森沢晴行のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
言葉をめぐる旅
凄かったです。
キャラクターも張り巡らされた伏線もストーリーも、全てが素晴らしい。めちゃくちゃハマりました。
異世界に迷いこんだ普通の女子大生雫と、彼女の保護者エリクの旅。
二人と一緒に異世界の言葉の謎に迫っていくのも楽しかったし、全ての謎が解き明かされるラストはハラハラドキドキさせられました。
面白かった~。 -
購入済み
素敵なお話しでした☆
とても素敵なお話しで、読むのが止まらなくなりました。少し漢字が難しくて読むのに時間がかかりましたが、それでも先に進めたい思いが強く、自分の知識不足をもどかしく感じました。時間をかけてでも読む価値のある素晴らしい作品だと思いました。
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Posted by ブクログ
ネタバレーーーーもう泣かないって約束してね。
ファナとシャルルのキャラクター描写がしっかりしていてとても読みやすかった。感情移入もしやすくて好きです。空戦の描写も突っかかる事もなく読めるし、緊張感と疾走感があって迫力がありました。
二人が一度会っているのに、それぞれが記憶に留めているものが違う、というところも、階級の違い、すれ違いみたいなものを感じられて良かった。たしかにこれは画面映えする作品だなあ。文章の全てで映像が見えるようでした。
一番好きなところは、サンタ・クルスも仲間に加えられたところです。「戻ろう」
終章で皇妃となったファナが、シャルルが隣にいなくとも強くあったことが救いでした。もう普通に好き -
Posted by ブクログ
飛空士シリーズの大団円。
第一作の追憶から追いかけてきた身には、ああ、これで終わったんだなあ、というなんとも言えない感慨が湧いてくる。
もちろん、この巻は誓約の最終巻なので、物語の中心はあくまで誓約の立場からなのだけど。
本巻はプレアデス奇襲作戦の全貌。
最後を飾る空戦場面はさすがに気合が入っていた。
すべての飛空士シリーズの主人公揃い踏みで(一部憑依してたけど笑)、いやが上にもワクワクする。
ただ、それだけに話が少し散漫になってしまったかもしれないけれど、でもまあそれも、シリーズファンへのちょっとしたサービスのようなものだよね!
あと、これだけエースがいるんだから、ジェット戦闘機とカーナシオン、その全てを清顕に任せたのは、ちょっとやりすぎかも。
ジェット機のひとつぐらい海猫さんに任しても良かったかな。
シリーズのテーマである「恋と空戦」の恋の方はというと、清顕が選んだのはイリアだった。
いや、なんというか、幼馴染みが結ばれないのはこのシリーズのお約束みたいなものなので、そうだろうなあと思ってた。
でも、ファナやアリエルよりは寂しさを感じなかったのは、ライナがいたからかな。
カルエルとクレアの再会場面も良かったなあ。
もっと長く描かれても良かったな。
空戦場面以外のカルが能天気すぎて笑うけど。
笑うといえば、やっぱりバルタとセシルのやり取りはサイコー。
おもわず吹き出してしまう。
そしてバルタさんとかぐらさん。
やっぱりそう来なくちゃね。
二人の再会場面直前のバルタさんの言葉がいい。
でもそのあとのバルタは、いやそこは黙って抱きしめるところだろうに。
何かたまってるんですか(笑)
でも良かった。
本当に良かった。
そしてラスト。
そう、こんな場面を見たかったのだ。
これでこそ大団円。
飛空士シリーズとしては珍しく(?)心置きなく読み終われる。
ただもしひとつだけ望めるならば、もう一度、ファナに会いたい。
あの気高い始まりのヒロインに。
そんな短編をいつか書いてくれないだろうか。
最後まで楽しませてもらいました。
ありがとうございました。 -
Posted by ブクログ
ああ! かぐらさん!
まさか? うそだろ⁉︎
いろいろあった巻だけど、最後に全て持っていかれた気がする。
今巻は前巻活躍した清顕とイリアはちょっとお休みの回。
代わりに、バルタとセシル、ミオとクレア、そしてかぐらのそれぞれの場所での生き方が語られる。
イスラ艦隊との共闘でウラノスへの反抗を期すバルタやセシル。
プレアデスで危機に陥るクレアやミオたち。
そして戦争を終わらすために軍事クーデターを起こすかぐら。
全編ほとんどシリアスな中で、一人でコミックパートを担当するバルタがいやすごい(笑)
セシルに人間が小さいと言われたり、例の手紙で幽体離脱したりと、笑わせてくれる。
一体、かぐらさんはこんなバルタのどこに惚れたんだよ(爆)
でも、祖父と対決し、それまでのこだわりを捨ててからのバルタはかっこいい。
だから、そんなバルタなら、自らの命を捨てて修羅の路を進んだかぐらを救えるんじゃないかと思っていた。
それなのに……。
バルタとかぐらさんの再会場面の既に死を覚悟しているかぐらのはしゃぐさまがなんとも辛く苦しい。
ただ、実はまだほんの少し疑っていたりする。
もしかしたらと。
それはそうと、ミオが後宮で聞きつけたレヴァーム帝国の先遣隊と聞いて、やった!シャルルに会えるぞと思ったら、うん、やっぱりだ。
これは嬉しい。
囚われのクレアのことが心配だけど、さあ役者はそろった。
次巻、最終巻はいわば、囚われのお姫様を王子様が救い出しに行く王道物語だろう。
それはミオを救いに行く清顕でもある。
シリーズの大団円としてふさわしいラストを期待したい。 -
Posted by ブクログ
いやあ、もう、今回も最高だな。
これぞ長いシリーズを読んできたからこそ味わえる感動だ。
前巻で多島海戦争がセントヴォルトの勝利に大きく傾き、清顕とイリアは新たな路に進みだして、さて今巻ではどうなるのだろうと思っていたのだけど、いきなりセントヴォルトがウラノスに追い詰められているところから始まるとは。
でもまあ、前半はウラノスでのニナやミオの話が多かったのは予想通り。
でもウラノス王になったニナがこれほど何もできないのはちょっと予想を裏切ったかな。
もう少しプレアデス内でもいろいろあるのかと思っていたよ。
その代わりシルヴァニア女王になったセシルがなかなか良い味出している。
こんなにしたたかで賢かったとは。
彼女の王家復興の宣言がとても良かった。
本巻の個人的ハイライトのひとつ目はセシルのその宣言をミオがクレアから渡された新聞記事で知る場面。
「たとえ敵味方の別れても我々は憎しみ会うことは無い」
その一言は最初はただのひとつの約束の言葉に過ぎなかったのだけど、巻を重ねるごとに胸に深く響く言葉になった。
異なる場所で離れ離れの仲間がその言葉を思うとき、その一言でミオのように涙が溢れてくる。
これこそ何巻も重ねてきた物語の力だろう。
その後の物語は圧倒的な物量を誇るウラノス飛空戦隊との絶望的な空戦に清顕やイリアが命を懸けて戦うクライマックスへと続く。
そして激戦の果て全てが虚しく終わるその瞬間に、現れる翼ひとつ。
いや、わかっていても涙が溢れてきた。
最初、その姿に一瞬、海猫さんかもと思ってしまった。
それから思い直す。
いやいや彼だよ、と。
その後の圧倒的な艦隊戦場面後のラスト。
ふわりと未知の飛空機から降り立ち、近づいてくる姿。
今巻の二つ目の個人的ハイライトはこの場面。
あの恋空のラストから長い月日を経て再会するカルエルの雄姿。
いやもう、涙が止まらなかった。
飛空士シリーズの大団円に向けてあと2巻。
期待に胸が高鳴る。
さあ、行こう。 -
Posted by ブクログ
うわー泣いたー。
泣かされたー。
なんというすごい回。
まさかシリーズ折り返しのここで、こんなにも泣かさせられる展開が待っていたとは。
まさに神回だった。
前半はミオとニナの絡みで、プールでの水着姿や驚愕の(笑)アリー麺騒動などシリーズ愛読者にはクスリとさせられるちょっとほのぼのとした展開だった。
けれど、物語が囚われた清顕とかぐらに移ってからは、彼らを助けようとする仲間たちのその想いに、もう何度ボロボロと泣かされたことか。
特に、セシルとバルタにはやられた。
いくつもやられた場面がある。
セシルが囚われの2人を助け出す事を叔母コレットに語る場面。
短慮を咎められても、自分には恥じることは何も無い、天命に従って乗り越えて見せると胸を張って決意を語るその姿!
そんなセシルにコレットが彼女の母親を重ねる場面。
バルタが獄中のかぐらに会って憤る場面。
かぐらに会った後にバルタがセシルに送った電報
「2名の移送手段を確保されたし」
それを読んだ瞬間、セシル同様涙が溢れて止まらなくなった。
個人的にはこの場面が本巻のハイライト。
いや、ヤバかった。
ほんとに涙が止まらないんだもん。
それにしても前半はまるで道化役だったバルタのそこから後のカッコ良さ。
コレット同様、「男前になった」と言ってあげたい。
そして、救出後のバルタとかぐらの絡みがとても良い。
甘えるかぐらと不器用に応えるバルタ。
なんとも幸せな気分にさせられた。
とうとうバラバラになってしまった仲間達。
でも、きっとこれはまさしく天命なのだろう。
この先の物語が早く観たい。
そんな気にさせられた。
そして、ラストでいよいよ恋歌のラストにつながった。
カルの登場もそのうちあるのだろう。
期待したい。
あー、ほんと満足の一冊だ。 -
Posted by ブクログ
ラストシーンの余韻が胸の奥に灯る光となってずっと続いている。
一瞬の煌めきが永遠の光になる。切なくも心強く、純度の高いボーイ・ミーツ・ガールだった。
この『とある飛空士への追憶』という物語はシャルルとファナ、二人の旅の記録であるから自ずと焦点が二人に絞られるわけで。空の旅と戦い、その中で芽生える恋と育まれる気持ちという物語の軸が最初から最後までぶれることなく、二人に感情移入して読むことができた。
幾つも愛の言葉を並べたり体を重ねたりするのではなく、あの自由な空の舞いこそが、黄金に彩られた空のあの煌めきこそが、胸いっぱいのありがとうとさよならが、二人…いや三人の生涯忘れ得ぬ空旅と初恋の確かな証。美しかった。 -
Posted by ブクログ
ああ、これはいい!
わくわくが止まらない!
「追憶」「恋歌」「夜想曲」と紡がれた『とある飛空士』シリーズの4作目。
また新たな『恋と空戦』の物語の始まりに、なんとも心躍った。
冒頭から亡国の王族の逃亡シーンがあり、それこそ追憶や恋歌を思い出して、実に飛空士シリーズらしい始まりだと思った。
そして、集うメンバーにはその元王族だけでなく、因縁のある撃墜王同士の子供たちや、空族のスパイなどが含まれて、これからなんとも壮大な話が始まるのだなという期待感がいやがうえにも盛り上がる。
一艘の飛行艇に乗り合わせた7人の士官候補生たちが、戦場の空を、夜の海原を、敵機の攻撃を受けながら必死で逃げ延び、さらに危険な夜間着水を実行する展開は、ページをめくる手が止められないほど、惹き込まれた。
もちろんお約束のラッキースケベあり(笑)、ミオと清顕の痴話げんか(?)ありでコミカルの部分も楽しめた。
早くも恋の三角関係に発展しそうな展開があって、さすがに『恋と空戦』の物語という看板に偽りなしという感じだ。
ちなみに、元王族はすぐに誰なのか分かったけど、スパイの方は誰だろう?
いかにも怪しそうなのは彼だけど、たぶん違うんだろうなあ。
おそらくもっとも意外な人物、と言うことは……
この1巻目の刊行はもう5年前なのだけど、実は完結するまで読み始めるのを待っていた。
途中、恋歌のあの人も登場してくるらしいので、この先読み進めるのが楽しみ。
物語の滑り出しは最高!
さあ、次だ! -
Posted by ブクログ
ネタバレ『追憶』から考えればあまりに長い物語になったせいか読み終わった瞬間の読後感はなかなかのものがあった。全17巻で毎回それなりの暑さが有ったことを考えるとはライトノベルとしては本当に重厚な物語になった。特に主人公陣が勢揃いした挿絵を見たときは心が震えたよ
十倍近い相手、次世代戦闘機を相手にすると聞いたときは一体どれだけの飛空士が生き残れるか、もしや主人公人の誰かが撃墜されてしまうのではと危惧していたのだけど、そんな心配要らなかったというか圧倒的過ぎない!?海猫と魔犬なんて300機近い相手に囲まれながら何事もなかったかのように生還するなんて人間業じゃない……
これを超える戦闘シーンってもう出会うことはないんじゃないかと思うほどの壮絶な展開だったよ
そしてこれまで散々好き勝手やってきたゼノンが酷い目に遭うラストにはスカッとしたよ。四肢破壊に近い状態で豚攻めされるゼノンの絵面は気持ち悪いだろうけど、思いっきり笑ってやりたいね
ウラノスの黒幕ポジションが軒並み捕まっていく流れや空戦で圧倒してしまう展開はある意味ご都合主義的なんだろうけど、あれだけ苦しい思いをたくさんした面々なんだから最後くらい規格外のハッピーエンドが有ったっていいじゃない
ある程度ミオとイリアから好かれていることを自覚して、自身も二人を好いていた清顕だけど、きっぱり結論を出して告白したのは潔いな。『恋歌』のカルエルも三角関係だったけど、アリーの想いには気付かずに終わっていたからな~。でも、決死の出撃前に結婚の約束は死亡フラグド真ん中じゃないですか!
もう揃うことがないと思われたエリアドールの7人が勢揃いした場面は感無量。清顕とミオの子供が知らず知らずのうちに親と同じことをシーンはちょっとニンマリしてしまう……。個人的には他の面々の後日談が少ないような気がしてしまう。カルとクレアなんて『恋歌』の主役であとは再会するだけだったが殆どの読者はその再会を長い間待ち望んでいたのだからもっとページ数を割いてほしかったような……。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最終巻手前ということもあり、心震えるような展開ばかり!というか遂に海猫と魔犬の二人が本名で登場したよ!魔犬は彼の息子とはいえ、二人が並んで飛行するシーンを見た辺りで感無量に……。「吉岡武雄」という名前もなかなか来るものがある。
今回は空戦シーンは少なかったけど、その分かぐら含む秋津の展開がまたキツイものばかりで。あのラストってやはりかぐらは死んでしまったんだろうか?ご都合主義的なものを期待すると急所は外れていてほしいけれど……。
やっぱりね、このシリーズにはハッピーエンドに辿り着いて欲しいけど、それ以上に最後はエリアドールの七人が揃っていて欲しいんだよなぁ
ライナもかなり心が揺れているようだけど、彼はどうするつもりなんだろう?終盤の天宮襲撃の際に姿を見せなかったのは何か意味があるんだろうか?ニナのために用意された機体のノーズアートがハチドリになっていたけど清顕の前に敵として現れる前兆なのかそれともこれなら清顕に撃たれないだろうという計算なのか
最近すっかりコメディ担当として定着していたバルタだけど、少年時代の経験がとんでもない……。ライナに次ぐ重い過去を持っていたのは予想外だった。でも『あの手紙』で抜け殻になってしまう辺りやっぱりコメディ担当なんだよなぁ(笑)
ミオとフィオのお陰で状況が全て整った第八巻。『追憶』『子守唄』『恋歌』、そして『誓約』全てを締め括る最終巻でどんな終わり方をするのか期待したい