伏見つかさのレビュー一覧
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ネタバレあらすじ
「あの頃のあたし――お,お兄ちゃんっ子だったの」
引っ越し祝いパーティの場で交わされた”約束”を果たすため,田村家を訪れた俺と桐乃。話し合いは,やがてそれぞれの過去話になっていって……
「仕方ないことなんかなぁ,この世に一個だってねーんだよ!」「学校に行ったら負けだと思っている」「その謎のペットボトルは……まさか……おまえ禁断の行為を……!」「『凄いお兄ちゃん』なんて,最初からいなかったんだよ」「そんなことで,お兄ちゃんを嫌いになるわけないじゃん」
「だから。あたしは,あんたのことが嫌いになったんだよ」
兄妹冷戦の真相が,ついに明かされる。重要エピソード満載の第11弾!!(カ -
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まず読み始めて「あれっ……あやせの続きは?」と、一瞬読む巻を飛ばしたかと疑いました。大丈夫、飛ばしてなかった。でもその辺りが明らかになるのは次巻とな。まあこれまでの各巻も綺麗にまとめられていたから、ちゃんと結論は用意してあるでしょうし、気長に待ちたいと思います。
今巻はいきなりシリアスな展開で、これはもしやそろそろ終わりに向けてのラストスパートかと思ったら、やはり次が最終巻だそうです。面白かっただけに残念だなあ。でもだらだらと間延びした話が続くよりはいいですね。
京介の過去や桐乃の真の思いには正直驚きましたが、麻奈実の今まで見えなかった面にもびっくりしました。あらまあ……この子こういう娘だ -
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憧れていた親友はコミケに行き同人誌を袋に詰めてるんるんで帰るようなひとで、憧れていた先輩は一人暮らしをしている男の家にスキップをしながら通うひとで、憧れていた兄貴はなんてことのないごく普通のひとだった。
大切なことは自分の理想を無理矢理相手に押し付けるのではなく、相手の現実をそのまま自分で受け入れる。
……ということだろうか?
正直、読む前はネットの情報を鵜呑みにしてバカにしていたのだが、読んでみると実に面白かった。これも上記の内容に当てはまるのかもしれない。
さて、この作品も次巻でラストとか。予定では「最終巻が発売される前までに読み終える」はずだったのだが、一日一冊以上のペースで読み進 -
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ラノベは、ほとんど読んだことがない。
でも、このタイトルがいかにも、ラノベを好む層(モテない若者男子)にヒットするよな、実際ヒットしてるらしいし、と読んでみた。
いやー、なんかもう、設定がいかにも。
「普通」「平凡」であることを強調しすぎる主人公男子。
三つ編み天然賢い幼馴染女子。
タイトル通り可愛いけどツンデレの妹
キャラたち過ぎてる妹のヲタ友達
一番腹立ったのは、
主人公男子の、いちいち言い訳というか、自分の意見を「なんでもない風に」でも「繰り返し」正当化、肯定している文脈。
それが、「普通」なはずなのに、「かっこよくなっちゃってる俺」を表現してる感じで、うぇ~って嫌だった。
世のモ -
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あらすじ
最近,俺・京介と妹・桐乃の仲が良すぎることを怪しんだ母親たちの疑いを晴らすために,俺は一人暮らしをすることになった。この一人暮らしは,俺が志望大学での模擬試験の結果がA判定をとらない限り,家には戻れないという条件付きだった。俺の一人暮らしを知った麻奈美と赤城が引越し祝いパーティーを発案。こうして期間限定ながらも,俺の初めての一人暮らしが始まった。
感想
アニメやライトノベルではお約束のハーレムが繰り広げられると思いきや,後半は満を持して(?)桐乃の親友・あやせと京介のストーリーが展開。この展開自体は面白かったのですが,いくらモデルをしていて大人びているとはいえ,桐乃もあやせにしても