藤本ひとみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
宝塚かベルバラの世界です(←
なんてキラキラしてるんだ・・・これが第一印象。
登場人物のどなたも素敵です。
一番はやっぱり肩まで伸ばした漆黒の髪に陶器のような肌を持つ、
策略家のアドリアン・モーリスです! 文句なくかっこいい。
ちょっと逆ハー気味ですが、主人公の女の子に少しも腹がたちません。
それはきっと、貴族の華やかな暮らしにあこがれながらも、
自分の本来過ごしてきた素朴な田舎の島での生活の思いでも大切にし、フランスの王に愛されながらも貧民たちに目をむけ自分でなんとか助けようとする意志が彼女にあるからだと思います。
私だったらそう思うなー、とか、私だったらそうする、
とかいうことをとことん彼女がしてくれているというか・・・
そんなヒロインにも魅力充分ですし、周りの殿方も
文句なく魅力的なので、ぜひお勧めします・・・。
ですが、内容はそんなにメロメロのキラキラかというと、
そうではありません。 ある程度の重いテーマがあります。
ので、ちょうど良く夢を見て、ちょうどよくずしーんとしたいひとにはお勧めの本です。 -
Posted by ブクログ
革命の匂いがしてる漂ってる、フランス北部の町アラス市。
ここで、幼女が連続して殺されていた。
細い首を絞められて殺されその後下腹部をメッタ刺しにされていた。
刑事ジョルジュは、この事件を捜査してるのだが、貧困層の住民の協力を得られない。
そこで少年の囚人ヴィドックの協力を得るように勧められた。
ヴィドックの条件を飲み二人はコンビを組んで捜査をする。
革命に突き進むフランスの古都で起きた連続殺人。
連続幼女殺人魔の正体とは?
彼らは真相に近づいていく・・・。
藤本ひとみが送る歴史サイコ・ミステリーです。
まず凄いのが、その当時の雰囲気を見事に書いてる事ですね
この人の作品は、題名見ただけでも西洋史を舞台にしてるみたいです。
それだけ、西洋史に詳しい作家さんなんでしょう。
それを背景にサイコ・ミステリーを書いてるのは、凄いのでは?
ミステリー自体は、ぼちぼちかな?
でも、女性が読むとファンになる人が多いかな?
とも思います。
試しに読んでみてはどうでしょうか? -
Posted by ブクログ
藤本ひとみさんの本は(コバルト文庫以外は)結構読んでいますが、このシリーズはイチオシです。主人公のシャルル(医者)が心理的・解剖学的な点から事件を解き明かしていきますが、最後にならないとわからないどんでん返しが非常に美味しい。
この本の概略です。
パリで満月の夜に亜麻色の髪の乙女が次々と殺される。遺留品は焼いたクルミとリンゴ。この事件がレミ村で起きた強姦事件とつながって…さあ、後は読んでのお楽しみ。そっか、犯人はこいつか。動機はアレか、などと一息ついた所をひっくり返されます。このシリーズ共通です。えっ、何、これで終わりじゃなかったの!
たった三冊で終わってしまったのが悲しいです。