藤本ひとみのレビュー一覧

  • 快楽の伏流 鑑定医シャルル(鑑定医シャルル・シリーズ)

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     マリナシリーズで出てきたシャルルの話。以前はコバルトだったからか、そしてこの話のシャルルが青年になったためか、それなりに大人らしい描写があります。10代向けではないでしょうからね。ですが、ミステリーですので、シャルルの分析話が面白い。そして相変わらずの彼の傲岸不遜振りも。マリナシリーズでの恋も多少引きずっている部分もあるようで、いい男になったなぁと思いました。

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    2009年10月04日
  • 見知らぬ遊戯 鑑定医シャルル(鑑定医シャルル・シリーズ)

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    鑑定医シャルルシリーズ第一作。
    閉鎖的な村で強姦事件が起きた。
    犯罪心理学に触れながら犯人を絞っていく過程が楽しめます。鑑定医シャルルの皮肉っぽさに惹かれました。

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    2009年10月04日
  • ウィ-ンの密使

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    去年フランスに行き「ヴェルサイユ宮殿」を見て以来、興味をもった「フランス革命」。
    大御所、ベルバラも読んでしまいましたが、こちらは「大人の」ベルバラ?という感じ。
    オスカルは主人公で・・・、などと妄想しながら読んでしまいました。

    最初に、予備知識に軽めのフランス革命の本を読んでおくと登場人物がわかりやすいかもなという印象。
    この主人公、実際にいたら「惚れます」。
    が、最後主人公がそうなってしまうとは・・・の結末に少し淋しくなってしまいました。

    ここで、内容について少し。
    フランスで市民からの暴動が起こり、このままではヨーロッパ全土の王権制度が危機に陥ると悟ったマリーアントワネットの祖国、オーストリア。
    オーストリアの威厳を守る為、密使を使いマリーアントワネットまたはルイに旧習の考えを改めさせようと、あれこれ手をつくすも、まったく別の方向へ向かってしまう。
    正直、典型的なお金持ちのお嬢様、おぼっちゃまが国王、王妃になっちゃったという印象。
    あってもまだまだ欲しがり、自分の欲望の事しか考えていない。
    少なからず、こういう人っているもんだと思うのですが、、、、。
    今まで「フランス革命」にこんな事を考えた事もなかったのですが、誰も本気で怒る、注意する人がいないという事の悲劇だったんだなと考えてしまいました。

    割と厚い類いなので最後まで読み切れるか不安だったものの、サクサク読める一冊でした。

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    2009年10月04日
  • ジャンヌ・ダルク暗殺

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    歴史的人物が二人いたと仮定してその二人を通して善と悪を描くとういう手法は、いくつかみかけるが、この本はとてもうまく描かれていると思う。特に聖人とされている方の純粋ゆえの困ったちゃん加減が心憎いと私は思う。

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    2009年10月04日
  • 見知らぬ遊戯 鑑定医シャルル(鑑定医シャルル・シリーズ)

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    パリを舞台にしたサイコ・サスペンス。これまた犯罪心理学医のシャルルさまが私好みのお変人。藤本氏の作品はヨーロッパが舞台だからこれまた面白い。女性憲兵隊員アニエスとの間に芽生えた物の行方も心配!シリーズにしてくれて、ありがとう!っていう感じです。(笑)

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    2009年10月04日
  • 聖戦ヴァンデ(上)

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    ヴァスティーユ陥落から4年後。
    混迷の続くフランスで出会う3人の青年。国王騎兵隊仕官のアンリ、副官の伍長ニコラ、革命を信奉する寄宿学生ジュリアン。
    反革命勢力と革命勢力の対立が
    激化する中で、彼らもまた互いの立場から、それぞれの道へ身を投じることになる。
    フランス革命を反革命勢力から、世界史の教科書には、登場しない人物の視点から描いた作品。上下巻。

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    2009年10月04日
  • 探偵チームKZ事件ノート ひとり時間は知っている

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    ネタバレ

    喧嘩しても仲間思いなところは変わらない。
    それぞれ少し成長を感じた。
    黒木くん、これから先の人生の方がずっと長いよ。
    幸せになれ。

    KZ'Uシリーズは、本編が終わってから読めば良かった。
    でもそれだといつ読めるかわからないし……。

    Auf Wiedersehenはドイツ語で別れの言葉。

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    2026年07月22日
  • まんが家マリナお嬢さま事件 愛はきらめく星になっても

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    お嬢様学校の女子寮のドタバタ劇。
    まんが家マリナシリーズの登場人物は、主人公のマリナを始め 皆クセがかなり強いけど、今回の鈴屋美都もなかなかで面白かった。

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    2026年07月10日
  • 数学者と聖骸布騎士団

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    KZUとは別で読みたかった気もする。
    得意分野のフランスを舞台にしてシリーズ完結を彩ってくれたのかな。
    上杉君はもう大丈夫そうだけど、黒木君はまだ心配なので、黒木メインの物語も読んでみたい。

    シャルナブール修道騎士団は架空だが、騎士団自体は形を変えながら現存するものもあるらしい。

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    2026年05月29日
  • 数学者と聖骸布騎士団

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    題名に惹かれて、シリーズものだと知らずに読んでみた。
    あ、途中でやめようかな、と思ったけど、東京のなんとか附属とかの高校生の冒険ファンタジーと割り切って読むとサクサク読めた。
    フランスも景気が悪いのか…
    よく分からないけど、めでたしめでたしで良かった。

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    2026年05月15日
  • 探偵チームKZ事件ノート ひとり時間は知っている

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    藤本ひとみ先生のシリーズ新作。毎回読んでいるが、今回も良いセリフが描かれていた。「自分独自の見方で周りを見つめ…」殺人事件あり、なぞあり、主人公は女子中学生と美男子たち。気楽に読めるが為になることをいってくれる作品だ。

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    2026年04月13日
  • 探偵チームKZ事件ノート ひとり時間は知っている

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    上杉と若武のヌード写真が流出することから事件が始まっていきます。2人の表情が絵で書かれているので、対比が分かりやすかったです。

    流出事件を追っていく過程で、黒木が過去に関与していたとされる事件とバッティング。その中で、少しだけ黒木の過去について明かされました。

    黒木の核となる部分については触れられていませんが、黒木と上杉の友情にグッとくるものがありました。女の子同士の全てを語り合い、励まし合う友情とは異なり、多くは語らずともいざという時に肩を並べられる2人の関係って素敵だなと思いました。

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    2026年03月12日
  • 数学者と聖骸布騎士団

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    タイトルに惹かれて。読み終わって知ったがどうもシリーズものらしい。数学に魅入られた高校3年生の男子がイタリアで崖から落ちる交通事故を起こした後に行方がわからなくなった母親を探しに現地に飛んで日本の友達の協力を得ながら、聖骸布の謎もついでに解き明かしていくというとんでもストーリー。
    まず設定が突拍子もないので、それを飲み込んで読み進めるか、アホくさくなって読むのをやめるかどちらかな気がした。自分も何回かもう今ここで読むのをやめても惜しくないなという場面が何回かあったが、とりあえず読み終えてみて、こういう読み物もあるんだなと知れたのはまぁ、よかったのかもしれない。どっちでもいいんだがw

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    2026年02月18日
  • KZ’ Deep File いつの日か伝説になる

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    ネタバレ

    黒木くんの過去にフォーカスした、kzの古参向けの一冊。面白かったのだけど新キャラがあんまり好きになれなくてそこだけ微妙だった。その子以外の顔はみんな分かってるのに彼だけ浮かばないのもなんか居心地悪くてあまりページが進まず、読み終わってからもうーんと思ってしまった。

    旧財閥の懇親会、そんなことある?と思いながら読んでたのだけど藤本先生は実際それに招待されたことがあるらしく
    こんな世界があるのか、そして藤本先生はそんなにすごいお方なのかと衝撃だった。フィクションとはいえそれを題材にしてしまって大丈夫なのだろうか

    新キャラについてブツブツ言ってしまったが、「生まれた命は器のようなもので、中に何を入れるかは自分で決める。自分らしい満たし方をするんだ。それが人生になる。僕は思うよ、あの事件が君の未来にとってプラスになるような道を、これから捜していけばいいんじゃないかって。手伝えるよ、僕も上杉も黒木もね」というセリフはめちゃくちゃ良かったし藤本先生のお人柄や人生観が現れてるなと思った

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    2026年02月11日
  • 数学者と聖骸布騎士団

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    上杉和典が医師にも数学者にもならないのではと
    ハラハラした。
    ヨブの
    「そんなに愛情を注がれてみろ。その後は、必ず支配されるぞ」
    と母親に対するセリフに
    思わず頷いた。

    登場人物のセリフと感情が良く分からない所があって
    頭の良すぎる人達だから
    きっと理解出来なかったんだろうと
    無理やり納得したので
    ★を減らしてみた。

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    2026年02月08日
  • 大修院長ジュスティーヌ

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    正義などというものは時代の要請によってその姿を変えるものだ。絶対的な価値観などというものはおそらくないのであろう。性的な快楽を是とする異端の女子修道会と謹厳なベネディクト会の聴聞僧のあいだで揺れる少年見習僧を描く表題作の結末は、そういう気持ちでこの作品を読んでいたぼくを赤面させるにじゅうぶんなものでありました。そうですね、これだけはいつの世にも変化することない価値であってほしいものです。どうも本ばかり読んでいると物を見る目が皮肉になりすぎるらしい。同時収録は「侯爵夫人ドニッサン」と「娼婦ティティーヌ」ですが、やはりインパクトは表題作がいちばん強かったです。

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    2026年01月26日
  • 侯爵サド

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    裁判形式で進むので、どんどん読めた。しかし内容はグロテスクやエロティックがおおめ。この時代の女性の社会的立場って本当に弱い。

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    2026年01月20日
  • 聖アントニウスの殺人

    A

    購入済み

    フランス革命前後の空気感が興味深く読めたが
    物語のなかで発生する事件は
    それほど複雑ではないので
    そういう意味での読みごたえはないと思います。

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    2026年01月10日
  • 数学者と聖骸布騎士団

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    聖骸布と記されているように、宗教的な面が強い1冊だった。謎も宗教に絡んだもので、今までのKZシリーズとは少し違うように感じた。

    私自身や周囲の人を見ていても無宗教の人が多いため、宗教的な思想には理解はできても納得や共感はできなかった。


    KZシリーズのキャラクターについて触れると、本作はKZシリーズお馴染みのキャラが結構登場していて、KZ好きとしては嬉しかった。

    彩ちゃんと上杉くんのこれからの関係について匂わせているシーンもあって、2人の関係が気になっている方はぜひ手に取って読んでみてほしい!彩ちゃんの、"異性か人間か"という考え方が素敵だなと思った。

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    2025年12月31日
  • 数学者と聖骸布騎士団

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    シリーズ完結。母親がフランスのグルノーブルで崖から車で転落、父親が膵臓癌と初っ端から度肝を抜かれる展開に驚きどうなるのかと心配に。確かに頼れるのは自分だけとなったらやるしかないのかも知れない。スリに遭うし母親は行方不明だし事件に巻き込まれるし波瀾万丈過ぎて現実味が薄れつつあるけど、和典だから困難にぶつかりながらもひたすら打開していく姿はさすが。すごく楽しみにしてたシリーズだし好きなフランスが舞台なのだけど今回はそこまで入り込むことができず残念だった。ただ、彩との関係が確実なものになったようで喜ばしく安心。

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    2025年12月23日