遠藤真美のレビュー一覧

  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    ネタバレ

    そうなるかもしれないし、ならないかもしれないっていう話。

    当たる当たらないを抜きにしても、日本に居ると普段あまりニュースも入って来ない南アメリカやアフリカの情勢含めて、全世界的な30年後を予想しているだけでも興味深かった。

    中国とインド。




    p. 264

    イエール大学ロースクール教授のダニエル・マルコヴィッツは、2019年の著書「能力主義の罠』で、エリート内の熾烈な競争が上位1%とそれ以外の人たちの格差が広がっている原因であるとして、強く批判している。
    「「能力』は偽善と化し、偽りの偶像になりさがっている。……憎悪と分断を生むカースト制だ。新たな上流階級だと言ってもいい」


    p

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    2024年04月13日
  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    1世代先の未来の世界を予想した本。未来を予測するなど不可能ではあるものの、現在の状況を把握した上でエビデンスがあれば30年程先であればある程度は予測できるとの著者は主張している。今後世界に影響をもたらすであろう5つの力(人口動態、資源と環境、貿易と金融、テクノロジーの進化、政府とその統治の変化)があり、世界の各国で何が起こるかを予想。最後に10の不安と10の希望をまとめている。かなりのボリュームであり読み切るのに相当時間がかかってしまったが、果たしてこの予想がどこまで当たるのか、30年後を楽しみにしたい。

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    2024年02月22日
  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    ようやく読み終えた。
    世界情勢から、1世代先を予想する。
    日本についても書かれている。超高齢化で、これからは緩やかに下っていくだろうと…。
    想像できる未来が予想されている。

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    2024年02月18日
  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    ネタバレ

    2050年の世界の政治経済予想。
    テック系の予想本とは違い、あまり突拍子もない話は出てこず、現在の延長線上という感じ

    ・英語を話す国(英米のみならず、ナイジェリアやインドも含む)の覇権が続く

    ・アジアの時代が来る。インドがその中心になる。中国は高齢化にともない穏やかになっていく。日本は内向きのまま、移民を受け入れたりすることもなく豊かではあるが静かな社会を維持する。

    ・ロシアは今の長い国境線を維持できず、シベリア地方を手放すことになる

    ・インターネット(SNS)について:「考えを発信するスキルに長けている人があまりにも多い一方で、その考えの価値を見きわめられない人があまりにも多い」

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    2023年12月01日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    帯には「行動経済学最高の入門書」と記されているが、主にナッジの概説書。本書ではナッジを「選択を禁じることも、経済的なインセンティブを大きく変えることもなく、人びとの行動を予測可能なかたちで変える選択アーキテクチャーのあらゆる要素」と位置付け、その効用について概説する。政府の政策、企業の事業推進はもとより、職場や私生活にも取り入れたい視点と思う。

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    2023年11月03日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    行動経済学の本。人間のナッジ、行動適合性、怠惰、恒常性を具体的に説明しながら、どんなナッジがいいかを考えさせる本。

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    2023年09月06日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    行動経済学というよりも、それ自体が話題の「ナッジ理論」
    読んでみました。

    行動経済学や心理学など人間の思考や行動の「癖」を扱う学問は、それ自体を習得するよりもどのように応用するかが実際のところの有用性。ナッジやスラッジの概念を取り入れて、禁煙を成功させたいと思います。

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    2023年04月09日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    勉強になった点もあったけど、中盤以降年金、保険、住宅ローン、移植の話にページを割かれてて物足りない気がしました。

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    2023年03月18日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    2008年度版の本から一部の内容を2021年度に合致するように改訂した本。

    修正した部分は、臓器提供、同性婚、お金に関する章である。

    第一部と二部はナッジがいかなるもので、より良い選択をさせるためにはどうすれば良いかを論じており、楽しく読めたが、三部以降はほぼ各論に入っており、そのトピック自体に興味がないと読んでいてつまらなくなる部分があった。

    ただ、一部二部は非常に勉強になった。

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    2023年03月17日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    購入した本。

    ナッジとは、禁止や強制をせずに人の背中を少しだけ押す行動経済学の一種。

    初期設定(デフォルト)が大事。営業などでも最初に大きな金額で提示すると良い。ただ、リアクタンスというのもあり、欲をかきすぎると反対にナッジが効かなくなる。


    人間は利益よりもはるかに損失を気にする生き物。

    脳科学分野において、人間の思考方法には2つある。自動システムと熟慮システム。自動システムは本能的で、熟慮システムは意識的なもの。
    「真のバイリンガルとは、二つの言語を自動システムを使って話す人のこと」

    友人と賭けをするプラットフォームビジネス。

    集団を率いる上で、自信満々な人を1人入れると組織の

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    2023年03月05日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    開始:2023/2/21
    終了:2023/3/2

    感想
    軽やかに人間の手を引く。十分に考慮して意思決定をする時間もエネルギーもない。それがわかっているなら耳元でヒントを囁いてもいいかも。

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    2023年03月02日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    ナッジや行動経済学ということにふれたことがない方にとっては非常に面白い本。
    2008年版を読んだ方には「ほとんど同じように感じ」る本。

    ナッジや選択アーキテクチャはうまく設計されれば、時に快適に、時にパワフルに、時に魔法のように、私達の日々の選択や行動を後押ししてくれる。それは本書を読んで、また実際に経験してみて思うことである。

    そんなナッジにも課題は色々あるが、特に臓器提供の章で指摘されているものは、取り上げているテーマがテーマということもあり、重要であると感じた。
    つまり、ナッジを利用した選択•決定における一連の流れには、熟慮がなくほとんど意思が欠除していることがある、ということだ。

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    2023年01月28日
  • Slowdown 減速する素晴らしき世界

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    読み始めてから読み終えるまで、とても時間がかかりました。減速したのは「飽きたから」というのが私のこの本に対する態度だったと思いますが、世の中の捉え方を変えるきっかけにはなりました。
    "経済と人口は急速に減速していたにもかかわらず、社会の進歩は加速していた" と書かれていた第12章は、身近な例と思えたからか、より印象に残りました。

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    2023年01月02日
  • Slowdown 減速する素晴らしき世界

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    加速主義的な発想とは異なる視点の提供。
    人口の減少は自明。これに伴い経済も減速。技術(データ量)に対する考察は別の角度もあり得る。
    減速する中で何が起こるか。

    ・絶対量だけでなく変化率を見る

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    2023年01月04日
  • 行動経済学の逆襲 下

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    行動経済学の本いくつか読んだけど、本著は何故だかあまり入ってこない。

    オーディブルだったけどら本だと読みにくそうな気がした。

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    2022年05月27日
  • 行動経済学の逆襲 上

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    オーディブル聞き流しだからか、
    内容があんま入ってこなかった。

    予想通りに不合理とかのほうがおもしろいかな。

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    2022年04月29日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

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    情報提供型ナッジ
    デフォルト設定型ナッジ
    ナッジの問題点=誘導されている感覚、支持されないナッジ。
    日本では、政府への信頼が低いことで、賛成されないナッジが多い。
    アメリカで人気があるナッジ=レストランでのカロリー表示
    タバコパッケージの画像、貯蓄プランへの自動加入。
    価値観と合わないナッジは反対される。女性の姓に変更する、など。肥満などに対する過剰なナッジも支持される。
    ハンガリーとデンマークはナッジ全般に好意的ではない。ハンガリーは公的機関への不信感から。デンマークは個人の自主性を重んじる伝統から。
    政治的に偏向していると感じるナッジは支持されない。

    原則的ナッジ支持国=アングロサクソン

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    2021年01月20日
  • ラディカル・マーケット 脱・私有財産の世紀

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    経済的格差(だけじゃないけど)を変えていくための施策のアイデア集。
    机上の空論とまでは言わないが、海外の著書が書いたこの手の本は、どうしても非現実的に感じてしまうのは何故だろう。
    アイデアは面白そうだし、実現したら、素晴らしいかもしれない、もしかしたらやらないと行かないのかもしれない。で、誰がやるの?

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    2020年12月13日
  • 行動経済学の逆襲

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    身の回りの合理主義に嫌気がさしているものにとっての救いの書。
    キーワードは「ナッジ」。二度と忘れぬ言葉になる。

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    2020年09月21日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

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     世界18か国でナッジを活用した政策をどのように考えるかについて調査を行ったもの。
     日本が慎重国であることに驚き。
     著者は、政府への信頼が低いことが原因ではないかと推測しているが、監修・解説の大竹文雄は、「日本人が外国人よりもナッジに強く反応する傾向があることを知っているからではないか」と推測している。

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    2020年08月22日