山川紘矢のレビュー一覧
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前作同様、医者である筆者が、患者に対して過去生への退行催眠を行うことで、改善された症例が記載されている。
大きく違うのは、今回はその臨床例が多数に渡る事。
人間関係や過去からの(虐待やネグレスト、暴行などの)トラウマは元より、腰痛や長年の持病、挙句にはガンなども全て、患者が過去生を体験することで治癒していく。
俄かには信じがたい症例のオンパレードとなる。
自分が過去生への退行催眠を経験してみないことには、否定も肯定も出来ない。
症例が多いが、似たような展開が多く、さほどのページ数だがやや飽きてくる。
また、前回では意味深に登場していた”高次の存在”が今回はほとんど出てこないのも不思議。 -
Posted by ブクログ
どこまでが真実で、どこまでが妄想で、どこまでが偶然で、どこまでが必然なのか…全ては読み手に委ねられている…という印象でした。
「アルケミスト」を読んだときにも「へ? これだけ?」という印象を持ったのですが、山川さんのこちらの本もそんな印象でした。だからといって、この本がダメなものというわけではありません。
本書の中にあるように「信心深くなること」の度合いによって読み手の解釈が大きく異なる本だと思うのです。あたかも、合気道の演武をみて、「ヤラセでインチキだ」と思う人と、「ああいう技はある」と思う人の二種類に分かれるかのように。
特に心に残ったのは「みんな大丈夫なのです」というところ。世の中はどんどん混沌の方へ向かっていて、それを分析しても不安しか生みませんが、「みんな大丈夫なのです」と言い切られて、何かドスンと安心したような気がしました。
起こること、自分が、人生で受け取っていくことにまずは「YES」で対してみる…。
指針になりそうです。
※読み手に委ねられるところが大きそうな内容なので、評価は三にしましたが、是非皆さん読んでみてください。 -
Posted by ブクログ
一読した時はスピリチュアル色が強く、不信感しかなかったのですが、サラタメさんという方のYoutubeを見たら、フラットな状態で読むことができました。科学的根拠に基づいているという説明があってこそ、この本の良さが分かってきました。(サラタメさん、ありがとう!これも引き寄せの法則ですかね?)
この本の主張は”強く念じれば願いは叶う”というものなのですが、うさん臭さがプンプンしているのです。
あまりにもスピ寄りな内容なので、警戒心みたいなものが生まれてきちゃったんですよね。(詐欺師が他人をだます時いいことしか言わないと思うのですが、それがかえって警戒心を抱かせる、みたいな感じに似ている)
その理由を私なりに考えてみました。この3つが理由でないかと思います。
①良いことしか書かれていない。
叶わなかった人もいるよね??
②病気が治る、老眼が治るにドン引き。
そこに行きつくまでの過程があるはずなのだが、それをすっ飛ばして、強く願ったから病気が、老眼が治ったというのに?を感じた。
③波動、宇宙という言葉がうさん臭く感じる。
なんかごまかされている気がする。
しかし、今自分で読書ノートをまとめていたら、「?」を感じた体験談を無視すると、言っていることは間違ってはいない。
(サラタメさん効果もあると思います)
例えば、こちら。
”不快な思考をすることは、悪いものを実際に体に入れるのも同然である事をできるだけ覚えておきましょう”(抜粋)
最近は以前よりよくなってきましたが、私は基本ネガティブ思考なのです。
ネガティブな事を考えていると、ネガティブな事が立て続けに起きるのは、人生で何度も経験してきています。
ネガティブな波動がネガティブを引き寄せているんですよね。
って事は、良き思考でいれば、良い波動が起き、良い事が引き寄せられくることになります。(それを本で説いている)
本ではお金持ちになることが書かれていましたが、毎日届く請求書を小切手だと想像していたら、小切手が毎日届くようになった、みたいなことが書かれています。
(まじか!このエピソードも首をかしげてしまうのだが)
私自身、以前、このようなマイナスな状況をプラスに置き換えて思考することをやってみましたが、目の前の現実(苦難)に負けてしまい、長続きしなかったんですよね。
今お金に困っているのに、将来お金持ちになっている姿を想像するのって難しくないですか?
とは言え、今までの人生がうだつの上がらない人生だったという事を考えると、このくらいぶっ飛んでいる事をやってみないと変わらないのかもしれません。
いきなり良き思考全開で願うのは難しいので(現状維持バイアスかかってしまう)、まずはこの書籍の続本「ザ・マジック」のワークを実践し、思考の矯正をしたいと思います。(ちょっと修業が必要)
この本に出てくる人たちのように体験談を語れるようになれるといいのですが。。。 -
Posted by ブクログ
スペインの片田舎で暮らす女性が、ずっと昔に都会へと出た幼馴染との再会するところから始まる物語。修道院に入り奇跡の癒し手として活躍する彼の導きで、神の女性性と自分の中に眠っていた愛の信仰心に目覚めてゆく姿と葛藤を描く。
神の女性性が繰り返し語られる神秘性の強い作風で、"彼"はキリスト教が新たな段階へと至るために使わされた先駆け者であると幸島の猿の逸話(イモ洗い行動をする猿が一定数を超えると一気に全体の共有知識となった。とされるニューエイジ論)も引きながら語られる。そこが彼の苦悩の元でもあり最後の唐突な主人公の女性との立場逆転へとつながっていくのだが。
まあ、宗教色を除けば幼馴染との葛藤と愛を描いた作品で、そこに宗教が絡んで悩みが深くなったというところか。筆者としては幼馴染との再会は舞台装置で、神を語る方が本論なのだろうが。 -
Posted by ブクログ
キリスト教秘密結社の最終試験に落第し魔法の剣を手にし損ねた主人公が、剣を手にするための追加試練としてスペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を旅し、数々の神秘体験を経て真の教えに目覚めていくまでの物語。
キリスト教の下地を持たない人間には越えられない壁も感じるが、本の中で語られるRAMの実習はメディテーションの類と思えるし、神秘体験の数々もアニミズムの側から見ればもっとしっくりくる気がする。と、頭(知識)中心で考えることを主人公は咎められてもいたのだが。。。
自分自身でこの神性を感じないと自らの血肉にするのは難しいだろうが、ざっくりいうと大いなる意思と一体となり、自分の人生は自分が主人公にならないといけないということかと思った。もちろんエゴに捕らわれるという意味ではなく。