深沢真太郎のレビュー一覧
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計算を使わずに、数学的な考え方を学ぶ本。
非常に面白かった。数学の勉強にはならなかったが、数学的に考える事はこういうことなのかと理解した。
構造把握、論証、説明
本書に書かれている骨子を言えばこういうことになる。
数学の本質とは、言葉の使い方を学ぶ学問であると言う意見にもしっくりきた。
誰かに何かを説明する時、まずは目的地を示す、そして、わかりやすく簡潔な説明をする。
そのためには、まず構造把握。どこに何があるか、それらの関係性は?それを理解した上で、別の言葉に置き換えてみる。
次に論証。自分で納得すること。
最後が説明。まず、前提を定義する。そのあとで説明をする。
数学的思考におい -
Posted by ブクログ
ネタバレp69 整理するとは表を作ること
もしかしてこれってDBの正規化と同じ!!!
p89- 相手の主張を簡単に否定できるコツは、反例(当てはまらない例を1つ挙げる)と背理法(いったん正しいと仮定して、矛盾を見つける)
p113 何かを選択する場面では、評価方法(選ぶルール)を1つに決める。
p116 重み付け評価
p130 説得力ある決め方=消去法
p132 ゲーム理論とは、戦略的意思決定に関する行動を数学的にとらえる理論
p143 一番説得力あるそれを選んだ理由は、それしか選択肢がないという理由。
p165 簡単に発想力が身につくコツは、常識を疑うために、裏を返せばを口癖にする。 -
Posted by ブクログ
う~ん、こういった本とレベルがくそ高い本の間ってないですかね??といつも思う(w)
書きぶりも含めて、理解しやすく秀逸な本だとは思うが、扱うテーマも少なく、ま~きっかけには良いかといった程度かな~
出版元が日経だが、各記事の見出しとか逆にこの本の裏も表も使って(見せたいもの、割り算(=分母、分子をちゃんと考える)、本当に意味のある数字なのか?)作っているかなとかなと、、、
例えば、新聞の見出しには、「サービス業の生産性 日本先進国最下位」なんてショッキングこと書いてあってもそもそも生産性の分母、分子はなんだ??と記事読んでかないととんでもない理解になる。実際、記事をちゃんと読めば、GDPか -
Posted by ブクログ
ネタバレ全体的に、わかりやすくまとめられていたのでよかった。
ただし、個人的には後半だれてきたような気がする。
気になった点を、まとめて記載しておく。
・ビジネス会話においては、相手にどのくらいと思わせないようにする必要がある。なぜなら、ミスコミニュケーションを生んだり、余計な会をしてしまったと、あまりいいことがないから。
・数学的な思考回路とは、
定義すること
比べること
である。
何かを明確に定義しておかないと、思考は始まらないから。
また、何かと何かを比べるから数字が作られる。
・グラフを作る前には、何を伝えたいのかを先に決める。
そして、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフの役割を知って、