かれながらもなお人を想う心の軌跡を描いた、静かな激情の物語である。
     前作までで培われた壮麗な世界観を受け継ぎつつ、本作は視点を大きく転じ、敵国側からの視線で「空」と「愛」と「祖国」の意味を問い直す。その挑戦こそが、この巻をシリーズの中でも特別な位置に置いている。

     物語の中心に立つのは、天ツ上の若き飛空士・千々石武夫。生まれと立場に翻弄されながらも、空を飛ぶことへの純粋な憧れと、自らの信念だけを頼りに戦場を駆け抜ける姿には、犬村小六らしい“孤高のロマン”が息づいている。
     彼の視界に映る空は、ただの戦場ではなく、人

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    2025年10月07日