柴田元幸のレビュー一覧

  • トム・ソーヤーの冒険

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    とくに後半から盛り上がってわくわくしてくる。
    遊びに本気で、遊びだけどわりと命がけだったり、少年の日常だけどそれが冒険。

    トム、悪知恵がすごいはたらくいたずらっ子なのに、根はいい子なのがいい。

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    2016年02月24日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    改めて読んでみて内容を全然覚えていない自分にびっくりした。唯一イカダ下りくらいだけど、それほど重要な場面でもなかった・・・。児童向けというよりは筆者も冒頭に書いているように子供を主人公とした教訓めいた冒険談?教会のご褒美を得るためのトムの物々交換やペンキ塗りを友達にさせる方法など真似したいくらい賢い。

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    2015年12月22日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    今回柴田元幸さんで新訳が出たということと、新潮社のパンダブックカバーほしさに購入に至った。中学生の時に選択英語の授業で一部を訳したことがあったけど、本当の本当に一部だったと原作を読んで思い知った。(塀塗りとインジャンジョーがらみの終盤)この小説の中のお話はほぼ作者や友人たちの経験ということもあり、トムたちの日常はいつだって波乱と冒険に満ちていたのだなと思う。本書に登場するハックルベリーを主人公にした『ハックルベリーフィンの冒険』の方も読んでみたい。2012/453

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    2015年04月21日
  • オズの魔法使い

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    わかりやすいテーマを持ち、終始明るい雰囲気で進む物語であった。
    設定の良い意味での不徹底さと大人子供をはじめとした境界の曖昧さから、考えるとはどういうことか、また心とはなんなのかといった疑問を説教がましい形でなく伝えている、まさに現代のおとぎばなし「ふしぎなおはなし」であると感じられる。

    それでいて、覚えておきたいような言葉や小気味良いフレーズも数多く登場する。

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    2015年04月04日
  • ジム・スマイリーの跳び蛙―マーク・トウェイン傑作選―

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    ネタバレ

    村上春樹さんの言及により読んでみた。一番最後の夢の話が結構最近の自分の行動と(夢で見た内容を記述)シンクロニシティな感じでした。あと、小話の面白さの本質について、とかもなかなかよかった。

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    2015年03月04日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

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    「キャッチャー」で何を言わんとしているのかを知りたくて読んだ。翻訳する際に意識していることも書かれてある。

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    2015年01月26日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

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    キャッチャー・イン・ザ・ライを翻訳した村上春樹と柴田元幸によるサリンジャー・キャッチャー論、及び翻訳論。小説家の見方、米文学研究者の見方、翻訳者の見方、そして純粋な読者としての見方から、キャッチャーを多角的に語り尽くす対談。村上さんによる訳者解説と、アメリカ文学におけるキャッチャーの位置付けを洒落た形式で語った柴田さんの文章も読める。

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    2014年12月04日
  • オズの魔法使い

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    古典。長い時を経てもなお読まれてる作品にはそれだけの含蓄がありますね。
    様々なテクニックが凝らされた昨今の小説のような面白さはもちろんないけども、キャラクターから滲み出る人柄、ユーモアと皮肉、不思議な世界観などなど。面白かった。

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    2013年07月01日
  • 小説の読み方、書き方、訳し方

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    予想していた以上に、高橋源一郎が「実のあること」を言っている。かなり勉強になる。
    また日本文学はかなり「進んでいる」。
    復習必。

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    2013年05月29日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

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    おもしろい。
    ホールデン少年が結局何が好きで本当に気に入らないものは何だったのかということを考えていたので。

    彼らがこんなにもいろいろ考えながら読めるのは、当たり前だけどほんとうにたくさんの本を読んできたからなんだと思うと果てしないなあ

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    2013年04月13日
  • オズの魔法使い

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    映画を観て、再読したくなった。
    この作品がとても大好きだった時期があった。

    久しぶりに読んで、記憶が薄れていた部分が多くて驚いた。
    こんなにあっさり物語が進んだっけ? という思いになった。

    ドロシーとかかし、ブリキのきこり、ライン、犬のトトの仲間たちがちぐはなのにお互いを認め合って旅をするのは、やはり微笑ましい。

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    2013年04月01日
  • オズの魔法使い

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    カンザスの大平原のまんなかから大竜巻で家ごと見知らぬ土地に飛ばされたドロシー。ヘンリーおじさんとエムおばさんが待つ故郷へ戻りたい一心で、どんな願いも叶えてくれるという偉大なる魔法使いオズに逢いにエメラルドの街を目指す。頭にわらの入ったかかし、心臓がないブリキの木こり、勇気がほしいライオン。仲間とともに困難を乗り越える一行の願いは叶えられるのか?

    『オズ はじまりの戦い』を観ようか迷って、とりあえず復習がてら新訳版を読み返しました。なんていうか、すごく童話らしい童話だと思うのに、どこか童話らしくない、不思議な話だと思います。主人公たちは目的のために何でもやっつけちゃうんだけど、実は最後に求める

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    2013年03月04日