【感想・ネタバレ】NUDGE 実践 行動経済学 完全版のレビュー

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行動経済学の基礎とそれを活用したナッジ、その反対のスラッジとは?の概念を学べます。何かをデザインすることがある人は必読だと思います

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2024年02月11日

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ナッジ、を学ぶことは、自分が円滑に暮らすため必要、と分からせてくれる。人はデフォルトに従うし、細字の説明は読まないし、臓器移植のことが免許証の裏に書いてあることは知らない。
この本にあったオバマさんの言葉「少しでも良くなれば、それでいい」を目指し学び続ける

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2023年09月03日

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分かりやすい事例を出しながら、行動経済学というかデザインというか、人を動かす少しずつのアイデアについて知ることができる。

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2024年04月21日

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読みやすく楽しい文章だったけど、長くて集中力が必要だった。身の回りのあらゆるものがなぜそういう設定になっているのかについて都度考えるようになりたい。保険についての考え方はこの先実践したい。デフォルト・オプトイン・オプトアウトについて意識しながら生活していきたい。

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2024年04月07日

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Nudgeとは、親象が鼻で小象をそっと触れる様子。表紙がズバリそれ。複雑で選択が多い世の中に、仕掛けをして人々が賢い選択をできるようにする。逆がスラッジ。物事を複雑化、ステップを多くすることで人々の選択する行動を止めさせる。携帯電話のキャリア変更が正にそれだった。
著者はNudgeを人々が良い選択をする手助けをするためであるということは一貫していて、サブリミナル効果と何が違うのか?や、選択の自由を奪うのでは?と言った反論にもきちんと対応している。
カフェテリアのメニュの並べ方も、人々の行動を促しているということが新しい気づきだった。だとしたら、Nudgeは特に権力者や持てるものだけが行っていることじゃない。あらゆるところであるんだなーという気づきが新しかった。
良いNudgeは目的(何を成し遂げたいか)と、透明性と自由度、これらどれもが欠けてはならないと著者は言っている。何百ある投信の中から最適な確定拠出のプラン選択するとなると、たいていの人はしない。それをデフォルトがあることで、将来の蓄えができるようになる。もちろんそれを選ばないという選択肢も残しておく。なるほど。
これからは、Nudgeを受ける側の人間として、あらゆる事象に「あ、これは行動経済学を効かしているな?」「このスラッジに負けてたまるか」という目線で対峙していく楽しみが増えた。そして、正しい判断をするための選択アーキテクチャであるか?この選択肢を設定する目的は何だろう?と問う目線をもっていたい。仕事では、利害のためでなく、世の中のために有効な選択的アーキテクチャを作り出せるような姿勢を持っていたい。

また、アメリカのクレジットカード事情、世界の臓器提供のルール事情等、行動経済学の前に、世界の事象を知るだけでも面白い。
ただ、400p強あるので、読むには根気が必要。

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2024年02月16日

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この初期設定、誰のためのNUDGE なの?
手続き簡単、自分の為ですよね……
この商品のカタログの説明書、大きい字と小さい字の差は何?よく読めません……
大事な事は、小さな字で書かれているそうです。
考えさせられました。

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2024年01月11日

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実践で使える賢い選択をうながす仕掛けを、行動経済学から説明した本。知っている事例もあったが、なるほど人間はそう動いてしまうのかと驚く内容も多数あり面白かった。やはり人間はめんどくさいことが嫌いで、デフォルト設定に従いやすい生き物であるとつぐつぐと感じた。

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2023年10月08日

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もう一度読み返すとしたら、15章の「ナッジをめぐる“から騒ぎ”」かな。
選択アーキテクチャによって誘導されているように見えようとも、多くのナッジは人々を助ける。キュレーションがしっかりと行われていて、絞り込まれた“選択肢”の中から選べるようになるとありがたいし、よく考えられた“デフォルト”が提示されていて、かつオプトアウトしたければそうできるのであれば助かる。
われわれは、人々が“バカ”だとは考えていない。世の中が複雑すぎるのだ!
ごもっとも。

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2023年08月14日

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ナッジとは、行動科学の知見から、望ましい行動をとれるよう人を後押しするアプローチのこと。日本育英会は、面接の際に十分なナッジを取ってくれたかな?と若い頃を思い出しましたが。記憶はない。

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2023年03月31日

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2008年に初版が刊行された、行動経済学の実践的概念の一つである「ナッジ」のメカニズムと活用手法を解説した一冊の増補改訂版。

人々が日々行う意思決定において直感に頼った場合に陥り易いバイアスや誤謬、他人からの誤った影響に起因するミスを回避し、より良い選択を”そっと後押しする仕掛け”がナッジであり、最も望ましい選択肢をデフォルトにする、多過ぎる選択肢を適切にキュレーションする、さりげなくインセンティブを設定するなどの”仕掛け”により、カフェテリアのメニューの配置から確定拠出型年金や臓器提供といった公共性の高い政策を含めた幅広い分野において、最終的には自らが選択する自由を確保しつつ、「より良い選択を簡単にできる」ようにすることが可能であると説く。

本改訂版で追加されたナッジ批判への反論では、ナッジが悪用され、消費者が知らないうちに誘導されてしまうのではないかとの懸念に対し、ナッジする側が守るべき透明性や公知性といった基本原則をまとめた「ナッジの権利章典」の策定を提案しており、結局のところ企業や政策担当者がナッジで目指す目標を明らかにした上で、選択肢を適切にデザインする”良心頼み”となる感は否めないが、ナッジする側・される側両面の立場から多くを学べる行動経済学の入門書として読む価値がある。

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2023年01月13日

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帯には「行動経済学最高の入門書」と記されているが、主にナッジの概説書。本書ではナッジを「選択を禁じることも、経済的なインセンティブを大きく変えることもなく、人びとの行動を予測可能なかたちで変える選択アーキテクチャーのあらゆる要素」と位置付け、その効用について概説する。政府の政策、企業の事業推進はもとより、職場や私生活にも取り入れたい視点と思う。

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2023年11月03日

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行動経済学の本。人間のナッジ、行動適合性、怠惰、恒常性を具体的に説明しながら、どんなナッジがいいかを考えさせる本。

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2023年09月06日

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行動経済学というよりも、それ自体が話題の「ナッジ理論」
読んでみました。

行動経済学や心理学など人間の思考や行動の「癖」を扱う学問は、それ自体を習得するよりもどのように応用するかが実際のところの有用性。ナッジやスラッジの概念を取り入れて、禁煙を成功させたいと思います。

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2023年04月09日

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勉強になった点もあったけど、中盤以降年金、保険、住宅ローン、移植の話にページを割かれてて物足りない気がしました。

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2023年03月18日

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2008年度版の本から一部の内容を2021年度に合致するように改訂した本。修正した部分は、臓器提供、同性婚、お金に関する章である。第一部と二部はナッジがいかなるもので、より良い選択をさせるためにはどうすれば良いかを論じており、楽しく読めたが、三部以降はほぼ各論に入っており、そのトピック自体に興味がないと読んでいてつまらなくなる部分があった。ただ、一部二部は非常に勉強になった。

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2023年03月17日

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購入した本。

ナッジとは、禁止や強制をせずに人の背中を少しだけ押す行動経済学の一種。

初期設定(デフォルト)が大事。営業などでも最初に大きな金額で提示すると良い。ただ、リアクタンスというのもあり、欲をかきすぎると反対にナッジが効かなくなる。


人間は利益よりもはるかに損失を気にする生き物。

脳科学分野において、人間の思考方法には2つある。自動システムと熟慮システム。自動システムは本能的で、熟慮システムは意識的なもの。
「真のバイリンガルとは、二つの言語を自動システムを使って話す人のこと」

友人と賭けをするプラットフォームビジネス。

集団を率いる上で、自信満々な人を1人入れると組織の推進力が上がる。

人は他人と賛同したがる。だからより具体的に「他の人もこのくらいの金額でこの商品を買っている」など明示されると流されやすくなる。

実行意図を示すと達成率が上がる。
具体性を持って支持するといい。たとえば投票を促すのであれば、
「何時に投票にいくつもりか」
「どこから投票にいくか」
「何をしてから投票にいくか」

「人に何かをするように、促したいのであれば、それを簡単にできるようにすることが大事」
Make it easy の精神。


「悪い選択肢を取り除いて、新しい選択肢を提供することが事業成功への近道」例…シンガポールの屋台では、ミシュラン店であるが1種類しか料理を提供していない。

アメとムチを用いた公共政策。
例…スピード違反をしたら罰金。一方で、速度制限を守ったら宝くじがもらえる。賞金は罰金から充てる。

保険について、加入するならば、「まれにしか起こらないが起こった場合、経済的に破綻する場合に加入するべき」


こうした手法を活用して、人間関係をより良いものにしていきたい。

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2023年03月05日

Posted by ブクログ

開始:2023/2/21
終了:2023/3/2

感想
軽やかに人間の手を引く。十分に考慮して意思決定をする時間もエネルギーもない。それがわかっているなら耳元でヒントを囁いてもいいかも。

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2023年03月02日

Posted by ブクログ

ナッジや行動経済学ということにふれたことがない方にとっては非常に面白い本。
2008年版を読んだ方には「ほとんど同じように感じ」る本。

ナッジや選択アーキテクチャはうまく設計されれば、時に快適に、時にパワフルに、時に魔法のように、私達の日々の選択や行動を後押ししてくれる。それは本書を読んで、また実際に経験してみて思うことである。

そんなナッジにも課題は色々あるが、特に臓器提供の章で指摘されているものは、取り上げているテーマがテーマということもあり、重要であると感じた。
つまり、ナッジを利用した選択•決定における一連の流れには、熟慮がなくほとんど意思が欠除していることがある、ということだ。
結果良ければ全て良し的な領域であればガンガンにナッジをすすめていってもらっていい。しかし例えば医療で言えば臓器提供や人生会議(ACP)、延命治療など、決めるのが難しいが当事者や家族など身近な人がしっかり考えて話し合うこと自体が重要な領域については、ナッジの使いすぎに注意が必要だろう。

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2023年01月28日

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