森沢晴行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
飛空士シリーズの新シリーズですね。
個人的には恋歌より好きな感じです。
たぶんキャラでしょうか。
展開はいつも通りで飽きてしまいそうなくらい
お約束をなぞっていますが、
ちゃんと工夫はされているしやっぱり読みやすい。
空戦は見ごたえがあるし、キャラの個性が豊か。
キャラは個性ありすぎて逆に薄っぺらく感じるとこもありますが、
この作者なんで、各人バックボーンはあるのでしょう。
今回は叙述トリックといいますか、スパイを伏せて話を進めているので、
それを予想しながら読むのがなかなか楽しいですw
普通に定番の感じだとあいつかあの人なんだけど、
裏かいてあの子なんじゃないかなぁ…とか。
で、シルヴァ -
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Posted by ブクログ
今回は魔法少女編。
ちゃんと話が繋がっていてかつきちんとオチをつけるのがすごい。こういう斬新なのは逆に新人(とはもう呼べなくなってますけどね)だからこそできるんだろうね。
さて、遂に在紗の秘密が駆真にバレてしまう。そこどうなるかは完全にネタバレになってしまうので割愛するとして・・・
母親に連れていかれた在紗をなんとしてでも家に帰そうとあの手この手使う駆真。
そして気づけば魔法少女になって在紗の実母との戦いに。どうしてこうなった/(^o^)\
この「どうしてこうなった」感を楽しめる最高の一冊。ここまで無茶苦茶やってて物語が破綻してないのが奇跡。
あとまさかの出刃包丁最強伝説がw前巻の使い -
Posted by ブクログ
ネタバレもう何の小説かわからなくなってきたね!素晴らしいね!
前巻突然学生をやったかと思ったら、今回もスゴいことに・・・もう表紙が全てを語っちゃってるけど。
1巻の時魔王を倒しておきながら駆真がガン無視だったレーベンシュアイツの世界が本格的にヤバくなってきて、アステナが本気で駆真を引き連れていこうとする。
一方で騎士団を辞めてお金がなくなるが、どうしても在紗と旅行に行きたい駆真は就活を開始するが・・・
話は1巻以来のレーベンシュアイツや魔王が出てくる。
1巻から読んでると、在紗の為には手段を選ばない駆真はどう考えたって魔王なんだけど、今回は表紙の通り魔王そのものになってしまう。もうやだこの作品(褒 -
Posted by ブクログ
ネタバレ東洋人を人扱いせず、圧倒的な物量で攻めてくる皇国に対し、絶望的な戦況でも誇りをかけて戦う戦闘機パイロットの戦記。
「恋歌」で主人公を執拗に追った千々石の話。
何故斯様に王女を追い詰めなければならなかったか。逃したことでどうななったか以降が、ヒロイックに描かれる。
例え死ぬことになっても、民族ごと人扱いされない未来を受け入れるぐらいなら、退かず戦うという状況は、
幸せのカケラもない人生は生きる価値がない思う私の感覚と合致する。
だから、自分の人生は終わって良いから、大切な人の生きる国を守る状況も燃えたのだが、やはり帰らない空はいささか悲しい。
盛り上げるための死を量産しすぎている気もするし。
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