伏見つかさのレビュー一覧
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“「私のことが心配なのはウソじゃない――以前、あなたそう言ってたわね?」
「おう。ウソじゃないぞ」
「あらそう。……ええ、分かっているわ。ウソではない、ウソではない、ウソではないのでしょうね。でも……その気持ちがどこから来ているのか、考えたことはあるのかしら?それとも……気付いているのに気付いていないふりをしているの?」
何を言いたいのだおる、こいつは。
俺は奇妙な迫力に圧され、彼女を見つめることしかできなかった。
「……これは言わないでおいてあげようと思っていたのだけれど、たびたびこんなことがあると迷惑だから、この際教えてあげるわ」
階段の上から、俺を傲然と見下して、真っ直ぐに指を指す。
「あなたが私に構うのは、いままで世話を焼いていた妹がいなくなってしまったからよ。私が年下で、女で、悩みを抱えていそうだから。自分を頼ってくれそうだから、気になっている。ただそれだけ」
黒猫は、そこでくるりと踵を返し――
「私はあなたの妹の代用品ではないわ。莫迦にしないで頂戴」
そう言い捨てて去っていった。”
制服姿の黒猫可愛い。
また個性あるメンバが沸いたなぁと。
真壁君突っ込みナイス。
Thanks to S.M.
“「おまえがいないと寂しいんだよ!」
懇願した。
「……っな」
身体をこわばらせる桐乃に、本心を思いきりぶつけて頼み込んだ。
「色々もっともらしいこと言ったけどさ!結局それなんだよ!おまえの都合なんか知ったこっちゃねぇ!黒猫とかあやせのことも、ぶっちゃけオマケみたいなもんだ!俺はおまえがいないと寂しくてイヤだから、連れ戻しに来た!それだけだ!文句あっか!」
ギシギシとベッドが音を立てて軋んでいた。
ぐすっ、と、鼻をすする。情けないことに、マジ泣き入っていた。
やばいな。本当にどうかしてる。どんだけ寂しがり屋なんだよ、俺。
さすがの桐乃も呆れ果てたのか、目を見開いたまま固まっていた。
「……あ、あんた……」
「……一緒に帰ろうぜ。じゃないと俺、死ぬかもしれない」
困ったことに、本心だ。” -
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“い、いや、違うんだよ!俺が集めたコレクションに眼鏡かけた女の子が多いのは、たまたまっつーか!気付いたらそうなったっつーか!
とにかくそういう性癖じゃないんだって!
そう沙織に弁明しようとしたら、
「フッフッフ……やはり京介氏が眼鏡フェチだというタレ込みは正確だったようですな……。しかし――だとするとこれはいったいどういうことなのでしょうか?京介氏的に、いまの拙者はストライクゾーンど真ん中のハズですが?」
「萌えねえ――っつってんだろうが!いまのオマエは脳天狙いのデッドボールだ!……だいたいだなァ……オマエがかけているのは眼鏡などではない!ぐるぐる眼鏡だッ!この二つは全然違うもんなんだよ!分かったかこの野郎!」
「…………京介氏の眼鏡への熱意はよく分かりました」
気付けば沙織が引いてしまっていた。なんでだろう?なんかおかしいこと言ったかな俺?”
なんでこんなにも麻奈実のことを嫌うのか。さてはて。
麻奈実の性格はすごいなー。
今回はやたらと新展開が多い。
次にどうつながることやら。
垢抜け素直なときの桐乃はほんと可愛い。裏がありそうで色んな意味でちょっと怖いけど。
“「なんか、すっきりした」
にひひ、という悪戯っぽい笑みが、妙に懐かしい。
……そうだ、もっと小さいころのこいつは、こうやって笑うやつだったっけ。
「そうかい」
俺は今度こそ踵を返し、片手を振って退室した。
「んじゃ。おやすみ」
「うん――」
扉を閉める直前、背に声が投げかけられた。
「――じゃあね、兄貴」
そうして俺の妹はいなくなった。” -
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“「なんでおまえん家に泊まり行くのに、いまさら緊張しなくちゃなんねーの?」
「えー?しないの~?」
「しねーよ」
なんでちょっぴり不満そうなんだ。
「むしろ、自分の家よりゆっくりできるくらいだよ」
なにしろ妹がいねーからな、と、心の中で付け加える。
さっきまで不満そうにしていた麻奈実は、俺の台詞を聞くや、くるりと態度を翻して、
「……そっか」と微笑んだ。
「あんだよ……なんか言いたいことでもあんの?」
「ううん……?そっちの方がいいかなぁって、思っただけ」
幼馴染みの言動は、やはり、よく分からなかった。”
なんと悪質な手口とつくづく思った。
これ、実際にある手口なのかね。
Thanks to S.M.
“「……ふっ、ていうかあなたたち、妹さんのことが嫌いなんじゃないの?」
この人にゃあ、その辺意味が分からないようだ。無理もねえよな。
兄貴だからしょうがない。その理屈にもなっていない言い訳は、自分にも分からない諸々を、無理矢理納得させるための方便でしかないからだ。大嫌いなのに、それは間違いなはずなのに、それでもこうするしかない。このどうにもならない衝動は、俺と、俺と似た立場になったことのあるヤツにしか、きっと分からない。
そして――
「……ふん」
俺が顔を上げるよりも一足早く、黒猫が答えを返した。
「自慢じゃないけどね、私は友達少ないのよ」
その表情を見逃したのは。一生の不覚だっただろう。” -
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“「はっはっは――ですがまぁ、お二人の場合、そういった心配はまったくの無用でしょうな!大丈夫!ここは我らにとって宝の山です!ナビは拙者にどんとお任せくだされ!」
言葉どおり、沙織はどんと胸を叩いた。
「……桐乃はともかく、俺はオタクじゃねえぞ?」
「あたしだってオタクじゃないしぃ」
桐乃は白々しいウソを吐いた。それを聞いた沙織が呵々と笑う
「ははは。では最後まで何一つ楽しめなかったなら、お二人はオタクではないということで」
ほーう、面白いじゃねーか。その挑戦、受けて立ったぜ。
沙織の言い草に触発されて、俺の気分はやや上向いた。(後から考えると、これは沙織の計画だったような気もするのだが、本当のところはどうだか分からない)
桐乃は桐乃で、なにやら思うところがあったらしく、文句を言うのをぴたろとやめた。
俺の服を引っ張って、不遜な態度で言い捨てる。
「もう休憩は十分でしょ。ホラ、ぐだぐだ言ってないでさっさと案内しなさいよ」
「……だとさ。すまんが頼む」
やれやれ……。従者たる俺は、姫君の意向をナビゲーターに伝えた。
「お任せアレ」
あごに手を添え、にまーっと笑う沙織。次いで黒猫が「……ふん」と鼻を鳴らした。”
コミマの話とか、親友に趣味がバレた話とか。
あやせちゃんが地味に怖い。
というか、ここの兄妹喧嘩本当激しいな。
Thanks to S.M.
“「っざけ……、っ!?」
衝動的に、妹の胸ぐらを掴み上げようとしていた俺は、目を見開いて動揺した。
引き寄せた妹の顔――その瞳から、涙が溢れ出てきていたからだ。
「放せ!」
バシッ!桐乃は俺の手を強く振り払った。
「き、桐乃、おまえ――」
「黙れっ!さんざんほったらかしにしておいたくせに、いまさら兄貴面すんな!」
――いま、こいつ、なんて言った?妹が叫んだ言葉を吟味する前に、
バンッ!と、顔面をぶっとばされた。桐乃がクッションを拾い上げて、両手で思いっきり俺の顔面に叩き付けたのだ。「ゲホッ……」さほど痛くはないが、一瞬息ができなくなる。” -
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兄と妹の関係から始まったシリーズももう6巻。
なんか、最初とはすごくテイストが変わってきたなあ。
京介がすっかりオタクになっちまったのはまあいいとして(笑)
なんだかエピソードやキャラの扱いがすごくテンプレ的になった気がする。
どっかで見たような、と言うか、ねらってる感ばりばりで、なんか落ち着かない。
このシリーズは本来もう少し心に響く展開がウリだった気がするんだけど。
たぶんあれだな。
物語の基本のはずの妹との関係が今回けっこうおざなりだったからだろう。
それとこの巻はある意味短編集みたいで、個々の話にあまり深みがなかったからかな。
そう言う意味で”作者の意図通り”笑えるお話だったけれど、このシリーズの中では物足りない気がする。
次号への引きがえらく意味深だけど、新たに妹と京介との関係性を描き直すような内容ならば、いいなあと思う。 -
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まさかそうなるとは、、、、次の巻が楽しみでしかたがないっす。
うん、全体を通して思ったことは田村麻奈美さんがまったくでてこなかったのが残念でしたかね。なんだかんだいって一番好きなキャラだったもので、、、けど今回収録されている作品的には出番がすくなくなってもしかたがないような話だったからどうしようもなかったのかもしれないねぇ、、、
さて、章別に紹介でも、、、
一章は、妹桐乃が日本に帰ってきたから、、、といった話。桐乃の友人が登場したり。また、加奈子も再登場。あいかわらずキャラがひどかったです。加奈子さんの、、
二章は京介のまわりのヒトの話。最初のにちょっと麻奈美さんがでてから赤城兄とエロ系統の店にいく話。赤城兄のキャラがすこしづつくずれていっているような気がします。
三章はついに、、なはなし。沙織・バジーナの正体についての話。ここがこの本のメインだったためにほかのキャラが今回はそんなにでてきませんせしたね。このはなしの感想は、、、、うーん、もうちょっと沙織さんのパーソナルなところいってほしかったです。ネタバレになるんであまりかけないっすけど、、、素顔、ちょー可愛かったです。と戯言を、、、
四章は桐乃が海外で作った友人が我が家にホームステイにきたっていう話。けっこうこの話はいるもでてくる兄のバカがでてくるかんじでした。本当にこの兄はばかだとおもっています。そして、終わりに、、、、、
さて、わたしはなんで意味深な感想をかいているんだか、、、、