山川紘矢のレビュー一覧
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読み始めは物語の中に入るのに少し苦労した。最後までとても安定している小説。紀元前九世紀という、イエスキリストより昔の話、旧約聖書の数少ない資料を元によく作られている。
当時の人々の文化、信仰、思考は、現代の我々にとっては突拍子が無く、無知であるという印象もあるが、同時に人間の本質は今でも全く変わらない。物が溢れテクノロジーの発達した現在や未来でも、環境が変わっても、人間そのものは変わらないということだ。災害や戦争、死が起こってしまうのは決められていたので止められない。しかし、そこから学ぶこと、常に自分で選択して戦っていくことをやめてはいけない。そこで諦めて屈してしまったら、そのまま過去を捨て -
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私達はみな平等であり、宇宙とは私達のお互い同士の関係である。宇宙はただ一種類の実体からできていて、その一つひとつが生命を持ち、一つひとつが自分の存在の仕方を自分で決めている。
生き物の基本的な営みは、拡張することと収縮すること
拡張はスペース、収縮はかたまり
愛が一番大切な法則。自分のありのままを愛する。
かたまりになるのではなく、広がる。心も目も耳も。
そうすると全てが影響しあって生きている事に気づく。
スペースのレベルに上昇すると、私達の意識は広がり
愛に満ち溢れている。
自分よりも高い存在を見るのを恐れていると私たちは自分よりも低いものに目を向けて、安心したり力を感じたりしようと -
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原因と結果の法則というタイトルだけど、核となるのは「自分を作るのは自分自身」であるというシンプルな考え方。外因的な要因ですら、それは自身の内因から生じたもので、自身がよい人生を、よい生活を営もうと努めれば、自然とその環境を得ることができる。というもの。
思えば自分の今までの人生も、可もなく不可もなくといってところだけど、ある意味自分が思っていた通りの人生を歩んでいる気はする。そこまで悲観も楽観もしていないけど、それ相応の…という人生を自分で歩んでいるなと。
大事なことはこれを読んで自分の内因を変えるということ。それに年齢とかは関係なく、自分に他人に言い訳をしないということ。遅いという -
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・感謝する人はより多くを与えられ、豊かさを手に入れます、感謝しない人は持っているものまで取り上げられてしまいます。
・知識は宝だが鍵となるのは実践である
・魔法の公式:意識して魔法の言葉「ありがとう」を思い、口にする。「ありがとう」と意識的に気持ちを込めて言えば言うほどより多くの感謝を感じる。
・感謝できることを数え始めたら、私の人生ががらりと好転した
・朝一番に人生で感謝できることを10項目リストわ作る→なぜ感謝できるのか→ありがとうと毎回口にする
・その日に起きた良いことを寝る前に思い出す
・感謝は人間関係を繁栄させる
・健康こそが最高の富
・感謝は豊かさをもたらし不平は貧しさをもたらす
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ネタバレ巻物の各巻に書かれていることはそれぞれはその通りだと思った。しかしすべてを両立することは難しいと感じた。1巻でその通りだと思うことがあり、2巻はすごく素直に読めた。しかし3巻で私は“勝つ”とあったが、すべてのひとを愛せ。他人にとって良いことをしようというのに“私”が“勝ち”にいって良いのだろうか。
資本主義でビジネスの世界にいる民間企業にいてそんな生ぬるいこと言ってんじゃねーよ。競争に生き残れないと意味ないでしょ。
と言われればそれまでだが、
信条というものはひとそれぞれ違うように思う。
これまで読んできたリッツカールトンの本や、ねぎしの本、サウスウエスト航空の本からは共感できる信条を感じ取 -
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この本は、逆境を乗り越えて成功した人達の言葉をテーマ別に集めている。彼はこう言っている。彼女の場合はこう。ある人の話はピンと来ないかもしれないけど、他の人が別の言葉で言うと分かるのではないかしら、私のケースではこうよ・・・といった風。
要は「自己の内に潜むヒーロー(聖なる存在)を呼び覚ましましょう」ということだ。
しかし、いろんな成功者の言葉を集めてもそれは真理ではない。特に編集者には覚者レベルの認識と執筆に対する慎重さが必要だと思うのだが、なんだか荒っぽい。それは最後の最後に理由が推測できる。
何にしても、内なる声を正確に聞くことができることが大切でしょうね。さて、内なる声による衝動とエ -
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ネタバレ退行療法により、患者の過去世に触れることで、輪廻転生があり得ることを知った精神科医が著者。
我々は霊魂と肉体を持った物質界とを生き続けている。肉体を持っている時にしか痛みを感じたり傷ついたりしない。肉体を持っていなければ学べないことがあるから、物質界に生まれてくる。
我々は返さなければならないカルマがある。もし返済されなければ、次の人生に持ち越さなけらばならない。それぞれの人生で学ぶべきことが決まっており、それらを学び習得したら、その人生を終えることができる。
今、起きていることは返済すべきカルマ、学び乗り越えるべき修行と思えば、乗り越える勇気がわく。もし乗り越えなくてもまた次の人生でチャンス -