藤本ひとみのレビュー一覧

  • 欲望の聖女(セイント)令嬢テレジア 5

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    ネタバレ

    テレジアとアレクサンドルとの関係は、ラメット伯爵の策略によって、アレクサンドルがテロワーニュに食われて終わっちゃいました。

    確かに恋愛面では気弱な感じがしたアレクサンドルですが、実はM男だったら、テロワーニュの攻めにあらがえなかったでしょうね。それにしても、テレジアを子供扱いしていた最初のときからは、全然違ってしまって・・・。ギャップありすぎです。

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    2011年11月05日
  • 欲望の聖女(セイント)令嬢テレジア 3

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    ネタバレ

    フェリクスの子供を身ごもったテレジア。生まれた子供は金髪で、明らかにジャックともテレジアとも異なる髪色でしたけど、周りはそれについては言わないんですね。

    フェリクスとの関係は、ジャックとの約束どおり1年以内に終了。フェリクスもあっさり、別の夫人との恋に向かったようで、ここらへんはあっさりしてますね。

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    2011年11月05日
  • 欲望の聖女(セイント)令嬢テレジア 2

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    ネタバレ

    乱暴にされたことを黙っていられないテレジアは、貴族の見栄を盾にジャックを拒絶。ジャックはテレジアに拒絶されたことで、メイドに手を出してしまい、それをテレジアに見られて、二人の関係は完全に破綻。仮面夫婦のできあがりです。

    お互いに公の場は夫婦でいるけど、私生活は干渉しないという約束を持ちますけど、それが当然となっているみたいで、当時の貴族はほんと腐ってますね。

    でも、そんな中でもジャックはテレジアの男関係に嫉妬らしいものを見せてて、これがどうなってくるのか、ちょっと楽しみです。

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    2011年11月05日
  • 欲望の聖女(セイント)令嬢テレジア 1

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    ネタバレ

    裕福な銀行家の娘として生まれたテレジアですが、自分の美貌を自覚し、恋にSEXにと奔放に生きてます。
    誰もがテレジアが誘うとすぐにフラフラ・・・。フェロモン全開で、マックス伯父さんに後見人の貴族の息子のアレクサンドル、家庭教師の先生と関係を持っていきます。

    ただ、貴族は嫌だと結婚を決めた、元平民のジャン・ジャックですが、彼はテレジアのフェロモンが効かなかった様子。
    さて、新婚生活はどうなるのかな。

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    2011年11月05日
  • 恋する力

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    恋愛ものとしてはさほど心うたれず。
    人のサポートをする仕事をしていると、その人の都合に左右されるのは当然。自分で進める仕事になれば良いというくだりに納得。

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    2011年10月30日
  • マリー・アントワネットの恋人

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    アントワネットが主人公だと思って読むと肩透かしを食らうかも。
    まぁ、これはこれで面白かったかも。
    ルーカスって実在した人物なのかな?

    アントワネットとフェルセンの二人が、なんというか思慮深くない感じに書かれてるかな。もっとも、藤本ひとみ著の作品って、どれもアントワネットに対して辛口なタッチで書かれてるし。

    善良でお人好しなルイ16世がもっと決断力があって、成長しないわがままお姫様アントワネットをたしなめ導けるような人間だったら、アントワネットが国民を理解しようと少しでも考えたのなら、、、
    たとえ革命下にあっても、刑死することにはならなかったのかも。

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    2011年10月22日
  • 皇帝ナポレオン (上)

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    作者が現代の日本人なので、わかりやすく脚色してあって、頭に入りやすい。いっぽう「何それ? どういうこと?」みたいなのがなさすぎると、物足りなくも感じる。まあ、すべては手に入らないので、仕方がないです。

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    2011年10月25日
  • 侯爵サド夫人

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    話の内容は面白いけどなんかこの人の文好きになれない…。 終わり方は良かった。ルネと侯爵がお互いに傷を埋めあって一緒に大人になっていけたらいいな。

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    2011年06月21日
  • 見知らぬ遊戯 鑑定医シャルル(鑑定医シャルル・シリーズ)

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    鑑定医という職業についているので、専門用語が多々出てくるかと
    思いきや、読みやすく解説されているので疑問符を浮かべたまま、
    先に進むということがないので読みやすい。
    でもシャルルにそんなに人間嫌いの気が見えず、小難しくもなく、
    あっさりヒロインとくっついてしまったので微妙だった。
    また事件については割りと、犯人は分かりやすいのでトリックや
    動機などには期待してしまった分、肩透かしを食らった。

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    2011年06月20日
  • アンジェリク 緋色の旗

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    藤本ひとみ先生らしい、フランス革命時代もの。読みやすいですが、時代背景が一緒の作品が多いので、同時に読むと混同しそうです。続きがどうなるか気になるけど、気になるシリーズはいっぱい残ってるのです。。。

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    2011年02月21日
  • 聖アントニウスの殺人

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    ~裏表紙より~

    首を絞められ、鋭利な刃物で下腹部をメッタ刺しにされた
    幼女の死体が発見された。

    刑事ジョルジュと少年囚人ヴィドックのコンビがたどりついた
    恐るべき連続幼女殺人魔の正体とは?

    革命に突き進む十八世紀末、フランスの古都アラスを舞台に描く
    衝撃の歴史サイコ・ミステリー。


    ~感想~

    余程のお馬鹿さんでない限り、
    誰が犯人かなんてわかってしまうんで、
    謎を解いて犯人を捜しあてたい人には不向きやね。

    まぁ、この人、元々がミステリー作家ちゃうんで、
    そこを期待してあげるのは可哀想やし、
    どっちかといえば、刑事コロンボ風に、
    わかってる犯人をいかに追いつめていくかを
    楽しんで読め

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    2011年03月06日
  • シャネル

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    激しさ、強さ、ストイックさ、ハングリー精神。私にないものばかりを際立った個性としてもつ女性の生き方に触れて少しは私にも激しさが必要かもと反省。ここまで自己主張が強いのもどうかと思うが、自分に恥じない生き方というか自分の軸をしっかりもっている女性はやっぱりステキ。シャネルというブランドにはあまり興味が無いけれど、シャネル自身にはおおいに興味がかきたてられた。

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    2011年02月11日
  • 皇帝ナポレオン (下)

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     常勝ナポレオンが大敗を記したロシア遠征は壮絶だ。上巻のエジプト戦記のくだりもすさまじいものがあるが、こちらはまた別の意味ですさまじい。兵士としての誇りを失い、盗賊に成り下がった先には救いようの無い地獄が待っていた。片腕と凍傷で足の指を失いならがも数年後に生きて帰還をし、パリで物乞いをする傷痍兵の話に引き込まれる。

     英雄ナポレオンを描くことよりは人間臭さを前面に出したつくりになっている。エルバ島がら脱出後、人民の熱狂的な支持を得てナポレオン最後の戦い、ワーテルロー決戦へ、常勝ナポレオンの神通力は通じるのだろうか。勝敗に関係なくナポレオンは人の心を捕まえて放さない。

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    2015年05月11日
  • 三銃士(新装版)

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    児童書だから、かなり噛み砕いて書いてありそうではありましたが一度読んでみたかったもの。

    ていうかこれ4人なのに三銃士なのね(笑)

    ダルタニャンが青くて可愛い。

    敵が美女で悪女っていうのもいい。
    男はいつだって女に狂わせるってのもいい。
    武士道や大河ドラマや時代劇とは違う価値観。
    日本の自制の精神とはちがう、恋愛により狂わされて翻弄されまくる男たちはそれはそれでいいよね。


    挿絵がすごくマンガっぽいから、すごく読みやすい。

    でも今度は本物を読みたい。

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    2010年07月22日
  • 令嬢テレジアと華麗なる愛人たち

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    第二のマリーアントワネットと呼ばれ、大公后にまで成り上がった美女テレジア

    女性セブンで漫画になったらしい

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    2010年06月23日
  • 離婚美人

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    ◆あらすじ◆
    夫と理解しあい、本当の家族を作りたい───
    結婚生活27年目、美緒の夢はついに破綻した。
    家庭に無関心で自分のしたいことだけをする夫と、このまま暮らすか、二人の娘を抱えて離婚するか。
    どちらの道も楽ではない。
    別居、財産分与、再就職……立ち塞がる現実に勇気と希望をもって立ち向かい、美しく磨かれていく姿を描く、快心の長篇小説。

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    2010年06月20日
  • 快楽の伏流 鑑定医シャルル(鑑定医シャルル・シリーズ)

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    すごくグロイ部分がありました。相変わらずの藤本ひとみ色ある作品だったと思います。シリーズものだって知らなかったので他のものも読んでみたい。

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    2010年05月12日
  • ダ・ヴィンチの愛人

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    THE・恋愛!とかジュブナイルとか、あまり濃い内容のものが最近全く読めなくなってきたのでこのままじゃまずいなあとこのたび藤本さんに手を出してみた。のだが、やっぱりだめだった。読み始めて30ページで閉じてしまった。
    すみませんとしか言い様がない。誰に向かってかは分からんが。

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    2011年03月05日
  • シャネル

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    孤児院から出発し、世界のスターダムにのし上がるには、並大抵の苦労と意志ではむずかしいでしょう。
    人一倍負けん気が強く、自分は有名になり、お金持ちになるんだという夢を強く持ち続ける。
    それも男性の付属品としてではなく、自分自身の力でセレブになる。
    もちろん強運も必要でしょう。彼女には常に彼女を引き上げてくれる支援者が現れる。
    ただそれが彼女の一生の伴侶としては成り立たない、というところが
    華やかな彼女の生活の、孤独で暗い部分として印象に残る。

    70歳で孤独を感じながらもパリコレに挑戦し、評判が悪くてもあきらめない。
    そしてその粘りが今日のシャネルの位置を不動のものにしたのだ。

    映画「ココ・シ

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    2009年10月04日
  • ノストラダムスと王妃 上

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    藤本さんのは「ブルボンの封印」とか「逆光のメディチ」とか有名作読んだけど、こっちの方がおもしろかった
    歴史的背景を生かした、最終的にほとんど想像力に頼る話より、
    こういう完璧に歴史上の人物を描ききる方が得意なんじゃないかな?
    すごく濃密でユーモアに溢れてるのに、知性を失わない作品だと思いまんた
    ノストラダムスが食えない好々爺でいいわー
    王妃も意外にかわいらしかった

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    2009年10月04日