山川紘矢のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一読した時はスピリチュアル色が強く、不信感しかなかったのですが、サラタメさんという方のYoutubeを見たら、フラットな状態で読むことができました。科学的根拠に基づいているという説明があってこそ、この本の良さが分かってきました。(サラタメさん、ありがとう!これも引き寄せの法則ですかね?)
この本の主張は”強く念じれば願いは叶う”というものなのですが、うさん臭さがプンプンしているのです。
あまりにもスピ寄りな内容なので、警戒心みたいなものが生まれてきちゃったんですよね。(詐欺師が他人をだます時いいことしか言わないと思うのですが、それがかえって警戒心を抱かせる、みたいな感じに似ている)
その理由 -
Posted by ブクログ
スペインの片田舎で暮らす女性が、ずっと昔に都会へと出た幼馴染との再会するところから始まる物語。修道院に入り奇跡の癒し手として活躍する彼の導きで、神の女性性と自分の中に眠っていた愛の信仰心に目覚めてゆく姿と葛藤を描く。
神の女性性が繰り返し語られる神秘性の強い作風で、"彼"はキリスト教が新たな段階へと至るために使わされた先駆け者であると幸島の猿の逸話(イモ洗い行動をする猿が一定数を超えると一気に全体の共有知識となった。とされるニューエイジ論)も引きながら語られる。そこが彼の苦悩の元でもあり最後の唐突な主人公の女性との立場逆転へとつながっていくのだが。
まあ、宗教色を除けば幼 -
Posted by ブクログ
キリスト教秘密結社の最終試験に落第し魔法の剣を手にし損ねた主人公が、剣を手にするための追加試練としてスペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を旅し、数々の神秘体験を経て真の教えに目覚めていくまでの物語。
キリスト教の下地を持たない人間には越えられない壁も感じるが、本の中で語られるRAMの実習はメディテーションの類と思えるし、神秘体験の数々もアニミズムの側から見ればもっとしっくりくる気がする。と、頭(知識)中心で考えることを主人公は咎められてもいたのだが。。。
自分自身でこの神性を感じないと自らの血肉にするのは難しいだろうが、ざっくりいうと大いなる意思と一体となり、自分の人生は自分が主人