藤本ひとみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
去年フランスに行き「ヴェルサイユ宮殿」を見て以来、興味をもった「フランス革命」。
大御所、ベルバラも読んでしまいましたが、こちらは「大人の」ベルバラ?という感じ。
オスカルは主人公で・・・、などと妄想しながら読んでしまいました。
最初に、予備知識に軽めのフランス革命の本を読んでおくと登場人物がわかりやすいかもなという印象。
この主人公、実際にいたら「惚れます」。
が、最後主人公がそうなってしまうとは・・・の結末に少し淋しくなってしまいました。
ここで、内容について少し。
フランスで市民からの暴動が起こり、このままではヨーロッパ全土の王権制度が危機に陥ると悟ったマリーアントワネットの祖国、オーストリア。
オーストリアの威厳を守る為、密使を使いマリーアントワネットまたはルイに旧習の考えを改めさせようと、あれこれ手をつくすも、まったく別の方向へ向かってしまう。
正直、典型的なお金持ちのお嬢様、おぼっちゃまが国王、王妃になっちゃったという印象。
あってもまだまだ欲しがり、自分の欲望の事しか考えていない。
少なからず、こういう人っているもんだと思うのですが、、、、。
今まで「フランス革命」にこんな事を考えた事もなかったのですが、誰も本気で怒る、注意する人がいないという事の悲劇だったんだなと考えてしまいました。
割と厚い類いなので最後まで読み切れるか不安だったものの、サクサク読める一冊でした。 -
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて。読み終わって知ったがどうもシリーズものらしい。数学に魅入られた高校3年生の男子がイタリアで崖から落ちる交通事故を起こした後に行方がわからなくなった母親を探しに現地に飛んで日本の友達の協力を得ながら、聖骸布の謎もついでに解き明かしていくというとんでもストーリー。
まず設定が突拍子もないので、それを飲み込んで読み進めるか、アホくさくなって読むのをやめるかどちらかな気がした。自分も何回かもう今ここで読むのをやめても惜しくないなという場面が何回かあったが、とりあえず読み終えてみて、こういう読み物もあるんだなと知れたのはまぁ、よかったのかもしれない。どっちでもいいんだがw -
Posted by ブクログ
ネタバレ黒木くんの過去にフォーカスした、kzの古参向けの一冊。面白かったのだけど新キャラがあんまり好きになれなくてそこだけ微妙だった。その子以外の顔はみんな分かってるのに彼だけ浮かばないのもなんか居心地悪くてあまりページが進まず、読み終わってからもうーんと思ってしまった。
旧財閥の懇親会、そんなことある?と思いながら読んでたのだけど藤本先生は実際それに招待されたことがあるらしく
こんな世界があるのか、そして藤本先生はそんなにすごいお方なのかと衝撃だった。フィクションとはいえそれを題材にしてしまって大丈夫なのだろうか
新キャラについてブツブツ言ってしまったが、「生まれた命は器のようなもので、中に何を入れるかは自分で決める。自分らしい満たし方をするんだ。それが人生になる。僕は思うよ、あの事件が君の未来にとってプラスになるような道を、これから捜していけばいいんじゃないかって。手伝えるよ、僕も上杉も黒木もね」というセリフはめちゃくちゃ良かったし藤本先生のお人柄や人生観が現れてるなと思った -
Posted by ブクログ
正義などというものは時代の要請によってその姿を変えるものだ。絶対的な価値観などというものはおそらくないのであろう。性的な快楽を是とする異端の女子修道会と謹厳なベネディクト会の聴聞僧のあいだで揺れる少年見習僧を描く表題作の結末は、そういう気持ちでこの作品を読んでいたぼくを赤面させるにじゅうぶんなものでありました。そうですね、これだけはいつの世にも変化することない価値であってほしいものです。どうも本ばかり読んでいると物を見る目が皮肉になりすぎるらしい。同時収録は「侯爵夫人ドニッサン」と「娼婦ティティーヌ」ですが、やはりインパクトは表題作がいちばん強かったです。
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Posted by ブクログ
聖骸布と記されているように、宗教的な面が強い1冊だった。謎も宗教に絡んだもので、今までのKZシリーズとは少し違うように感じた。
私自身や周囲の人を見ていても無宗教の人が多いため、宗教的な思想には理解はできても納得や共感はできなかった。
KZシリーズのキャラクターについて触れると、本作はKZシリーズお馴染みのキャラが結構登場していて、KZ好きとしては嬉しかった。
彩ちゃんと上杉くんのこれからの関係について匂わせているシーンもあって、2人の関係が気になっている方はぜひ手に取って読んでみてほしい!彩ちゃんの、"異性か人間か"という考え方が素敵だなと思った。