森沢晴行のレビュー一覧

  • とある飛空士への夜想曲 下

    Posted by ブクログ

    読みながら、日本人としての遺伝子が疼いてしまった事を認めざるを得ない。
    アメリカ人の日本人観が、マジでこういう風に形作られたような気さえしてくる。
    このへんはさすが小学館、てことなのかなぁ。

    0
    2011年09月21日
  • とある飛空士への夜想曲 下

    Posted by ブクログ

    戦場は非情なものであること戦場のロマンティシズムを見事に融合させていて、あっという間に引き込まれました。
    太平洋戦争の戦史をよく研究しており、戦略・戦術的に不可解な展開がない物語を構築しているのも素晴らしかった。

    飛空士シリーズは全て読んでいますが、この感動は第1作の「とある飛空士への追憶」以来です。(もちろん「とある飛空士への恋歌」も良かったですが)

    本作をこれから読もうという方へ。
    本作を読む前に第1作の「とある飛空士への追憶」を読むと、より物語の深さを感じることができると思います。

    人を愛することのすばらしさと強さが分かるような気にさせてくれる作品です。

    0
    2011年09月20日
  • とある飛空士への夜想曲 下

    Posted by ブクログ

    とにかく空戦があつすぎる。
    ほんま鳥肌立ちっ放し!
    いやー、もうほんまこれを読めてよかったです!

    久々に感極まりました。

    0
    2011年09月19日
  • とある飛空士への夜想曲 上

    Posted by ブクログ

    読む前はあんまり「追憶」を利用し過ぎるのはどうかと思ったが、素直に面白い!やはり空戦の描写が素晴らしい。
    下巻での帝軍の運命には不安ありまくりだけど、ビーグルと海猫の再戦は楽しみだ。
    できれば戦禍が激しくなる前に、早く皇妃が停戦に持ち込んでくれますように。

    0
    2011年08月23日
  • とある飛空士への恋歌5

    Posted by ブクログ

    「読んだ!」「終わっちゃったー!」と言いたくなる。追憶と同じで、強引なところもあるけれど爽やかなラストだった。
    やはり続きが読みたくなるような終わらせ方だとも思った。
    何気なく追憶を手に取って、それから恋歌にも手を伸ばしてよかったと心から言える。
    まだまだこの世界の話を読んでみたい。

    0
    2011年08月19日
  • とある飛空士への恋歌3

    Posted by ブクログ

    化けた。3巻で本領発揮された。
    1、2巻は序章に過ぎなかった。改めてこの作者の描写は凄いと思った。
    とにかく、3巻まで読んだらいい。切ない。

    0
    2011年08月18日
  • とある飛空士への夜想曲 上

    Posted by ブクログ

    表紙の森沢氏のイラストがあれっ?という印象だったので、小説のほうまで心配してしまったが、全く心配無用だった(そりゃそうだ)。
    あの海猫のいるレヴァーム皇国軍を次々撃退していく帝政天ツ上。その撃墜王である千々石(ちぢわ)を主役に据えた新しい空戦の物語。「とある飛空士への追憶」の続編と言える内容でした。なんとなく10月1日公開の映画を見据えた販売戦略的作品というひねくれた考えもあったのだが、まあ事実そうだろうとしても読んでおもしろければ何も反論なし。
     しかし、もろに日米戦争的結末を予測してしまうのだが、予想外の展開はあるのだろうか。

    0
    2011年08月07日
  • とある飛空士への追憶

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この物語のエクスタシーは、ファナが旋回機銃をぶっ放すシーンだと思う。

    「メンフィス・ベル」ではそれなりに活躍した旋回機銃であるが、
    「紅の豚」では空賊の旋回機銃はポルコ・ロッソのサボイアS21を捉えることはできず、
    「風の谷のナウシカ」では大型船が旋回機銃で弾幕を張るも空しくペジテのガンシップの餌食になってしまったし、
    「天空の城ラピュタ」のゴリアテの旋回機銃はドーラ一家の艦載機(?)の煙幕展開を阻止できなかった。
    旋回機銃というガジェットは不遇を囲ってきたのである。

    おそらく生涯最初で最後になるであろう旋回機銃での射撃。
    それによってファナは、自らが生き延び、初恋の人を助け、運命を切り開

    0
    2013年04月14日
  • とある飛空士への夜想曲 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いやー、うまいなあ。
    こういう毛色の作品を読む人の多くは、当然ミッドウェー海戦の経過と結果を知ってて、あからさまな天ツ上敗北フラグをチラつかせて実は……。

    レヴァーム側に明らかにニミッツとハルゼーがモデルの提督が出てきたということは、スプルーアンスとフレッチャーをモデルにした提督は負けちゃったのかな。

    0
    2011年07月28日
  • とある飛空士への恋歌3

    Posted by ブクログ

    鳥肌。

    その一言

    後半はもうずっと寒かった。どうして読書しながらこんなに震えるんだろうと思うくらい


    追憶と比べてなんか…と思ってやめた人も
    ここまでは頑張って読んで欲しい

    ウッ 思い出してもジンとくる…


    強く強く、思うのはただ一つ
    「大切な妹なんだ」

    0
    2011年08月04日
  • とある飛空士への恋歌

    Posted by ブクログ

    この海の向こうには何があるんだろう。

    飛行士を目指す少年少女が世界の果てを目指す話。
    笑いあり。涙あり。全五巻。

    一巻は「あまいよ。あまくておいしい」綿あめ食べる場面に泣いた。間違えて二巻から読んだけど違和感感じなかった。むしろ二巻読んでから一巻の方が引き込まれる話順だと思う。
    三巻が一番盛り上がる。死亡フラグが立ってたからうわーうわーと思いながら読んだ。犬村さん大好きだ!8年ぶりに小説買いたくなった。
    五巻はシャロンが素敵。あとアリエルが藤林さん的立ち位置。シャロンとアリエルを応援したい。

    0
    2013年08月14日
  • とある飛空士への恋歌5

    Posted by ブクログ

    最終巻としては、ありじゃないでしょうか。
    最愛の人との別れ。
    思い出が詰まった第二の故郷イスラとの別れ。
    旅が終わり、同胞との別れ、、、、
    成長し、前へ進んで行く過程で、沢山の素晴らしいものを獲得するのと引き換えに、多くの別れもある。
    そんな切なくも、未来への希望に溢れた最終巻でした。

    それにしても、アリエルが切ない!!!!
    メインヒロインはどうみてもアリエルでしたね。

    0
    2011年05月17日
  • とある飛空士への恋歌3

    Posted by ブクログ

    遂に戦端が開かれ、これまでの楽しかった飛行学校生活は一変する。
    未熟な学生パイロット達は未熟な技量ゆえに空に散っていく…
    なんだこの急展開!危機的状況下にあって「生きて帰る」を合言葉に、友と恋人達は励まし合い、身を盾にして大切な人を守ろうとします。
    しかし、迫りくるその瞬間、、、、、もう、涙腺崩壊しっぱなしです。

    0
    2011年05月17日
  • とある飛空士への恋歌5

    Posted by ブクログ

    (裏表紙の)『超弩級スカイ・オペラ「恋歌」、感動のフィナーレ!!』の言葉に偽りなし。 もう間違いなく名作!

    最終巻だけあってグッと来る場面が多かったです。 中でも終章の彼女の想いが明かされるところとかね。

    この恋歌シリーズのあとにまた追憶を読みたくなるから不思議ですねー。

    0
    2011年10月08日
  • 蒼穹のカルマ7

    Posted by ブクログ

    槙奈ちゃんペロペロ。ということで、槙奈の黒歴史www 相変わらず笑えて斜め上な展開にもっていってるのに上手くまとめてる。表紙からしてもうっ!
    あと、カルマさんは変態です……

    0
    2011年05月02日
  • とある飛空士への恋歌5

    Posted by ブクログ

    綺麗に締まった。 空戦の描写で盛り上がっていた全巻までとはちょっと違って、個々人の思いに焦点が当たっていたと思う。

    泣けた(つー`)

    0
    2011年02月18日
  • とある飛空士への恋歌5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    待望の最終巻。
    物語としての山場は前巻までだったようで、5巻ではあとがきと言うかあとがたりのような印象を受けた。本文の何割かはナナコの著書からの引用という形を取っているし、話も坦々と進んでいくので余計そう感じる。
    凱旋式後はカルエルだけでなく、三人称の視点で寮生のその後がそれぞれ書かれていて、読んでいて後夜祭のようななんとも言えない気持ちになった。
    物足りない感じもするが、この物語の締めとして良かったと思う。

    0
    2011年02月11日
  • とある飛空士への恋歌5

    Posted by ブクログ

     シリーズ最終巻。
     悪評を書く気にはならない大きな満足感はあるが、満点とはいいたくない若干すっきりしないものが残った。全員が望んだとおりになんてならないし、ましてや恋愛は難しい。彼女はほんとうに幸せになれたのだろうか・・・
     ところで、夜が明けようとする時刻、通勤電車の中で、ちょうどチハルがミツオの実家を訪れたシーンに差し掛かり、一瞬周囲の空気と作品が同期した気がした。慌てて口を押さえ欠伸をする真似をするが涙出過ぎ。たくさん描いてくれたエピローグのひとつに過ぎないのに何か好きなシーンでした。脇役に過ぎないかもしれない二人にちゃんと焦点をあててくれたのも嬉しかった。
     それにしても、この世界の

    0
    2011年02月10日
  • とある飛空士への恋歌5

    Posted by ブクログ

    読み終わったあと、登場人物に対する様々な思いが去来した。

    そうさせてくれるのは、まず既刊で積み重ねてきた過程があればこそだし、この一冊の中でも徐々に成長していく少年たちを見ていたからだろう。

    本作の結末は読んだだけでははっきりとはわからない。だが、少年たちが進んだ道は確かにはっきりと見えた。だからこそ、彼らの未来を想像できる“物語”としての価値を本作は生み出しているのではないだろうか。

    1巻を読んだ時にも想像もつかなかった読後感を与えてくれた本作に感謝したい。

    0
    2011年02月10日
  • とある飛空士への恋歌4

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    4章の見出しがこの本のタイトルになってることからおそらくこの物語のメインとなる4巻。
    初めてちゃんと出てきたイグナシオの助けもあり、へたれ皇子が大きく成長する。
    互いの正体を知り一度は絶望するが、カルエルはようやく過去の呪縛から解放される。が、このままフィナーレとはいかないらしい。
    5巻も楽しみだ。

    0
    2011年02月09日