阿川弘之のレビュー一覧

  • 井上成美

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    一種の無常観があるね。
    この本のたんたんと秘めた思い・万感を胸に
    忠実に描こうとする姿は。。

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    2011年08月29日
  • 米内光政

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    うーーーん。相当、当時の陸軍がひどくて
    世間もヒステリック状態だったので仕方ないが
    本当に太平洋戦争がダメと思うなら死を賭して
    留めるべきだったよね。。

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    2011年08月27日
  • 山本五十六(下)

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    確かにその他の参謀が指摘しているとおり
    ハワイじゃなくてアメリカ領のフィリピンを
    攻めるべきだった思う。最初の勝利で交渉を
    有利にして講話する予定だったのならば。。。

    9.11もそうだけど真珠湾攻撃はアメリカの
    獣性を目覚めさせてしまったよね。

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    2011年08月26日
  • 復興の精神

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    【読書】結婚等のバタバタで落ち着いて本を読めなかったので、久々の読書。読んだのは震災からの復興について各界の著名人のメッセージ。くしくも自分の結婚式は震災からのちょうど3ヶ月。心からこの国の復興を願うとともに、自分も自分のできることを全力で頑張りたい。

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    2011年07月03日
  • 大人の見識

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    ネタバレ

     「急ぎの用はゆっくりと」、「静かに時を過ごすことを習え」といった「大人の見識」を身につけることを勧めた本。

     著者は日本人が軽率な者を勇敢と見なしたり、些細なことに対して大げさに騒いだりする傾向を持っていることを「軽躁」であると指摘し、それに対して「静謐」を重んじよ、と主張する。そして、この「静謐」という語は『今昔物語』に出てくる「和魂(やまとだましい)」に通ずる。

     これは戦時中に武士の心意気として盛んに喧伝された「大和魂」とは異なり、「日本人なら本来持っているべき思慮分別」と定義される。

     その他は日本海軍やイギリス海軍に関する記述が多い。両者ともユーモアのセンスを重んじたとか

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    2011年06月18日
  • 大人の見識

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    [ 内容 ]
    軽躁なるものを勇豪とみるなかれ、かつて戦国の名将はそう戒めた。
    国を誤る指導者の愚があり、滅亡の淵から救い出した見識もあった。
    英国流の智恵とユーモア、フレキシビリティを何より重んじた海軍の想い出…、歴史の中へ喪われゆく日本人の美徳と倫理をあらためて問うとともに、作家生活六十年の見聞を温め、いかなる時代にも持すべき人間の叡智を語る。

    [ 目次 ]
    第1章 日本人の見識
    第2章 英国人の見識
    第3章 東洋の叡智、西洋の叡智
    第4章 海軍の伝統
    第5章 天皇の見識
    第6章 ノブレス・オブリージュ
    第7章 三つのインターナショナリズム
    第8章 孔子の見識

    [ POP ]


    [ お

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    2011年05月21日
  • 春の城

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    戦前~戦後に青春を生きた主人公や、取り巻く人々の話。
    戦争物はあまり得意ではないのと、全体的に薄暗い印象が拭えず、読むのに少し苦労した。でも描かれている登場人物達の若さと、時代に喰われざるを得なかったエネルギー(こう書くと妙に年より臭く感じられてしまうけど)がしっかりと伝わってくる。主人公と近い年代だからこそ、その人生に同情と、同じく憧れのようなものを覚えた。

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    2011年02月20日
  • 軍艦長門の生涯(上)

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     今も尚、静かに海の底に沈んでいる戦艦長門。
     彼の激動の人生(艦生?)を描いた小説。
     上中下あるが、どれも淡々と進む描写がリアリティある雰囲気。出てくる人が多すぎて途中でわけがわからなくなるけれど、確かに其処に生きていた人が居るわけで。それは凄いなと思います。

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    2010年03月17日
  • 大人の見識

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    筆者の体験した事実を羅列したという印象。
    ただ、筆者も書いている通り、読者に対して押し付けているのではなく、
    読者が何かを感じ取ればそれでよいという姿勢。

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    2009年10月04日
  • 大人の見識

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    池田潔「自由と規律ーイギリスの学校生活ー」
    藤原正彦「遥かなるケンブリッジ 一数学者のイギリス」(新潮文庫)

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    2009年10月07日
  • 大人の見識

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    古き良き日本人の精神と、それが失われた現代への批判。戦争・海軍・英国から見られる「大人の精神性」について。差別的な言動にも逆にユーモアで返し、それを当事者も含め皆が笑ってしまえる英国のユーモア精神は羨ましいところ。重箱の隅をつついて責めるような日本では見られません。こういう器の大きいところは見習ってほしいものです。著者の英国好きがかなり窺えます。
    論語についても少し書かれていて興味を持ちました。筆者が子供に伝えようとした様に、一日一つ読んでみようかなという気になりました。少々内容に偏りはありますが、自分の姿を振り返るのに時々読み返したい。

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    2009年10月04日
  • 大人の見識

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    悪しき行いをする者に対して相手を恥じ入らせるような、あるいはどちらかが笑い出すような、ユーモアのある対応をするのが大人なんだな。

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    2009年10月04日
  • 大人の見識

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    堅苦しそうな題なのに、実に柔らかい内容だった。
    機智、叡智、嗜みなんてのは如何に柔らかいかに尽きるのかもしれない。智というのは人間の心が躍るものであり、人の心を躍らす事が出来る人は、智を養った人なんだなあと感じます。そのためには堅苦しい事から厳しい事辛い事いろいろ大変であるけれど、それ以上に智を身につけることは、やはり心躍る学びであり、緊張感が伴い、激しい抑揚のある成功失敗を重ねるものであるような気がします。いやあもう、怖いわ。

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    2009年10月04日
  • 大人の見識

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    海軍と日本、世界について。
    ユーモアの大切さ。
    人が幸福であるための4条件。
    ・基礎となる考え方
    ・充実した仕事
    ・良い家族と友人
    ・閑

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    2009年10月04日
  • 大人の見識

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    物知りなおじいちゃんから昔の話を聞かせてもらった感覚。自分の知識不足のせいか、細かい所が理解しにくいところがあったけど、大人の見識を焦点に日本人や東洋人としての見識、または天皇、儒教の見識などをおもしろい見解で書き綴っている。孔子の論語の大切さを聞かされて、勉強してみようかなと思わされた。過去を学んで、新しいを知る。温故知新か。勉強になりました。たまにはこういう話を聞かせていただきたいものです。

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    2009年10月04日
  • 大人の見識

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    帯に書いてあった、「軽躁なる日本人へ」、「理詰めで人を責めるな」、「静かに過ごすことを習え」などを見て、自分に足りないことをいっぱい指摘された気分になったため、購入してみた。

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    2009年10月07日
  • 雲の墓標

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    特攻隊となり散華する海軍予備仕官の青年の心情を、日記形式で綴る小説。万葉集を愛する純粋な大学生達だったのに、学業を中断して学徒出陣により召集され、日々の厳しい訓練に明け暮れ、飛行機乗りに仕立て上げられた頃には皆の気持ちも様々な方向へ。
    誰もが懊悩する極限の状況で、若者達が死の恐怖や生への執着に立ち向かう…もし自分ならばどう振る舞えるのか、ふと考えてしまいます。
    夢や希望を諦め、国の為に命を捨てるという事実を考え、組み立て、どうにか折り合いをつけようとしたり煩悶したり、受け入れたり。すさまじい心象風景が淡々と描かれています。

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    2009年10月04日
  • 山本五十六(上)

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    「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず 。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

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    2009年10月04日
  • 日本海軍、錨揚ゲ!

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    阿川弘之と半藤一利がひたすら海軍について語り合う。読者よりも本人達のほうが楽しかったんじゃなかろうか。

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    2009年10月04日
  • 山本五十六(下)

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    後半は真珠湾攻撃〜ミッドウェイ後、五十六が戦死するまで。五十六観がちょっと変わりました。作品としてはボチボチ。

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    2009年10月04日