あらすじ
1793年2月、30万募兵令が全国に向けて発布され、ヴァンデ地方は、ついに武装蜂起した。貴族としての誇りに生きる21歳のアンリは、10万のヴァンデ軍の先頭に立つ。それを迎え討つは、革命を信じ、大量殺戮をも辞さぬ覚悟の公安委員会代理ジュリアン19歳。そして、アンリの敵として対峙せざるをえなくなった西部方面軍最高責任者ニコラ25歳。3人は激突を回避できるか――? 祖国に身を捧げる若き情熱を描く力作長編、完結。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
架空の登場人物の設定や、動かし方に無理がありすぎる。そのため、常に違和感を感じながら読み進めることになり、物語に入り込めない。
と、思ったらマルク・アントワーヌ・ジュリアンは実在の人物だった!
なんてこと。
こんな無理な人事してたのか、ロベスピエールは、、、
そこまで追い詰められていたんだろうか、、、
最後はやるせない気分にどっぷり浸かり、暗く沈みこんでしまった。
歴史は、、、小説よりも、むごい。
Posted by ブクログ
1793年2月、30万募兵令が全国に向けて発布され、ヴァンデ地方は、ついに武装蜂起した。貴族としての誇りに生きる21歳のアンリは、10万のヴァンデ軍の先頭に立つ。それを迎え討つは、革命を信じ、大量殺戮をも辞さぬ覚悟の公安委員会代理ジュリアン19歳、そしてアンリの敵として対峙せざるをえなくなった西部方面軍最高責任者ニコラ25歳。3人は激突を回避できるか。祖国に身を捧げる若き情熱を描く力作長編、完結。
「BOOK」データベース より
報われなさ過ぎる.
夜中に読み終わって、そのまま寝るのがつらいほど.
正義のための武力なんてものがあるのだろうか.
Posted by ブクログ
それにしても、革命思想の歪んだカリカチュアなジュリアンの扱いはかなり堪えました。違う扱いを期待していただけに。先鋭的なロベ×サンの行く手にも描かれてはいない、ギロチンが見えます。