伏見つかさのレビュー一覧
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妹の、普通の方の友人がやってきた。
そして夏休みに突入…。
夏と言えばあれです、某大きな会場。
諸事情により、そこに行く事になった兄と妹。
そこで繰り広げられる、ツンデレvsツンデレ。
傍から見てれば面白いですが、これの相手を
横でしているのは辛いかと。
個々なら大丈夫…そう?
アテレコが面白かったですがw
しかし、良い事があれば悪い事もあり。
ついにばれてしまったというかなんというか…。
思いこんでいる人? 偏見?
まぁしかし、よくこういう事言われてますね、世間で。
現実まで持ち込んでくるのは、そこの境目が
あやふやかない人だけなので、大丈夫です。
そのためだけに、必死に世間向け看板磨い -
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世の中では妹萌えなジャンルもあるけれど
現実はそんな素晴らしいものではない。
妹と仲の悪い兄が、ある日家の中でした拾いもの。
それが何と妹のものだった! という現実。
しかし消去法で行くと、どう考えても妹だけだが
そこにいきつかないほど仲が悪い?
いやでもこの妹すごいです。
己の好きな物のために、必死に頑張っている様が。
そして好きなものを好きと叫びたいけど…という葛藤。
分かります分かります。
そして父親の言い分も、突っ込みたいけどごもっとも。
世間とは、そんなもの。
妹はツンデレ状態。
ほぼツンばかりで、デレなし。
たまに見せる弱気な部分を考えると…ツン弱?
最後にデレと思わしきもの -
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賛否両論を呼んだシリーズ最終巻。
クリスマス・イヴの日に、京介と桐乃はデートに出かけます。その最後の場面で、京介が桐乃に自分の想いをぶつけるところで回想となり、あやせ、黒猫のフラグを折っていく経緯が語られます。
そして卒業式の日、京介と桐乃の2人が、ついに麻奈美と向き合うことになります。2人は、自分たちの想いを曲げないと麻奈美に告げ、絆を確かめ合います。
最後は、2人が結婚式を挙げることで、恋人どうしという関係に決着をつけ、その後元の兄妹の関係に戻っていくという結末になっています。
桐乃がメイン・ヒロインということは最初から分かっていたことなので、結末についてはそれなりに納得できました -
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クライマックス直前の本巻は、過去のエピソードが描かれ、なぜ京介と桐乃が、そして桐乃と麻奈美の仲が悪くなったのかが明らかにされることになります。
中学時代の京介は、クラス委員として何事にも全力で取り組む熱い少年でした。彼は、櫻井秋美(さくらい・あきみ)という不登校の少女を学校に連れ出そうと全力を尽くします。彼の努力が功を奏して、しだいに秋美はクラスに溶け込み始め、修学旅行に参加することになります。ところが、彼女に良い思い出を作ってあげようという京介の好意から、秋美がケガをしてしまうというアクシデントが起きてしまいます。この事件がきっかけで、京介は自分の努力が実を結ばない現実を思い知ります。そん -
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黒猫の告白という前巻の展開を受けてのストーリー。当然のことながらほぼ全編に渡って黒猫のターンです。
桐乃に彼氏ができたと聞いて京介の心が乱され、すったもんだの末に落ち着くべきところに落ち着いた前巻の流れを表とすれば、今回はその裏のストーリー。前巻からひと続きのストーリーとみなすならば、前巻に対して下した辛めの評価を改めなければいけないのかもしれません。
京介と桐乃の兄妹の関係性が定まった(というか、それぞれが自分のブラコン・シスコンを自覚した)巻でもあり、京介・桐乃兄妹との関係性を重んじながら付き合いを深めていこうとする黒猫のスタンスが定まった巻でもあります。そういう意味では、第1巻からス -
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第1章は、京介がふたたび新垣あやせのマネージャーとして、来栖加奈子とブリジット・エヴァンスという女の子が出場するコスプレ・イベントに出かける話。
第2章は、親友でシスコンの赤城浩平とともに、秋葉原でエロ・グッズめぐりをする話。
第3章は、桐乃、黒猫とともに、沙織の住んでいるマンションを訪問する話。
第4章は、アメリカで桐乃とルーム・メイトだった天才小学生、リア・ハグリィが日本にやってきて、京介たちの家にホーム・ステイする話。
ストーリーの振幅が激しいこの物語もようやく安定軌道に入ったらしく、いずれもライトノベルらしいノリの話になっています。 -
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桐乃は陸上の本格的な指導を受けるためにアメリカに渡って不在となり、黒猫が京介の学校の後輩になったため、今回はほぼ全編黒猫メインの話です。
案の定クラスに溶け込めないでいる黒猫のためにいろいろと気にかける京介。しかし、妹がいなくなった寂しさを紛らせようとしているだけではないかと黒猫に言われてしまいます。京介は、自分の気持ちを改めて考えなおした結果、たとえそうだとしても、黒猫を放っておくことはできないと思いなおすことになります。
こうして京介は、ゲーム部に黒猫を案内し、彼女を入部させるところまでこぎつけます。ところがゲーム部には、京介の親友の赤城浩平の妹にして、優等生の皮を被った最強腐女子・赤 -
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第1章は、桐乃の親友の新垣あやせが、桐乃にプレゼントするために「星くず☆うぃっちめるる」コスプレ大会の景品のフィギュアを手に入れようとする話。あやせは、メルルにそっくりの容貌の友人、来栖加奈子を大会に出場させ、京介に彼女の世話を依頼します。
第2章は、幼なじみの田村麻奈美が京介の家を訪問する話。桐乃は不機嫌になりますが、麻奈美は彼女の嫌味をかわしつつ、かいがいしく京介の身の回りの世話をします。そんな京介に、桐乃が恐ろしい罠を仕掛けます。
第3章は、桐乃の陰謀で麻奈美に見られたくないものを見られてしまって落ち込んでいる京介を励まそうと、桐乃、黒猫、沙織が秋葉原でパーティを企画する話。
第4 -
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桐乃が書いたケータイ小説が大人気を博し、書籍化される運びとなります。桐乃はクリスマスに京介を伴って渋谷の街に出かけ、小説のための取材をおこないますが、せっかく書いた小説が盗作されるという事件が起こります。京介と黒猫は犯人を見つけ出そうと出版社に持ち込みに出かけて、犯人を追い詰めます。
……という話なのですが。このテーマって、あらかじめ批判を封じてしまうようなところがあるんですよね(著者が意図して、というわけではなく、構造上そうした効果を生んでしまうということ)。感想が書きにくくて仕方がないのですが、とりあえず、黒猫をあそこまで突き落とすとは意外でした。テンプレキャラ萌え小説に見せかけて、ケー -
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スゴイエロい絵を描く絵師(エロマンガ先生)さんが相棒の高校生ラノベ作家の主人公には引きこもりの妹がいる。
しかし、とあることがきっかけで妹の正体が、その絵師さんが自分の妹という事実がわかり…。
俺の妹のコンビで送る兄妹愛ラノベ。
兄妹愛は伏見さんのテンプレートなんでしょうかね(笑)
俺の妹と同じ語り部目線なのでなんとなく懐かしく、展開も王道でスゴク読みやすい。
でも、このコンビなので期待値が高く、どうしても前作と比べてしまうので物足りなさも多かったかな。
それとラノベを好きになる理由としてキャラが好きになることもあるんだけど、それがなかったのが評価が低くなってしまったかな。