遠藤真美のレビュー一覧

  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    2025年47冊目。満足度★★★★☆

    英国人ジャーナリストによる少し先(ひと世代先)の世界予測の書

    非常に多岐にわたる事柄がカバーされている

    ただし、著者の言う通り本書は議論の「たたき台」としての側面が強く、必ずしも著者の主張についても「歯切れが悪い」感じがした

    それでも、世界の今後の大きな方向性を掴むのには有益だろう

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    2025年06月02日
  • 経済学者のすごい思考法 子育て、投資から臓器移植、紛争解決まで

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    本書では、経済学の本質、経済学の利用方法がエビデンスと共に描かれていた。世の中の限界と平均を考えながら社会問題を解決するためにツールが経済学なのかもしれない。ぜひマスターしたい

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    2025年03月03日
  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    筆者自身が言っていますが、ネガティブバイアスを排するために基本的に前向きに語られる未来像です。地域別に描かれる未来予測に新たな発見がありました。

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    2025年03月02日
  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    ・未来予測をファクトベースで語っていて、俯瞰的に捉えることができた

    ・アメリカやグローバルサウスの動向について、仮説で未来予測を言い切っているところにも共感

    ・アジア圏内における日本の立ち位置も課題や今後の期待も交えて客観的に語られており、マクロ分析をする上で参考になった

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    2025年02月23日
  • 経済学者のすごい思考法 子育て、投資から臓器移植、紛争解決まで

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    経済学は科学であり、アートである。
    道徳に深く根ざしていて、厚生、ウェルビーイングを研究する。悲惨や窮乏に憤る人々によって推進されてきた。世界をより良くすることを目指しているそうだ。
    現実に役立っている例がいくつも挙げられる。例えばマッチング理論とマーケットデザインは実際の公共政策に使われている。行動経済学の知見はより良い選択や行動に役立つ。コモンズの悲劇を避ける制度的条件も分かってきている。

    経済学から導かれる幸せになる戦略が3つある。(1)適応できそうにないことに時間とお金を使う。安楽よりも快楽に、モノよりもコトを優先する。(2)期待と願望が上がりすぎないようにする。(3)むやみに自分を

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    2025年02月19日
  • 経済学者のすごい思考法 子育て、投資から臓器移植、紛争解決まで

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    (帯より)
    その難題、経済学者にお任せください!
    寝つきの悪い子をどう寝かしつける?/貧しい人にはお金を配るべき?/気候変動を食い止めるには?/お金で幸福は買える?
    経済学が陰気で役立たずの学問だなんてとんでもない! データ分析の強力な武器・計量経済学や、社会課題解決の切り札・マーケットデザインなど、経済学者の頭の中には世界をより良くするための知恵が詰まっているのだ。経済学に新たな光を当てる、「哲学的経済学者」会心の一冊。

    こんな大上段に構えて、めっちゃ胡散臭い、だって、「経済学」だよ?!「経済学」!!??
    、、、と思いつつ、やっぱり手にとって読んでみた。

    、、、ほんとに、経済学が、いろん

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    2024年12月25日
  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    世界各国の現在の状況と、
    重要事項数点、
    そして、2050年の各国の予想。
     
    面白く、勉強になる。

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    2024年11月10日
  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    日本はこれから先、ますます内向きな国家になっていくというくだりは非常に説得力のあるものだった。自分でも何となくそんな気がします。また各国や地域の深い考察は非常に勉強になり、今まで以上に世界という視点に関心が深まった。

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    2024年09月12日
  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    未来予測本としてかなり面白かった。が、分量が多いので一度通しで読んだだけで自分の糧になったかどうか。
    どちらかというと本棚に置いておいて、時折引っ張り出しては答え合わせをしつつ理解を深める、というような読み方の方が自分に合っていたかも知れない

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    2024年07月31日
  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    未来を予測するのに一番確実なのは人口。
    これをベースに資源、環境、貿易、金融、技術、政府を語り、
    さらにアメリカを先頭に、ヨーロッパ、アジア、アフリカ・中東、オーストラリア、ニュージーランドと
    全世界を俯瞰、2050年の姿を予想する。
    正直そんな真新しいことはない。今はまさにアジアの時代、そのあとアフリカの時代が来るか。

    10の不安は
    アメリカ政治の崩れ、中印米関係悪化、ロシア出すぎ、サハラ以南アフリカ貧困のまま、宗教戦争勃発、
    環境悪化気候変動不可逆に、コロナが尾を引きさらに続く脅威、中東さらに不安定、情報革命の弊害、民主主義脅威

    最後に10の考え方で締めている。前向きにと。

    中間層が

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    2024年07月09日
  • ラディカル・マーケット 脱・私有財産の世紀

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    もう線形性の時代ではない、という事だな。

    数直線だけでは、世界認識の共有限界にあるっと事かな。まぁ、複雑性の時代なのね。

    関数化した写像を生得的な感覚でもって、世界を、そして社会を構築し、そこに参加していくことが、必要になったって事かな。

    個々人の体感、思想、文化の感覚の乖離も考慮することが、必要条件になってもいるだろうな。情報の質量化を適正にすることが、急務ってことかな。

    つまり、外部性のイメージ化ってことで、いいのか。

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    2024年06月19日
  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    2050年の世界情勢を、さまざまなエビデンスを基に予想していく内容でした

    生きていれば終末期にあたる時代になるし、子供はちょうど働き盛りになるので、興味本位に読みました

    結構、楽観的な予想をされているような印象を受けましたが、それなりに説得力を感じました

    先進国は高齢化が進んで縮小に向かい、新興国のなかでも、アフリカやインドが人口動態が若くて今後勢いが出てくる、だけど、上手く活かせられるのかがカギを握る、特に教育とインフラとのこと

    日本は内向化が進むとのこと、また高齢化社会のパイオニアとして、良い実例を築いていくようなことが書かれてました、団結したり助け合ったりする国民性が、高齢化社

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    2024年06月05日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    分かりやすい事例を出しながら、行動経済学というかデザインというか、人を動かす少しずつのアイデアについて知ることができる。

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    2024年04月21日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    読みやすく楽しい文章だったけど、長くて集中力が必要だった。身の回りのあらゆるものがなぜそういう設定になっているのかについて都度考えるようになりたい。保険についての考え方はこの先実践したい。デフォルト・オプトイン・オプトアウトについて意識しながら生活していきたい。

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    2024年04月07日
  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    2050年の日本、やはりこうなるのだと率直に思う。超高齢化、内向きで快適・清潔・安全に満足、経済規模は大きいものの国際社会では存在感が減じていく。財政赤字が膨らみ過ぎて何らかの形でデフォルトが起こり、痛みを伴う施策は不可避。異色の小国になるのか。
    ビジネスの周囲も変わりきれない経営者、人事、従業員、企業文化。子供や自分も内向きで満足してしまっている。

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    2024年04月01日
  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    ちょっと楽観的な予測な気もしないでもないけれど、とても興味深いレポート。
    何度か読み直して自分のプランにいかしたい。

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    2024年03月23日
  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    約30年後の未来について語られている本書。
    これから20〜30年はそれぞれの国がそれぞれの課題に向き合うことになるが、中所得層が多数派になるなど、世界的に生活は上向いていく。
    ただし、環境への問題に全世界が取り組む必要がある。

    あと30年は自分の社会人人生の大半に当てはまり、世界の変化に大なり小なり影響を受けることになるかもしれない。
    内向きになっていくと予測された日本の中で、常にアンテナを張っていられるようにしたいと感じた

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    2024年02月17日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    Nudgeとは、親象が鼻で小象をそっと触れる様子。表紙がズバリそれ。複雑で選択が多い世の中に、仕掛けをして人々が賢い選択をできるようにする。逆がスラッジ。物事を複雑化、ステップを多くすることで人々の選択する行動を止めさせる。携帯電話のキャリア変更が正にそれだった。
    著者はNudgeを人々が良い選択をする手助けをするためであるということは一貫していて、サブリミナル効果と何が違うのか?や、選択の自由を奪うのでは?と言った反論にもきちんと対応している。
    カフェテリアのメニュの並べ方も、人々の行動を促しているということが新しい気づきだった。だとしたら、Nudgeは特に権力者や持てるものだけが行っている

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    2024年02月16日
  • 2050年の世界 見えない未来の考え方

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    ===現在地===
    アメリカ EU越え ロシアの15倍 人間の才能 教育・文化・人口流入 TOP大学
    カナダ  人口の90%はアメリカ国境から100マイルに
    イギリス コモンロー(英米法)で優位 金融サービスとハイエンド製造業
    ドイツ  先端製造業輸出黒字 世界最大 ユーロ割安 国内サービスは見劣り 
    フランス 世界10高級ブランド中6ブランド 世界3位武器輸出 幸福度低い 失業
    イタリア 政治が弱く社会の結束が弱い 
    北欧スイス 社会の結束が強い 持続可能性? 
    ロシア  世界一広大 天然資源 人的資本 EUと中国に陸上国境 人口と法律
    中国   持続可能性? 債務と環境破壊 西側のコピー 

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    2024年02月11日
  • Slowdown 減速する素晴らしき世界

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    ネタバレ

    1900年から2000年の期間があまりにも変化の激しい時代だった。だから僕らはこの期間を生きているためにこれがずっと続くだろうと思っている。しかし、僕らの普通はほとんど起こりえない時代を生きたためにおかしくなってしまってる。変化の激しい時代も終焉を迎え、資本主義から新しい時代へと移っていく。公正と安定がより増す時代である。また今まで起こったようなとても大きなイノベーションはもう起きない。これから起きる変化は起きても小さな変化である。変化が小さいために、人間は退屈になってしまう。だから、娯楽やスポーツ、音楽、芸術がより発展していくように思う。そこにITは大きな役目を果たすだろう。消費資本主義は終

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    2024年02月01日