藤本ひとみのレビュー一覧

  • 聖戦ヴァンデ(上)

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    ヴァンデの戦い、いわゆる、フランス革命である。フランス革命はバスティーユの襲撃から始まる。バスティーユは政治犯を収容していた牢獄であり、抑圧された革命派が襲撃を企て、成功を収めた。革命派の主導者がロベスピエールであり、そのロベスピエールの目といわれたのが、主人公の一人、マルク・アントワーヌ・ジュリアンだ。ジュリアンは、『バスティーユを陥落させたことは、取るに足らない。王座を打倒すべきである』と、ビラを配り、それが、議員でもない、18歳の青年であるというところに、ロベスピエールは感動し、次第にジュリアンを重く用いるようになる。

    そして、本書のもう一人の主人公とも言えるのが、アンリ・デュ・ヴェルジエ・ドゥ・ラ・ロシュジャクランだ。アンリは貴族の公子であった。フランス王ルイ16世を守る親衛騎兵隊の少尉であり、反革命派である。

    この立場の相反する二人を中心に物語りは進む。

    ジュリアンが革命の戦争の中、婚約者と先生を失う。ジュリアンはロベスピエールにそんな境遇の自分はどうすればいいのか問う。ロベスピエールは言う『人間は、多くを得、多くを失う。最後に残るのは、君自身だけだ。それだけが、真の君のものだからだ。君の物でないものは、君をすり抜けていくだろう。仕方の無いことだ。本当に君自身のものだけが、失われることも無く、奪い取られることも無い。君が失ったという2人が君に残したもの、君の心の中に生き、実っているものこそが、君のものだ。それを大切にしようと考えれば、自分がこれからどうすればよいかは、自ずと分かってくるだろう』と。

    フランス革命が起こり、バスティーユの監獄が陥落し、革命派が主導権を握ると、ルイ16世は家族とともにフランスを脱出する。王妃マリー・アントワネットの強い主張に動かされ、オーストリアに亡命を図る。しかし、ルイ16世はフランスに連れ戻され、革命派の弾劾にあい、革命広場でギロチンにより斬首された。

    フランスの内戦に付け込み、領土を占領しようというイスパニア、英国が食指を動かしだす。それに対抗するため、革命派は30万人の募集をするが、集まらない。応募が30万人に満たない場合は、その不足を抽選による徴兵で補うことが決められた。これに対し、農民は反乱する。各地で徴兵反対の農民青年たちが武装し、抵抗した。これが、反革命派として、ルイ16世の遺児、ルイ17世を新たなフランス国王とすべく、ヴァンデ地方を拠点に集合した。反革命派は、白地に赤い十字架と心臓をかたどった紋章・聖心(サクレクール)を胸飾り、進軍する。ジャック・カトリノーを最高司令官として蜂起した。ただ、反革命派の主体は農民だ。軍のように規律が取れているわけではない。そんな農民兵をまとめているカトリノーをアンリは尊敬崇拝した。『農民兵は子供なのだ。素朴で純粋で無垢、同時に限りなく図に乗り、下品で残酷、臆病で鈍感。まずそれを許し、受け入れなければ、彼らとは付き合えない。指導者である私たちは、彼らを糾弾するのではなく、親のような愛情と同情をもって包み込み、その成長を見守るべきだ。裁くことは神がする。神に任せておけばよい』と、農民兵のまとまりの無さに嫌気が差してきたアンリをいさめたりした。また、アンリの古い部下は革命派に流れている。アンリはカトリノーに問う、『もし敵陣に古い友人がいて、戦いの最中に再開したらどうすればよいか』と。カトリノーはこたえる。『再会を喜び、酒を酌み交わす。心を寄せ合い、結び合った友情以上に尊いものはない。役職も、立場も、信義も、それを越えることは出来ない。人間一人を助けたからといって、大勢が変わるわけでもあるまい。私なら、友人を何よりも上に置く』と。

    ただ、そんなカトリノーも戦禍に倒れ、続く最高司令官となったエルベも重症を負う。続いて最高司令官として迎えられたのが、アンリである。

    アンリの敵方の謀将であるジュリアンはヴァンデが二度と立ち上がれないように非戦闘員も含めて全滅させようとする。森・畑・村を焼き尽くし、土地に塩を撒き、すべての住民を無差別に葬り去り、最後に土地の名を別の名に変えてしまえば、ヴァンデは息絶え、祖国フランスから消滅する。ジュリアンが信奉するロベスピエールはそれを聞いて感じる。物事というのは常に行き過ぎるものであるが、行き過ぎるほどの力をもって臨まなければ常に結果は下回る。過不足なく留めることは不可能に近い。最善の方法は、充分に施行してから、様子を見て基準を緩めることだと思った。

    ただ、それに対し、同じ共和国軍の少将であり、かつてのアンリの部下であったニコラは言う。戦いにも秩序が必要であり、規律無しに戦えば精神の荒廃につながり、それが敗北をもたらす。軍人の仕事の一つは人を殺すことである。規律や至誠を失ってしまえば、殺人者と変わりない。

    ジュリアンの焦土作戦は、結果としてヴァンデを死に物狂いにさせた。全滅させないまでも、一度こてんぱんに叩き、そのまま攻めるぞと脅しておけば、農民たちは降伏したかもしれないのに、完璧に弾圧しようとして、却って農民たちを再武装させたのである。

    だが結局共和国軍の物量攻撃にヴァンデ軍は持ちこたえられず、将軍たちは次々と消えていった。ヴァンデが静まるのは、ナポレオン・ボナパルトがローマ教皇ピオ七世と和議を結び、ヴァンデに対し、信仰の自由、徴兵の免除、損害の賠償、復興援助等の政策を講じてからのことである。バスティーユの襲撃が一七八九年七月十四日から数えて十二年後の一八〇一年七月十五日のことだった。

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    2012年10月11日
  • ノストラダムスと王妃 上

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    ネタバレ

    ノストラダムス。誰でも聞いたことのある名前だけど、実は彼が預言者ということぐらいしか知らない。そんな彼の生涯を描いた作品だ。

    時代は、13世紀、ノストラダムスは本名がミシェル・ドゥ・ノートルダム。父親はフランスのアヴィニヨンの商人兼金貸しだ。9人兄弟の長男で、町の名士の一人という地位であった。当時での金貸しは卑しい職業とされており、その職業を聞いただけでも、あーユダヤ人か、と思い浮かぶのである。ただ、ノストラダムスは、祖父がユダヤ教からキリスト教にアヴィニヨンで改宗し、ノートルダムと名乗るようになった。洗礼を受けた教会がノートル・ダム教会であったため、習慣に従って、教会名を苗字に頂いたようだ。

    ノストラダムスは医者であった。そしてたいそうな美食家であり、様々な社交界に出入りしていた。また、自分で石鹸や歯磨き粉、若返りの化粧水などを作って販売しており、さらに、それらの販売を促進するため、化粧品についての本も書いている。『顔を美しく見せるための化粧の様々な方法について』では、化粧についてはもちろんのこと、髪を金髪にする方法とか、白髪の染め方、シミを取り除く秘訣などが記載され、『様々な砂糖煮の作り方』では、若返りの効果を持つ牛の干草砂糖煮や、健康を保つための甘口ワインを使った蜂蜜煮の作り方などが詳しく書かれている。

    預言者で、美食家の社交的な医者、石鹸や化粧水の製造販売人、加えて化粧法を指南する美容師で砂糖煮の料理人とはいったい何者であろうか。

    ノストラダムスは、フランス各地の修道院の医師として滞在したりした日々もある。猛威を振るうペストの治療に力を尽くし、リヨンではペストの医師としても名声を確立した。1550年に向こう1年間の天候や月の出入りの時刻、聖人の祝日などを書き記した『年間占いと暦、および前兆』という本を書き上げ刊行したのが、預言書の最初であると思われる。

    占星術には2種類ある。一つは医学占星術。もうひとつは個人占星術だ。人間の体は星の影響を受けているといわれ、医者は患者の体を支配する星を考慮し、病気の見通しを診断するのが普通で、それは、天体の学問に基づく科学的な治療法と考えられていた。
    一方、個人の運命を占う個人占星術は、教会からまやかしであると指摘され続けてきた。迷信や魔術の類と一からげにされ、信仰に反するものとして厳しく糾弾された。ノストラダムスは双方を行っていた。診断し、薬を与え、医学占星術によって予後を見通して指導する。そして患者が希望すれば個人の運勢を占った。ノストラダムスに言わせれば、占星術による占いは聖なることであった。占星術は神が存在する天空からもたらされるものであり、結果的に人間の人生における神の存在を明らかにするからである。ノストラダムスの個人占星術については、訴えられたこともあったが、ノストラダムスは聖書からの引用を持って争い、結局は勝訴した。

    そんなノストラダムスに目をつけた、ある高貴な人間がいた。それが、フランス国王アンリ2世の王妃カトリーヌ・ドゥ・メディシスだった。

    ノストラダムスはカトリーヌに招かれる。そこで、ノストラダムスは尋ねられる。お前は預言者かと。ノストラダムスは、自分は預言者ではなく、予言者だと。神の神託を告げているのではなく、未来を予見して告げているのだと。なぜそんなことができるのか。ノストラダムスはカトリーヌに応える。ノストラダムスが聖書も含む膨大な年代記の中から見つけ出した真実は、歴史は1本の線ではなく、円であるということだった。1周すると元に戻る。つまり、歴史とは一定の周期をもって同じことを繰り返しているということだ。ただ一つの歴史があり、それが色々な人々により繰り返し演じられている。そして、その各々の周期の中では、個人の運命もまた繰り返されている。つまり私たちは自分だけの人生を生きているつもりが、実は誰かの人生を繰り返し、それを自分の人生だと思い込んでいるのだ。歴史とは永遠の再出発なのだ。これはキリストの教えに逆らうばかりでなく、人間の尊厳そのものを否定するようなものだった。

    預言書とは、過去の出来事の中からその要素だけを抽出し、それがそのまま未来の出来事となるということだ。ただ、この考えはキリストの教えと反するため、すべての数字を入替たり、固有名詞の文字を入れ替えたり、他の言葉で代用させたりしたために、ノストラダムスの著作は非常に抽象的になり、実際に事件が起きた後でなければわからないようなものになった。

    ここで、王妃カトリーヌの置かれている状況を説明する。現在、フランスを牛耳っている人間は2人いる。一人は国王アンリ2世が尊父と仰ぐ大元帥アンヌ・ドゥ・モンモランシー。そしてもう一人は、アンリ2世がこの上ない愛をそそぐヴァランチノワ公爵夫人ディアヌ・ドゥ・ポワティエという愛妾だ。そう、カトリーヌはその愛妾にあたかも第一婦人の地位を与えているようなものだった。この2人に宮廷内の第3の勢力、ギュイーズ一族が続く。ただ、ディアヌもモンモランシーも、アンリ2世があって地位を保証されているようなもので、仮に、アンリ2世がこの世を去った場合、2人の地位は瞬く間に消されてしまうという危ういものであった。つまり、アンリ2世がいなくなれば、ギュイーズ一族の支配が始まり、権力を集中させながら、彼らが最終的に狙うのはフランス国王の地位であった。正当な王位継承者であるカトリーヌの4人の息子たちの運命は、悲惨なものになるだろう。そうはさせじと、カトリーヌはノストラダムスを招致し、未来を予見させたのである。その未来とは、アンリ2世がいつ亡くなるかということだ。その時期を予期し、手を打っておかなければならないというのが、4人の息子を持つ母の切なる願いであった。そのためには、どんな汚い手でも使うことを厭わないと誓うのであった。

    ノストラダムスは予言する。アンリ2世の死は3年後の1559年であると。これを聞き、すぐさまカトリーヌは手を打ち始める。が、どうすればよいかわからない。商人の家系の何の後ろ盾もない女が、愛にも実権にも恵まれずして、王妃としていかに生きるか。いかにその人生を全うできるか。カトリーヌは運命に挑む。ノストラダムスは自分の運命にも似たカトリーヌに知恵を授ける。『統治するには分割せよ』と。

    ノストラダムスは言う。この王国は滅びようとしている。それは正義が行われていないからだ。国王アンリ2世は蝋と呼ばれるような傀儡であり、国政は愛妾と大元帥の手に握られている。アンリ2世は彼らの機嫌を損ねまいとして、右往左往しているのが実情であった。王家の尊厳は地に落ち、それをさらに踏みにじろうと大貴族ギュイーズ一族が手ぐすね引いている。このため、王国の基礎となるもっとも大切な正義である”王家による国家の統一”が必要であると。

    アンリ2世が3年後に死ぬとすると、後継するカトリーヌの息子の王太子フランソワはまだ15歳だ。王太子妃メアリ・スチュアートを通じて、ギュイーズ一族の傀儡になることは必定だ。宮廷にはギュイーズ一族に拮抗するだけの力を持つ人間がいない。ではどうすれば良いのか。それは、ギュイーズ一族と肩を並べうる名家で、しかもギュイーズ一族の信仰するカトリックと反する、プロテスタンを奉じる一族を探し出し、保護を与えてギュイーズ一族およびカトリックに対抗する勢力に育て上げることだ。そんな家系がどこにあるのか。見つけ出したのが、ブルボン・ヴァンドーム家だ。

    しかし、カトリック対プロテスタンは宗教同士の争いであり、妥協という点が見出せない。武器と暴力では何も解決しないと分かっていつつも、報復は報復を呼び、泥沼化していく。ではどうすればよいのか。その答えは一つに違いなかった。このフランスのあらゆる人間に尊敬される唯一人の人物、フランス国王である。その絶対権力が率先して正しいやり方を示すことである。民衆が真似をするような迫害をやめること。カトリックの峻厳さを是正し、プロテスタンを認め、一つの国に二つの宗教を許し、カトリック以上に厳格なプロテスタンにも寛容を強いること。それ以外にこの不幸を止める道はないとノストラダムスは考えた。

    おそらく、それは困難な道であったが、カトリーヌはやってみるしかなかった。駄目なら駄目でその時にまた考えればよい。常に全力で立ち向かってさえいれば、いつどんなことになっても、あきらめがつくというものであった。

    結果的に、カトリーヌは自分の子供を見殺しにすることになるが、フランスを一つにまとめ、フランスの混乱につけ込んだイギリス、エスパニヤの侵入を食い止めた。

    ノストラダムスは、改宗ユダヤ人として生きた祖父、また生粋のユダヤ人であった多くの先祖たちに思いをはせる。誰も不遇だったと思う。社会の中でさげすまれ、おとしめられてきたがゆえに、権力を信仰し、その思いを子供に託してきた。しかし、自分たちが一貫して求めてきたものは、地位を得ることではなく、ただ幸せに生きるということに過ぎなかったのではないか。名声や名誉がそれを裏打ちしてくれると信じたからこそ、追い求めたのではないか。今、その目的と手段が逆転してはいないか。不遇な人生に勝利するとは、薄氷を踏む思いを繰り返して名声を轟かせる事ではなく、安定し、落ち着いた毎日を作り出し、その中でじっくりと生きる幸せをかみしめることではないのかと。ノストラダムスはカトリーヌが摂政となって支えるフランス王国の反映を祈って、故郷へと下っていった。

    全2巻。

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    2012年09月25日
  • 聖戦ヴァンデ(下)

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    3人の中ではジュリアンに感情移入して読んでたので、すごく切ない読後感。

    革命後は無情。
    他の人物も終わりを知ってるだけに…。

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    2012年09月25日
  • 聖戦ヴァンデ(上)

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    フランスものが読みたくて。

    でも思ってた時代より後だった。

    出会いのシーンとか、鋭くてきゅんとします。

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    2012年09月25日
  • ブルボンの封印 上

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    鉄仮面伝説、っ最後はやっぱそうなるか~。わかり易いですね。
    ダルタニャンがチョイ役(てか一瞬)出てきて「こんだけ~」ってつっこんだ。

    藤本さんなんだからマノン目線で、もっと悪ーーーーってのも読んでみたい。

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    2012年12月28日
  • 皇帝ナポレオン (上)

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    結局読み終わるのに半年かかってしまった。
    次々と出てくる、名前がカタカナの登場人物になれていないのは
    やはり私が欧米モノの本を読んでいない証拠。

    上巻だけでは、ナポレオンがまだどんな人物であったかはまだわからない。
    下巻を読み進めることにするが、
    エジプト遠征の詳細は圧巻。

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    2015年07月14日
  • 探偵チームKZ事件ノート 緑の桜は知っている

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    うっかり4巻目をとばして読んでしまいましたが、
    KZシリーズ、数年を経ての続編となる5巻目。
    皆中学生になっていますが、あまりそういう意味での変化もなく、
    正直児童書刊行になったこともあってか、コバルト時代の巻に
    比べ、ジュブナイル風味が減り、事件を解決する要素が
    多めになった印象がないでもないです。
    事件も少し丸投げ感があるので、悪い意味での子供向け感が
    少し強くなったかなぁ。

    今月出る最新刊は、上下巻!構成ということで、奥行きのある
    話になるかもですね。楽しみ。

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    2012年07月05日
  • 見知らぬ遊戯 鑑定医シャルル(鑑定医シャルル・シリーズ)

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    2012/03/31:読書メーターのつぶやきでマリナシリーズ→鑑定医シャルルシリーズの話を見かけて読んでみたくなり、読んでみました。大人なシャルルが新鮮でした。

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    2012年05月11日
  • 壬生烈風 幕末京都守護職始末

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    会津藩の名門"北原真之介'とその共侍の小天狗事"孝太郎"の幕末の動乱を描く。芹沢鴨、近藤勇、土方、沖田総司等の壬生浪人衆(新撰組)と共に長州、薩摩、土佐藩との戦いを描く、佐久間像山等との交流から色々学びながら武士として生きる姿が良かった。

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    2012年05月06日
  • 綺羅星

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    ネタバレ

    久しぶりに恋愛小説を読んだ。
    最近は推理小説ばっかりだったから
    人が死なない本は久しぶり。

    アイドルとマネージャー。
    最後は、ハッピーエンド。

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    2012年09月02日
  • ジャンヌ・ダルク暗殺

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    ネタバレ

    娼婦のジャンヌダルクと、聖者ジャンヌダルクの話。

    聖者ジャンヌダルクの強さは
    神への告解が終わっていることが重要とされ、
    死をおそれていないこと。

    娼婦のジャンヌダルクの強さは
    すべて自分の力で道を開き、自分を信じてるところ。

    娼婦という仕事を作ったのも神であり、という
    娼婦ジャンヌダルクの言葉に・・・・そうだ・・・と思いました。

    何が汚いものなのと思うかさえ個人の自由。
    信仰心のないわたしには聖者ジャンヌダルクの気持ちは理解しがたいが・・・。

    娼婦ジャンヌダルクの生き方にとても惹かれました。
    が、あんなに強くかしこくは生きれないなぁ(笑)

    どんな生きざまがその人らしく、幸せであるかは
    その人自身にしかわからないもので、
    想像はできても、決めつけることはできないことだなぁと思う。


    最後に、娼婦ジャンヌダルクにはっぴーが訪れたことで
    すっきり読み終われましたデス。

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    2013年03月29日
  • ウィ-ンの密使

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    マリー・アントワネットの人格形成に多大に影響を与えた、貴族の青年が主人公。少女時代の彼女と二年間を共に過ごし、非常に要領のいい我儘娘に仕立て上げたという負い目を抱えている。物語の時期は、バスティーユ要塞襲撃から、三頭派がジャコバン・クラブから抜けるまで。佐藤賢一「小説 フランス革命」シリーズと比べると、どうしても軽く感じる。ラファイエットやロベスピエールが好意的に描かれているのに対し、ミラボーやデムーランの扱いがよくない。革命の有名人が、ちょこちょこ登場し、ルーカスからの視点で描かれる。

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    2011年12月10日
  • 新・三銃士 ダルタニャンとミラディ〈少年編〉

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    映画「三銃士」を見たので、読みたくなった。
    原作読んでないけど藤本さんのフランス舞台の小説はどれも読みやすく面白いので、こちらを選択。
    案の定、さくさく読めました!
    首飾りのくだりが原作に基づいてたのは驚きでした!
    ただ、三銃士の話というよりは、完全にミラディが主役のような・・・

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    2011年12月04日
  • 聖戦ヴァンデ(上)

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    フランス革命。
    どこに立つ人もそれぞれの位置で譲れないもの、捨てられないものがあって。
    後戻りも逃げることもできない。

    読後、苦しくなる。

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    2011年12月01日
  • 欲望の聖女(セイント)令嬢テレジア 12

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    ネタバレ

    最終巻。結局はロベスピエールは、自分が設置したギロチン台に消えることにはなって、テレジアは解放されましたけど、そこで終わりなんですよねー。なんか物足りない。

    ページ数があるのかもしれないけど、もうちょっとあと少し、革命の終わりとかナポレオンとの出会いとかも書いてて欲しかったと思いました。

    それにしても、テレジアって正しい革命のあり方を説いてはいるけど、有力者との交渉はすべて身体でしたね。しかもみんな最初はテレジアをはねのけていても、最後はテレジアのいいなり。それほどいい身体だったのかなぁ。史実と同じか分からないけど、その点はすごいなと思いました。

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    2011年11月05日
  • 欲望の聖女(セイント)令嬢テレジア 7

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    ネタバレ

    パリの革命のあと、離婚法が成立したら、速攻でジャックとの離婚を決定したテレジア。かなり前向きです。親戚を頼ってボルドーに行きますが、ここでも取り巻きを引き連れて、放蕩三昧。

    弟にも手を出すのかと思いましたが、そこまでは非情ではなかったようで、安心。

    ただ、せっかく次の恋の相手に選んだラモットは戦死ってことなので、次の相手が気になります。

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    2011年11月05日
  • 欲望の聖女(セイント)令嬢テレジア 6

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    ネタバレ

    アレクサンドルに対して、テレジアがあんな風に出るとは思いませんでした。アレクサンドルとテレジアの仲も戻ったかと思いましたけど、はや情熱を失ったみたいで、次は、これまでちょくちょく出てきていた、タリアンとの仲が進むのかな。

    それにしても、ジャックはどうなっているんだろ。

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    2011年11月05日
  • 欲望の聖女(セイント)令嬢テレジア 5

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    ネタバレ

    テレジアとアレクサンドルとの関係は、ラメット伯爵の策略によって、アレクサンドルがテロワーニュに食われて終わっちゃいました。

    確かに恋愛面では気弱な感じがしたアレクサンドルですが、実はM男だったら、テロワーニュの攻めにあらがえなかったでしょうね。それにしても、テレジアを子供扱いしていた最初のときからは、全然違ってしまって・・・。ギャップありすぎです。

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    2011年11月05日
  • 欲望の聖女(セイント)令嬢テレジア 3

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    ネタバレ

    フェリクスの子供を身ごもったテレジア。生まれた子供は金髪で、明らかにジャックともテレジアとも異なる髪色でしたけど、周りはそれについては言わないんですね。

    フェリクスとの関係は、ジャックとの約束どおり1年以内に終了。フェリクスもあっさり、別の夫人との恋に向かったようで、ここらへんはあっさりしてますね。

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    2011年11月05日
  • 欲望の聖女(セイント)令嬢テレジア 2

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    ネタバレ

    乱暴にされたことを黙っていられないテレジアは、貴族の見栄を盾にジャックを拒絶。ジャックはテレジアに拒絶されたことで、メイドに手を出してしまい、それをテレジアに見られて、二人の関係は完全に破綻。仮面夫婦のできあがりです。

    お互いに公の場は夫婦でいるけど、私生活は干渉しないという約束を持ちますけど、それが当然となっているみたいで、当時の貴族はほんと腐ってますね。

    でも、そんな中でもジャックはテレジアの男関係に嫉妬らしいものを見せてて、これがどうなってくるのか、ちょっと楽しみです。

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    2011年11月05日