遠藤真美のレビュー一覧

  • 行動経済学の逆襲 上

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    導入の筆者のテストの点数エピソードから心を掴まれました。愚かな人間の行動を理論化したら、人間はなんて愛らしいのだろうと思います。大好きな経済行動学がまだ少しも認知されてない天動説さながらの時代からノーベル賞に至るまでの物語

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    2021年12月03日
  • 21世紀の貨幣論

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    マネーとは何か?に対して興味深いインサイトを感じる一冊。市場部門に近い経験かつ経済に深い興味がないと読むのはちとしんどいかも。

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    2021年07月04日
  • ラディカル・マーケット 脱・私有財産の世紀

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    RADICAL MARKETS エリック ポズナー 東洋経済

    『選挙制度の抜本的な改革案』
    間接民主主義の基本である「選挙」が
    一人一票という二択的な選択による現状で
    利権者に都合のいい多くの矛盾が生み出されている
    そこで考えられたのが
    二次的投票システム「クアドラティック・ボーディング(Quadratic Voting)である
    これは『RADICAL MARKETS』2018年エリック・ボスナーとグレン・ワイルによって世に出たシステムである
    この制度において
    有権者はそれぞれ99ポイントを持ち
    投票では一票につき2乗のポイントを消費する
    つまり一人に1票を投票する場合は1ポイントを消費する

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    2021年06月07日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

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    あたり前のように僕らの世界を作っている、モノの最初ころの物語です。エレベーター、コンサルティング会社、保険などはどのようにできたのか、興味深く、また面白く描写されています。私たちの世界はこのような人たちの努力によって日々進歩して、その組み合わせで進化してきました。私が知っていることはほとんどありませんでした。とても勉強になる一冊でした。

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    2021年01月04日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

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    タイトル通り、今の経済を作った50のモノに焦点を当てて説明した本。
    50のモノの挙げ方が絶妙で、しかも、プラスの面だけでなく、マイナスの面にも触れており、興味深く読むことができました。

    著者は経済学者だそうですが、他にも面白そうな本を出しているようなので、そちらも読んでみたいと思います。

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    2020年11月27日
  • 行動経済学の逆襲 下

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    従来の経済学は理論的には正しいのだけど、なぜか現実はその通りとはならない。何故なのか。現実の経済を動かす人間は理論的というわけではないからです。心理学を援用し、そのエビデンスを集める著者は、いよいよ仲間を集めて行動に移されます。下巻では本丸の経済学と闘い、世の中にも影響を与えていく過程が描かれます。行動経済学という言葉が違和感を持たれなくなり、政治の世界にも協力を求められるまでになります。そのうえで著者達の挑戦は次の段階に向かいます。理論とおりにいかない経済学、ではどうしたら良いのか。「ナッジ」という考え方。それを使った具体例まで。著者の半生を追いながら、楽しく行動経済学について知ることが出来

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    2020年07月26日
  • 21世紀の貨幣論

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    物々交換からマネーの誕生してきたというのは間違った理解なのだそうです。
    信用に関するはじめの章と後半のロンバート街の話は面白かった。
    中世ヨーロッパの話は関心なし

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    2020年03月22日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

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    ネタバレ

    銃、病原菌、鉄やコンテナなど地味なものが歴史上重要だったらしいがそれの総まとめ的な本
    派手じゃないけど人類に影響が強かったもの50を解き明かす本
    イノベーションで目新しい技術にばかり目が行く、技術を知らない経営層(笑)の人に読んでほしいけど読まないだろうから若い奴ら読もうぜ

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    2020年03月07日
  • 行動経済学の逆襲 下

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    誰かに何かをさせたいと思うなら簡単にできるようにすること。物事を複雑化することで、仕事を高度化したと勘違いしているすべての人に用でもらいたい。我々はヒューマンでありエコン(ホモエコノミカス)ではない。

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    2019年12月24日
  • 行動経済学の逆襲

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    セイラー氏も行動経済学も知らなかったが、読み進めるにつれすっかりファンになってしまった。
    とりあげられているエピソードが秀逸なものばかり、誰かと飲みながら議論したくなる。
    難解な内容もあり、なかなか頭に入ってこない部分も多いが、秋の夜長をじっくり楽しめた。
    合理的に行動できない我々"ヒューマン"は、これからも誤りを繰り返すんだろうな。手近なとこでは、ユニコーンブームの終焉かな。

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    2019年10月27日
  • 行動経済学の逆襲

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    きっかけは、仕事先の部長の「ナッジを見てうまく使いたい」という言葉に、「ナッジ??」となって、検索して手に取ってみた。

    「ナッジ(小突く)」という言葉の生みの親である、リチャード・セイラー氏がこの本の著者。本の構成は、セイラー氏の提唱する行動経済学が、それまでの経済学派からの攻撃を受けながらも実証を元に認知されていく過程が、いくつものストーリーで展開されていく。ページ数で行くと約500ページあり、章立てで行くと33章あるので… お腹いっぱいになる。

    この本を読む個人的な動機が、次回部長にあった時に、ナッジの意味を理解しつつ、提案をすると言う事だったが… この本で言われている例は、「駐車違

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    2018年12月22日
  • 世界経済 大いなる収斂 ITがもたらす新次元のグローバリゼーション

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    なんて凄い本だ。あらゆる人に読んでほしい。政策立案に関与する人には特に読んでほしい。
    【以下のレビューにネタバレあり】



    筆者はグローバリゼーション進展を、①モノの移動コストの低下、②アイデアの移動コストの低下、③ヒトの移動コストの低下の三段階に区分し、産業革命は①を引き下げることで世界に「大いなる分岐」をもたらしてG7の発展につながり(第一のアンバンドリング)、近年のICT革命は②を引き下げることで世界に「大いなる収斂」をもたらし、その結果世界では途上国が急速に成長しているとする(第二のアンバンドリング)。
    第二のアンバンドリングにおいては、競争力の源泉は国ではなく、企業やサプライチェー

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    2018年06月06日
  • 行動経済学の逆襲

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    2017年ノーベル経済学賞受賞者、リチャード・セイラーの自伝的行動経済学解説。心理学者リチャード・カーネマン、エイモス・トヴェルスキーとの出会いから、最新の行動経済学の成果まで、著者自身が切り開いてきた行動経済学約40年の歴史を辿る。

    すべての人間が合理的に、自分の利益を最大化するように行動するという前提を置く主流派経済学では現実の世の中で人間が実際に取る行動を説明できないことに気づいた著者は、心理学の手法を応用した実験を積み重ね、その結果を根拠に理論を組み立てる行動経済学という新分野を確立した。
    行動経済学の主張は主流派経済学の主張と相容れない部分が多く、長い間異端とされた。しかし、少しず

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    2018年05月12日
  • 行動経済学の逆襲

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    2017年にノーベル経済学賞を受賞した、著者による行動経済学を追い求める一代記です。エコンという常に合理的な判断を下すという前提の経済学ではなく、ヒューマンには失敗が付随するとして、より現実的な経済学を追い求めた著者の実体験を著しています。具体的な実験を重ねて、人の経済的行動を緻密に調べ上げた結果がよく分かり、個人的にはとても興味深い一冊でした。

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    2018年03月29日
  • 行動経済学の逆襲

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    伝統的なミクロ経済学では、完全合理性、最適化、均衡が前提条件で演繹的な理論。数学や物理のような体系的な科学のように見えて、何か胡散臭い。一方、行動経済学は、その前提条件に疑いを持ち、ランダム比較実験や自然実験でまさに今のデータから結果検証しようとする。その対比、論争がすごく面白い。

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    2017年11月28日
  • 行動経済学の逆襲

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    ノーベル経済学賞を受賞した著者だが、ぐうたらな人間と自身を称しておられる。謙虚!
    行動経済学ってなんじゃらほい、と読み始めたが、我々の生活に密接した学問であるのだな。とてもわかりやすくおもしろかった。

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    2017年10月17日
  • 錬金術の終わり 貨幣、銀行、世界経済の未来

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    ネタバレ

     金融危機前後の期間にイングランド銀行総裁を務めた著者による、政治経済の大局的視点からの金融政策の諸問題と、持続可能な経済システム構築に向けた提言の書。極めて長大でスケールも大きく、読み進めるうちに見当識を失いそうになるが、全編を通じて「不均衡」「根源的な不確実性」「囚人のジレンマ」「信頼」の四つの概念が軸になっておりブレがなく、理路整然とした論調は読んでいて清々しい。現在の先進国の金融政策が持続可能でないばかりか、新たな危機の火種になりかねないというのは自分の直観に沿うところでもあり、それを極めて精緻に言語化してくれているという意味で稀有な書だった。将来に向けた提言は主に金融政策上のルール構

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    2017年10月15日
  • 行動経済学の逆襲

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    従来の経済学は最強の社会科学らしいのだが,偽なる前提から始まる論理体型体系なので,何を言っても真なので,およそ科学とは言えない。このとんでもない経済学をまともな学問にしようとしている流れの一つが行動経済学。とんでもなく間違っている従来の経済学の理論の馬鹿さ加減が分かる。こんな人たちが政策に口出ししていいのだろうか?
    マクロ行動経済学というのが必要なのだが,これはなかなか難しいらしい。

    原題は MISBEHAVING The Making of Behavioral Economics なのだが,なぜ「逆襲」になるのか意味不明。編集者?訳者?どっちがこんな日本語タイトルにしたの?

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    2017年10月18日
  • 21世紀の貨幣論

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    貨幣と人類の歴史を巡る壮大な旅路を記した本。題名的にはMMTっぽいが、割と公平な目で書かれているし、難解なシャドーバンキングあたりはさらっと概要を説明するにとどめており好感が持てる。
    なにより白眉は最終章だろう。それまでの貨幣の歴史を総括し貨幣がどうあるべきかが書かれるが、この章が著者が最も言いたいことと言っても過言ではない。
    どうすれば安定な貨幣が実現するか。政府が正しければ、銀行が倫理観を持っていれば、法整備が適切ならば…はるか昔の紀元前に生まれた貨幣という概念が、いかに制御が利かず人類を翻弄してきたかを味わえる名著。

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    2026年07月26日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    リバタリアン・パターナリズム:
    「選ぶ自由は残したまま、より良い選択をしやすく設計する」
    ナッジの基本原則。

    世の中が情報に溢れかえっていて、何が最適かを探るのに労力がかかりすぎる現代。
    だからこそナッジの重要性がより高まってきている。

    SNSやインターネットに多く見られる注意すべきナッジには気をつけながら、うまく付き合っていきたい。

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    2026年07月12日