山川紘矢のレビュー一覧
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サンティアゴ巡礼で、著者が体験した事柄をもとに書かれた小説だそうです。サンティアゴの巡礼路とは、フランスからピレネー山脈を越えて、スペイン北部を通り、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ至る、約800Kmにおよぶ道程のこと。当地にはイエスの十二使徒のひとり聖ヤコブの遺骸が埋葬されているとされ、ローマ、エルサレムと並ぶキリスト教三大巡礼地になっています。
ここに描かれているスピリチュアルな出来事や、神秘的な体験には、あまり興味を惹かれませんでしたが、物語の随所で語られる思想には、納得させられるものが多々ありました。答えはすでに自分の中にあるのに、多くの人は皆それに気づかないでいるか、あるいは気づい -
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神経症であるキャサリンの治療を行った著者がその過程において輪廻転生を信じざるを得ない事態となります。
前世を語るだけではありません。魂を教育するマスターと呼ばれる存在が時々出現、彼女を触媒とし、人間への警告やら輪廻転生の仕組みや目的を低く落ち着いた声で語ります。
"神との対話"という本を思い出しました。他のスピリチュアル系の本にも守護霊が宇宙の摂理を語る場面が出てくるので、ガイド、神、守護霊は同じ存在なのかもしれません。
前世を見ることで何故キャサリンの症状が良くなったのかは不透明なので、以前読んだ「未来世療法」ほど、ぐっと胸に迫るものはありませんでした。著者がまだ輪 -
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ネタバレカトリックの世界観が色濃く出ていて、私には少し読みづらかったのですが、”愛”を目の前にした女性の恐れとまどい、葛藤が十分に伝わってくる作品です。
序盤は、ピラールと彼はただ、幼馴染というだけで、そう深いつながりがあるとも思えず、いきなり彼が現れて心を乱されたと言う印象で読み進めていきました。けれど、彼の気持ちに手探りで応えていく過程で、次第に愛を受け入れていきます。
最後の場面の前に、お互いを思った恋人がそれぞれプレゼントにと女性が髪を売って金時計鎖を、男性が金時計を売ってと髪飾りを贈る話が出てくるのですが、その部分を読む前からこの逸話が思い浮かぶような、そういう”愛の本質”がひしひしと伝わっ -
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さあ、心を開いて共感と理解を持って、自然のすばらしい世界をのぞきなさい。すべてはそこからはじまります。(本書より)さあ、心を開いて共感と理解を持って、自然のすばらしい世界をのぞきなさい。
すべてはそこからはじまります。(本書より)
自然と人間との関連。森林破壊が急速に進む今、私たちは何をなすべきなのか?
樹木が呼びかける人類へのメッセージ!
ちょっと不思議な世界ではあるがちがうか立ちで自然界のことを考えることができる一冊。
(本文より)
目に見えない命も、あらゆる所に存在しています。この素晴らしい形と香りをつないでいるものがあります。それは目に見えませんが、
美しさと香りの歓びの中でハー -
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この本はもう1世紀も前に書かれたものだというから
かなりビックリする。
中身は人生には富を引き寄せる確実な法則があるというもの。
以下引用。
・思考は思い描いたとおりのものを作り出します。
・競争をやめて、創造的な思考を。
・富に対してあなたが感じる欲求は神からのものです。
・信仰とは感謝するところから生まれます。
・それはすぐ近くにあって、あとはそれを所有するだけなのだ。
・貧困とそれにまつまるものはみな、完全に捨ててしまってください。
・「今」以外の時はありません。
・今の場所でできるすべてのことをやってください。
・効率の良い行動はそれ自体が成功です。
・何をする場合にも、豊かになる感覚 -