遠藤真美のレビュー一覧
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2021年ロシアのウクライナ侵攻前後で書かれた本。新型コロナのパンデミックの最中。
2050年、日本に関する記載は「超高齢化社会のベンチマークで世界が注目」だそうだ。
これ以上でもこれ以下でもない。2050年には中国が経済規模世界1位だが、人口減に伴い経済が下降。対するアメリカは人口が増え続けているので、また中国を逆転する予想。
本書は第一次トランプ政権からバイデンに移っており、まさかまたトランプが大統領に返り咲くなど夢にも思っていない様子。
2050年にむけ第二次トランプ政権のやらかし具合がどの程度本書の予想を狂わせるのか予想がつかない。 -
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ネタバレ経済学は希少性の元での個人の選択を議論する学問。
貧困をなくすには。
政府はお金を配ればいい。大きなメリットがある。現金は配るのが楽で、無条件で給付すれば審査や監督は不要。中には無駄に使ってしまう人もいるが、平均としてみれば良い結果になる。100%うまくいく保証はないが、少しはうまくいく。
アメリカのフードスタンプは、温かい調理済みの食べ物には使えない。
欠乏感は、頭脳の領域を奪う。そればかり考えるようになる。欠乏感があると合理的に行動できなくなる。貧しい人のほうが欠乏感を経験しやすい。
相関関係と因果関係は同じではない。因果関係を探るにはランダム化比較試験が必要。
分析的平等論=生まれ持っ -
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2050年。
今から四半世紀後の世界は。
人口が減る国、増える国。
ヨーロッパ、ロシア、中国は人口が減り、国の成長は次第にとまる。
一方で、アフリカやインドでは人口が増えていく。
国は発展し、生活レベルも向上。
しかしインフラの問題や、
気候変動の影響でどうなるのか。
高齢者の国、日本は。
他国のように移民を受け入れることはせず、
日本人同士でお互い助け合う。
内向きで穏やかな国になっていく。
日本はより日本らしくなる。
私たちの生活は、
どんなふうに変化していくんでしょうねえ。
スマホがなかった時代だって、
そんなに昔じゃない。
今、思いつきもしないものが
四半世紀後の私たちにとっ -
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ネタバレそうなるかもしれないし、ならないかもしれないっていう話。
当たる当たらないを抜きにしても、日本に居ると普段あまりニュースも入って来ない南アメリカやアフリカの情勢含めて、全世界的な30年後を予想しているだけでも興味深かった。
中国とインド。
p. 264
イエール大学ロースクール教授のダニエル・マルコヴィッツは、2019年の著書「能力主義の罠』で、エリート内の熾烈な競争が上位1%とそれ以外の人たちの格差が広がっている原因であるとして、強く批判している。
「「能力』は偽善と化し、偽りの偶像になりさがっている。……憎悪と分断を生むカースト制だ。新たな上流階級だと言ってもいい」
p -
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購入した本。
ナッジとは、禁止や強制をせずに人の背中を少しだけ押す行動経済学の一種。
初期設定(デフォルト)が大事。営業などでも最初に大きな金額で提示すると良い。ただ、リアクタンスというのもあり、欲をかきすぎると反対にナッジが効かなくなる。
人間は利益よりもはるかに損失を気にする生き物。
脳科学分野において、人間の思考方法には2つある。自動システムと熟慮システム。自動システムは本能的で、熟慮システムは意識的なもの。
「真のバイリンガルとは、二つの言語を自動システムを使って話す人のこと」
友人と賭けをするプラットフォームビジネス。
集団を率いる上で、自信満々な人を1人入れると組織の -
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ナッジや行動経済学ということにふれたことがない方にとっては非常に面白い本。
2008年版を読んだ方には「ほとんど同じように感じ」る本。
ナッジや選択アーキテクチャはうまく設計されれば、時に快適に、時にパワフルに、時に魔法のように、私達の日々の選択や行動を後押ししてくれる。それは本書を読んで、また実際に経験してみて思うことである。
そんなナッジにも課題は色々あるが、特に臓器提供の章で指摘されているものは、取り上げているテーマがテーマということもあり、重要であると感じた。
つまり、ナッジを利用した選択•決定における一連の流れには、熟慮がなくほとんど意思が欠除していることがある、ということだ。