あらすじ
冷戦関係にあった妹・桐乃からとんでもない秘密をカミングアウトされ、ガラにもなく相談に乗ってやるという──思い出したくもない出来事からしばらく経つが、俺たち兄妹の冷めた関係は変わりゃしなかった。ところが“人生相談”はまだ続くらしく、「エロゲー速攻クリアしろ」だの「不快にした責任とりなさい」(どうしろと?)だの見下し態度全開で言ってくるからマジで勘弁して欲しい。誰だこんな女を「可愛い」なんて言う奴は? でまあ今回俺に下った指令は「夏の想い出」作り(?)。どうも都内某所で開催される、なんたらとかいう祭りに連れてけってことらしいんだが……。
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Posted by ブクログ
あやせ・加奈子の登場、麻奈美との小さなすれちがい、そして夏コミ行きとあやせとのケンカ・仲直りまで、アニメだと4、5話と、6話のさわりまで。
一巻が人気になって、シリーズ化の話が出たのが二巻だそうな。他のラノベシリーズでもそうなのかもしれないが、「桐乃の無理な頼みを京介が捨て身で解決する」という基本パターンを踏襲しながらも、キャラの掘り下げや新キャラ登場などがシリーズ化の準備が行われています。
そんな感じで、「基本パターン」に無理があったり、シリーズ化準備が冗長だったりして勢いが止まってしまいがちな2巻目ながら、メインテーマに1巻の親バレに続いて親友バレを持ってきて、勢いは止まっていない。アニメだと2話半に伸びた内容が1冊にまとまっていることで、特にあやせが一層印象的なキャラクターに描かれている、と思います。
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タイトル*俺の妹がこんなに可愛いわけがない2
作者*伏見 つかさ
出版社*電撃文庫
冷戦関係にあった妹・桐乃からとんでもない秘密をカミングアウトされ、ガラにもなく相談に乗ってやる__という思い出したくもない出来事からしばらく経つが、俺たち兄妹の冷めた関係は変わりゃしなかった。ところが“人生相談”はまだ続くらしく、「エロゲー速攻クリアしろ」だの「不快にした責任とりなさい」(どうしろと?)だの見下し態度全開で言ってくるからマジで勘弁して欲しい。誰だこんな女を「可愛い」なんて言う奴は? でまあ今回俺に下った指令は「夏の想い出」作り(?)。どうも都内某所で開催される、なんたらとかいう祭りに連れてけってことらしいんだが……。
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今回も、すらすら読めてしまった!
単純に面白いのもあるけど、その中に深い内容の場面があった。
仲の悪い兄と妹でほとんど口を利かないほどなんだけど、妹の趣味を父親に認めてもらえないときに、兄が奮闘するところが、特に印象に残った!
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京介とあやせが番号とメルアドを交換するのは、不自然と思っていたら、そういうわけだったのですね。詳細を詰めていくと無理のある展開の気もしますが、最後はいい話でしめているので、安心して読めると思います。
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2巻もアニメ→原作の順で入った。
2巻は妹の友達が遊びに来る話、幼馴染との話、夏コミの話、またばれちゃった話の4つ。
所々違う。てか大分違う。幼馴染の話はアニメにはなかった。
2巻は高坂家のツンデレっぷりが最大限発揮されてる。素直じゃない人多いなぁこの作品w
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2巻です.
読みました.
今回は桐乃の学校の親友でモデル仲間が出てきます.
和む.
そしてやっぱり京介が大活躍.
というか大暴走?
痛い視線を浴びております.
そんなこんなで妹の人生相談に振り回される兄貴の話の第2巻でござい.
しかし,どうしても桐乃が茜に見えてしょーがない.
次巻で,誰かが車に轢かれて昏睡状態にならない事を祈ろう.
そして数年後に目を覚ましたが,
数年間経っていたという現状が認識できなくて・・・.
まぁ,それはどうでも良いとして
今回は一般人サイドの話が結構メインだったんで
次回はきっとオタクサイドの話になると予想.
予想ったって,手元に3巻もあるんで直ぐに結果はわかるんだけどなっ.
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京介のお節介は続く。
京介は幼馴染の真奈美とノンビリしているのが落ち着くそうだが。
高二の夏、期末前に妹物のエロゲーを攻略中。
勿論桐乃に言われたからであって・・・
桐乃の友達、あやせと加奈子が遊びに来る。
加奈子は毒舌、あやせは優しいが思い込みが激しい。
宅配便を受け取った時に桐乃に奪われかける。
が、中身はエロ系。
友バレを避けるために京介が一悶着。
友バレを避けてひと段落。
京介と真奈美の間に微妙な空気。
京介の思い込みだったのだが。
エロサイトを桐乃のノーパソで見てたのが発覚して。
桐乃と一緒にビッグサイトへ。
夏コミを満喫した桐乃。
帰りに親友あやせと偶然会う。
ソレをきっかけに友バレ。
あやせの嫌悪感が半端なく。
桐乃を心配しての行動だが、結局は仲違い。
京介が仲介を試みるがなかなか進展せず。
最終、京介は『妹が大好き』発言をする。
その甲斐あってあやせと桐乃は和解。
発言の所為もあり、兄妹としてシカトが続くが。
二人は再度エロゲー対戦をする羽目に。
Posted by ブクログ
"俺妹"の第2巻。女子中学生がエロゲを連呼するのはさすがにどうかと思わないでもないが、本巻ではオタクを語る上で避けて通ることの出来ない(?)コミケを舞台に一悶着起こります。コミケで知り合いにばったり出会う可能性なんて、砂漠でコンタクトレンズを探すぐらいに確率低いはずなのに出会ってしまう桐乃は持ってますね。そして桐乃の親友あやせ豹変しすぎでしょ。黒あやせおそろしや。そのあやせを説得する京介の変態発言は最高に面白かった。ひどすぎです、いい意味で。とりあえず、きちんとオタク文化調べてるとか父親良い人ですね。
Posted by ブクログ
二作目の今作は、対戦エロゲから話が広がり、夏コミ、さらには、兄妹それぞれの友情関係のお話しでした。
麻奈実の弟、相変わらず面白い。
あやせさん、怖すぎ^^;
そして、一番笑ってしまったのは、桐乃と黒猫がモンハンを夏コミ待ちでやっているときの内容。モンハン経験者にはあるあるすぎて爆笑してしまいました。
Posted by ブクログ
まなみの話!あれだけで何か
落ち込んじゃうとかあの京介氏はまなみ大すきだね。
付き合ってないとか、ないでしょ。あれじゃあ。
妹、本当にエロゲーと同じぐらいにあやせ好きって言うとなんか
別の意味で危なさそうに聞こえますが・・ww
Posted by ブクログ
勢いがあって読みやすいんだけど、『いざ感想』と思うと内容が思い出せなかったりする。
つまり私にとってこのシリーズは、話としての深みは無く、何にも考えずにただ桐乃を愛でる物って感じなのかな。
逆に言えば、登場人物のキャラクターやヲタ文化のベクトルが合わない人にとっては苦痛でしかない作品かも。
私的には面白く無いわけじゃないので読み続けますけどねー
読書に共感や意味を求めて読んでる訳ではないというよい例。
Posted by ブクログ
今巻では幼馴染の麻奈実の異変やらコミケの話やら。
前作のときの感想同様、妹が可愛くない!!というより妹ってここまで性格悪いものなのかと思ってしまうほど。
コミケの話は行った事ある人には物凄く頷いてしまうネタばかり、もちろん行った事ない人も楽しめる。セルの件は思わず吹いてしまった。
今巻は何よりも新キャラである桐乃の親友である新垣あやせとのことがメインの話。このあやせの性格がとにかく凄い、読んでてこんなにイライラさせられるとは・・・詳細は是非とも読んで知ってもらいたい。いわゆるオタクとかに嫌悪感を感じる性格なのだが少し過剰に描いてるように感じてしまった。
Posted by ブクログ
おもしろかった。
アニメ化を機に読み始めたけど
もはや声を含めてイメージが固まってて
アニメを見る気が逆に失せてきた。
にしてもこの作品は毎巻
最後の話で問題が起きるのかしら?
無理に深刻な話にしなくてもいいのに。
桐乃自らが言う
オタクを最も嫌う人種「女子中学生」と、
本作4章で問題となる彼女は
オタクを嫌う理由がかなり違うように見える。
1巻で問題となった
生真面目で考えが昔寄りな父親と違って、
なんというかオタクの想定する典型的なオタクの敵が
具現化したようだった。
それが彼女のイメージとどうにも繋げづらくて
無理があるように感じた。
Posted by ブクログ
相変わらず濃厚なオタクネタで押してくる。
てかカ●ビアンコムは字伏せててもアウトだろwww
新キャラのインパクトもさることながら、前回のキャラの新たな一面もしっかり描かれてる。
特に黒猫が桐乃の為に動くところとか、あと親父(爆)
そして、読んでて確信した事が一つある。
桐乃より兄である京介の方がツンデレなのは間違いないw
Posted by ブクログ
あやせがこんなキャラだとは思わなかったw
とにかく綾瀬は普通にいい奴だと思ってたのにまさかこんなにイラッとくるキャラだったとはw
まぁ正直麻奈実の件はちょっと間のびしていまいちだったかなと思いましたが…。
ただちょっと桐乃が可愛く思えてきたかなぁw
Posted by ブクログ
2巻は1巻で明らかになった桐乃の趣味にさらに深くはまっていく兄・京介という感じ
コミケに参加し、桐乃の友達から庇い、理解を示していく
変わらず良いノリでよみやすかったです
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ずいぶんと長いこと積んでたのでやっと消化。
ちょっと前に話題になった非実在青少年規制問題みたいなことも作中でちょこっと扱われてておおっとなった。
京介と麻奈美の関係良いなぁ。
Posted by ブクログ
オチが1巻と比べるとちょっと弱いかな。
でも定番の意見で続き物はつまらなくなることが多いが
全く飽きずに楽しめた。
「コミケ」という題材にしやすいテーマがあったのも強いかな
続き買ってこよう
Posted by ブクログ
妹の学友が登場してからむ話。
幼馴染が少しよそよそしくなる話。
夏コミに行く話。
夏コミ帰りに妹の学友のあやせに趣味バレする話。
あやせはアニメがやってた時は人気だった気がする。
相変わらず無理だと思う難問を妹のために解決する熱意がすごいなあ。
Posted by ブクログ
妹の、普通の方の友人がやってきた。
そして夏休みに突入…。
夏と言えばあれです、某大きな会場。
諸事情により、そこに行く事になった兄と妹。
そこで繰り広げられる、ツンデレvsツンデレ。
傍から見てれば面白いですが、これの相手を
横でしているのは辛いかと。
個々なら大丈夫…そう?
アテレコが面白かったですがw
しかし、良い事があれば悪い事もあり。
ついにばれてしまったというかなんというか…。
思いこんでいる人? 偏見?
まぁしかし、よくこういう事言われてますね、世間で。
現実まで持ち込んでくるのは、そこの境目が
あやふやかない人だけなので、大丈夫です。
そのためだけに、必死に世間向け看板磨いてますしw
兄の方も、最初の方人間関係(?)が入ってますし
今回は人間関係のお話?
いやでも、1巻もそういう感じでした、と言われると
そんな気も…?
Posted by ブクログ
オタクに対する世間の偏見を正すのが目的となりつつある。
未成年でエロゲーはさすがに擁護できない気がするが、前巻同様、勢いで解決してしまっているのでラストの拍子抜け感が少し大きい。
麻奈美との絡みが癒される。他のキャラのあくが強すぎるのが原因でもあるが。
Posted by ブクログ
相変わらず妙にテンションが高い。
桐乃のツンデレが筋金入りすぎて辛いし、京介のドM体質もモノローグの暑苦しさと相まって実に気味が悪い。
オタク文化の表現にかなりリアリティがあるので、この点は読者の心を掴む秘訣なのだろうなと感じた。
物語について特筆することはない。
一巻の中にいくつかの章があり、それぞれの章にほぼ独立した話が書かれているという形式。
一冊にまとめるならもうちょっと各章に連続性があっても良いと思うが、小ぶりな話の連続というのも読みやすさには一役買っているかもしれない。
ラノベ特有の長音の連続があるが、これをダッシュで表現するのは良くない。
編集者のセンスが悪いのだろうか。
誤読を招くので即刻やめるべきだと思う。
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でもな? 言わないけどな? 中高生男子にパソコン与えて、インターネットを探索させたらさあ。数時間以内に百パーセントたどり着くだろ! エロい世界に! 検索なんざしなくたって、適当にサイト巡っているうちに自然と吸い込まれてしまうんだって!
これはしょうがないことなんだ! どうにもならないことなんだ! 誰に教わらなくとも、男の子なら自然と身に備わっている本能みたいなものなんだって!
誰か分かってくれっかなぁ――!
(P.192)
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“「はっはっは――ですがまぁ、お二人の場合、そういった心配はまったくの無用でしょうな!大丈夫!ここは我らにとって宝の山です!ナビは拙者にどんとお任せくだされ!」
言葉どおり、沙織はどんと胸を叩いた。
「……桐乃はともかく、俺はオタクじゃねえぞ?」
「あたしだってオタクじゃないしぃ」
桐乃は白々しいウソを吐いた。それを聞いた沙織が呵々と笑う
「ははは。では最後まで何一つ楽しめなかったなら、お二人はオタクではないということで」
ほーう、面白いじゃねーか。その挑戦、受けて立ったぜ。
沙織の言い草に触発されて、俺の気分はやや上向いた。(後から考えると、これは沙織の計画だったような気もするのだが、本当のところはどうだか分からない)
桐乃は桐乃で、なにやら思うところがあったらしく、文句を言うのをぴたろとやめた。
俺の服を引っ張って、不遜な態度で言い捨てる。
「もう休憩は十分でしょ。ホラ、ぐだぐだ言ってないでさっさと案内しなさいよ」
「……だとさ。すまんが頼む」
やれやれ……。従者たる俺は、姫君の意向をナビゲーターに伝えた。
「お任せアレ」
あごに手を添え、にまーっと笑う沙織。次いで黒猫が「……ふん」と鼻を鳴らした。”
コミマの話とか、親友に趣味がバレた話とか。
あやせちゃんが地味に怖い。
というか、ここの兄妹喧嘩本当激しいな。
Thanks to S.M.
“「っざけ……、っ!?」
衝動的に、妹の胸ぐらを掴み上げようとしていた俺は、目を見開いて動揺した。
引き寄せた妹の顔――その瞳から、涙が溢れ出てきていたからだ。
「放せ!」
バシッ!桐乃は俺の手を強く振り払った。
「き、桐乃、おまえ――」
「黙れっ!さんざんほったらかしにしておいたくせに、いまさら兄貴面すんな!」
――いま、こいつ、なんて言った?妹が叫んだ言葉を吟味する前に、
バンッ!と、顔面をぶっとばされた。桐乃がクッションを拾い上げて、両手で思いっきり俺の顔面に叩き付けたのだ。「ゲホッ……」さほど痛くはないが、一瞬息ができなくなる。”
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編集者の意向なのか、1巻とは方針が変わってきている気がする。妹萌え需要に応えようとしすぎている感があるのでそこが残念だ。面倒見のいい兄が犠牲になりながら、体面とはかけ離れた趣味を持つ妹の葛藤を解消していくのはいいと思う。しかし、今回はちょっと兄が妹に対して熱くなりすぎてしまった。これはいずれ起こりうることだけど、もっと先でよかったのではないか。
オタク文化に抵抗を持つあやせはマスコミに踊らされる人間の典型例であり、作者の伝えたいこともわかる。おしいな…しかし続きを読んでみたいとは思った。
Posted by ブクログ
今回もお兄ちゃんが何だかんだで頑張っちゃいます。
今回の敵(?)はモデルサイド妹の親友。
ある種病的なまでにオタ系サブカルに嫌悪感を示す親友相手にあれこれ悩むお兄ちゃん。
「妹ものは兄弟愛のような形で昔からある崇高な作品だ」ということを伝えたかったようなのだが、他人の視点からだと単なるシスコンにしか見えない訳で・・・当初の予定とは違った形ではあるが妹と親友は仲直りできた結果ではあるのだが・・・兄ちゃん哀れやな。
Posted by ブクログ
2巻もすぐ読み終わった。
友達のこととか、夏コミのこととか、面白いんだけど
結局、頼ってくる桐乃かわいいし…
だがしかし、平凡な幼なじみ麻奈実があまり好きではなく
こーゆー天然っ子苦手です。
「うにゅー」「プンプン」苦手です。
ハルヒで言うなら、ハルヒが桐乃で、みくるが麻奈実。
私はハルヒ好きで、みくる嫌い。
分かりやすいなぁ。
うーん、これはただのツンデレ萌えなんでしょうか。
くぎゅ?好きですけど、なにか?
なので、途中の京介と麻奈実のすれ違いのあたりが、微妙。
めんどくさい。
あやせの思い込みの激しさも、ちょっと無理がありすぎて苦笑ではあったけど
解決方法がいいので、ヨシ。
京介ナイスw