藤本ひとみのレビュー一覧

  • 侯爵サド

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     マルキ・ド・サドは晩年、精神病院で治療を受ける。彼が起した事件は有罪なのか無罪なのか、裁判所は治療続行を主張する病院の理事長とサドを再び牢獄へ送ろうとする医院長の主張に耳を傾ける。マルキ・ド・サドはどこにでもいる変態おやじに成り下がり、カリスマ性がどんどん失墜していく。現実とは読者が期待するほどの盛り上がりを見せることはない。妄想の世界は果てしなくマルキド・サドを魅了するのだ。

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    2013年09月03日
  • 快楽の伏流 鑑定医シャルル(鑑定医シャルル・シリーズ)

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    藤本ひとみの『鑑定医シャルル』シリーズは3作出ていて、この本がその3冊目です。

    シリーズの前2作は出版された当時、単行本の頃に買って読んでいましたが、しばらく藤本作品から遠ざかっていて、3作目をまだ読んでいなかったのはブログの2013/2/24の記事 のコメント返しでちょっと触れている通りです。


    出てるとわかったら読んでみたくなるのが人情。なにかしらの折に書店などでちょっと気にして見たりしていましたが、最近古本店で見つけてラッキーでした。


    買ってすぐに読み始めましたが、内容はというとかなりえげつない物語で。。。(^_^;)

    シリーズ通してそんな感じなんですが、平たく言えば、『猟奇的

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    2013年08月16日
  • 離婚美人

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    ヒューマンドラマ(?)

    50歳にして熟年離婚をした美緒が主人公。夫と色んな事を話し、理解し合う家庭を理想としていたが、いざ結婚すると夫は一切家庭に感知せず、自分に都合の悪いことは子供のような理屈をこね最終的には黙り込む。いい加減愛想つかせて離婚。しかし子供もあるし、再就職も難しくそれらの壁に悩むというストーリー

    全体として暗くうっとおしい話ですが(まあタイトルからしてそうですがwww.)、詰まる所は意見を押し通すでもなく、他人に依存するでもなく、自分の個性を理解して前を向いて歩けば人生は明るいという結語でしょうね

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    2013年07月19日
  • 夢美と銀の薔薇騎士団 序章 総帥レオンハルト

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    なかなかアグレッシブな鈴影さんに驚いていたり。
    歳をとった私からすると、鈴影さんではなくて、レオン君か聖樹君って感じ。読み返してイメージの軌道修正中です(^◇^;)

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    2013年06月03日
  • 夢美と銀の薔薇騎士団 月光のピアス

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    ネタバレ

    昔の少女小説リライト版。第1巻。

    夢美についた呪いのピアスのせいで、ドキドキすると三人が動物に変わる。
    憧れの鈴影さんと三人と一緒に、呪いを解こうとする話。

    【旧版との違い】
    ★鈴影視点がある。
    鈴影は謎のままの方が、ミステリアスで格好はよかったかも?
    ★後半に出てくる人物が早めの登場。
    ★アキくんとの出会いで、怪我を治療して、告白するあたり丸々無い。アキの夢美へのアタックが控えめ。
    おぅ、いきなり飛ばすなぁwと旧版読んだ時思ったので、今風にしたのかな?
    ★セリフが甘々からまろやかに。

    補足はありながら、特徴ある夢美の一人称はそのままなのは凄いww
    個人的に、冷泉寺(女)のビジュアルがイ

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    2013年08月12日
  • 聖アントニウスの殺人

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    フランス革命時のお話だし、題名からして華やかな貴族の話かと思いきや、庶民の話。でも、あの頃の、路地の臭いが漂ってきそうなすごく上手な文章。やっぱり、藤本さんが書く、フランス史好きだなぁ。ミステリーとしては、割と小粒かも。

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    2013年04月24日
  • 夢美と銀の薔薇騎士団 月光のピアス

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    2013/04/17:「序章 総帥レオンハルト」と同時購入。殆ど覚えてなかったので全く新しいお話として楽しめました。それにしても夢美が中学生にしか思えないのは気のせいかしら。

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    2013年04月18日
  • 夢美と銀の薔薇騎士団 序章 総帥レオンハルト

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    2013/04/17:「月光のピアス」と同時購入。鈴影聖樹の名前以外は殆ど覚えてなかったので全く新しいお話として楽しめました。※こちらは書き下ろしです。

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    2013年04月18日
  • 幕末銃姫伝 京の風会津の花

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    主人公は女の子らしくない八重とお兄ちゃんの覚馬です。そして幼馴染みの大蔵。会津藩として、武士として様々なことに挑みます。

    中盤まではしっかり読まないと、少し面倒になって1行飛ばしてしまうものなら物語の内容が急にわからなくなり、読み返したりとしっかり読まないと結構大変でしたが、終盤では内容が盛り上がり、とても面白かったです。

    歴史をもう少し勉強しておけばより楽しめたと思いました。

    主人公などの登場人物の顔などの描写が少ないので、どういう人物かわかりにくいところが多かったです。

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    2013年03月17日
  • ウィ-ンの密使

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    フランス革命の話としては、今まで読んだのとは違った切り口で面白かった。主人公がルーカスという貴族で、そのルーカスの視点で書かれているので、今まで読んできたものとは違った印象を受けた。アントワネットもフェルセンもイメージとは違う描かれ方だし、ラファイエット、ロベスピエールもかな。少し淡々とした感じかな。

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    2013年02月27日
  • ダ・ヴィンチの愛人

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    かなり久しぶりの藤本ひとみです。中高生時代に読んだ記憶が・・・。歴史モノなので結果は変えられないんだけど、ちょっと切ないです。

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    2013年01月19日
  • 皇帝ナポレオン (下)

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    ネタバレ

    最後の最後にナポレオンは実はいいやつで、みたいな描写になっていく。あれだけこきおろしていたのに、最後の最後で主人公の見方が変っていくのだ。
    長い長いお話が終わった。
    大河ドラマ的感覚だった。

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    2015年07月14日
  • 鎌倉の秘めごと

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    他の藤本作品からすると、スピンオフ的な作品。

    ナポレオンの妻ジョゼフィーヌの本を書こうとした翻訳家が彼女と同じように女性としての歓びに目覚めて行くという話だけど、あんまりエロくないのが残念。

    でも、軽くサクサクと読めます。

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    2012年12月23日
  • マリリン・モンローという女

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    ノーマ・ジーンとはまったく違う別人格と、どう折り合いをつけてどう生きたのか、といった感じの内容。モンローの話には違いないのですが、伝記っぽいのを想像していたので、意外でした。けど、藤本ひとみちっくな組み立て方かも。

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    2012年12月14日
  • 恋する力

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    30歳を目前にした主人公(女性)が
    公私共々新しい道を切り開こうとするストーリーです。

    彼女の境遇や言動に共感できることもあれば、そうでないこともありましたが
    私自身の年齢が彼女と近いこともあって、
    良くも悪くも良い距離で見ることが出来たかなー、と。
    何事にも真摯に取り組もうとする彼女には、とかく好感が持てました。

    そして、この小説を通して初めて「パラリーガル(paralegal)」という職種を知りました。
    正しい表現かどうかは分かりかねますが、「法務事務職」ってことでいいのでしょうか。
    米国では養成課程が用意されるほどメジャーな職種なんだそうですが、
    日本では制度上、資格が認められていな

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    2012年10月24日
  • 聖戦ヴァンデ(上)

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    ネタバレ

    ヴァンデの戦い、いわゆる、フランス革命である。フランス革命はバスティーユの襲撃から始まる。バスティーユは政治犯を収容していた牢獄であり、抑圧された革命派が襲撃を企て、成功を収めた。革命派の主導者がロベスピエールであり、そのロベスピエールの目といわれたのが、主人公の一人、マルク・アントワーヌ・ジュリアンだ。ジュリアンは、『バスティーユを陥落させたことは、取るに足らない。王座を打倒すべきである』と、ビラを配り、それが、議員でもない、18歳の青年であるというところに、ロベスピエールは感動し、次第にジュリアンを重く用いるようになる。

    そして、本書のもう一人の主人公とも言えるのが、アンリ・デュ・ヴェル

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    2012年10月11日
  • ノストラダムスと王妃 上

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    ネタバレ

    ノストラダムス。誰でも聞いたことのある名前だけど、実は彼が預言者ということぐらいしか知らない。そんな彼の生涯を描いた作品だ。

    時代は、13世紀、ノストラダムスは本名がミシェル・ドゥ・ノートルダム。父親はフランスのアヴィニヨンの商人兼金貸しだ。9人兄弟の長男で、町の名士の一人という地位であった。当時での金貸しは卑しい職業とされており、その職業を聞いただけでも、あーユダヤ人か、と思い浮かぶのである。ただ、ノストラダムスは、祖父がユダヤ教からキリスト教にアヴィニヨンで改宗し、ノートルダムと名乗るようになった。洗礼を受けた教会がノートル・ダム教会であったため、習慣に従って、教会名を苗字に頂いたようだ

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    2012年09月25日
  • 聖戦ヴァンデ(下)

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    3人の中ではジュリアンに感情移入して読んでたので、すごく切ない読後感。

    革命後は無情。
    他の人物も終わりを知ってるだけに…。

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    2012年09月25日
  • 聖戦ヴァンデ(上)

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    フランスものが読みたくて。

    でも思ってた時代より後だった。

    出会いのシーンとか、鋭くてきゅんとします。

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    2012年09月25日
  • ブルボンの封印 上

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    鉄仮面伝説、っ最後はやっぱそうなるか~。わかり易いですね。
    ダルタニャンがチョイ役(てか一瞬)出てきて「こんだけ~」ってつっこんだ。

    藤本さんなんだからマノン目線で、もっと悪ーーーーってのも読んでみたい。

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    2012年12月28日