あらすじ
これからは文系ビジネスパーソンにも、数学的スキルが不可欠だ。といっても、数式の勉強が必要なのではない。大事なのはコミュニケーション、物事を数字で把握し、論理的に伝えられるようになろう。「見積もりは?」と聞かれたら、「〇円くらいです」と概算して即答する。「今後の成長市場はここ」と、販売データを一目瞭然のグラフに加工してプレゼンする。「定義づけ」と「三段論法」で、ムダなく明快に説明してNOと言わせない等々――数字の苦手な人でも飛躍的な成果を上げられるノウハウを開陳!
本電子書籍版には限定特典として、「伝わる文章の書き方」を収録。 論理的でわかりやすい文章にするためのテクニックを特別に公開!
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Posted by ブクログ
本書は数学的コミュニケーションの提案書です。数字で大局を掴んだり、物事の優先順位を決めたり、メッセージを込めたグラフを作ったりする事でより相手との対話が取りやすく、倫理的に伝えやすくなると思います。
Posted by ブクログ
理系の人を説得するのが苦手だと日頃から感じていたので、スマートな話し方は熟慮から生まれると考える文系人間としては待望のタイトルだった。文系には新鮮な内容。文系と理系をつなぐ哲学という分野がこういう話も取り込んでもっと豊かに実践的になるといいと思う。
Posted by ブクログ
全体的に、わかりやすくまとめられていたのでよかった。
ただし、個人的には後半だれてきたような気がする。
気になった点を、まとめて記載しておく。
・ビジネス会話においては、相手にどのくらいと思わせないようにする必要がある。なぜなら、ミスコミニュケーションを生んだり、余計な会をしてしまったと、あまりいいことがないから。
・数学的な思考回路とは、
定義すること
比べること
である。
何かを明確に定義しておかないと、思考は始まらないから。
また、何かと何かを比べるから数字が作られる。
・グラフを作る前には、何を伝えたいのかを先に決める。
そして、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフの役割を知って、必要なグラフを使う。役割とは、そのグラフを使って何を伝えたいのかと言うメッセージを込めることである。
・人は、大きく2つのタイプに分けられる。
とにかく結論からタイプ
まずは前提からタイプ
相手に合った話のストーリーを組み立てることが大事。
よく知らない相手の場合は、話をしていく中で、どちらのタイプかを見極め、話をしていく必要がある。
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