小池真理子のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
うーん…
この如何にもな小説のタイトルをみて、ドキドキするあらすじを眺めて、さぞや怖がらせてくれるストーリーなんだろうなと覚悟をして本書を読みました。
救いもオチも無い、体がうすら寒くなるようなホラー話は好きですが、この薄っぺらなストーリーはぜんぜん怖くなかった、というのが感想です。
特にシラけさせられたのは後半の、例のあのシーンです。。。
瞬く間に人間を溶かすほどの強いレーザー光線で、生きた人間を瞬殺してしまうような、なんだか近未来的な技術を持つ悪霊…。
あらら…となりました。
あのシーンにはちょっと笑ってしまいます。
主人公らの最後の3日間なんて
地球が終わる日のような終末的雰囲気でした。
窓も開かず電気も切られ、密室内が暑くて可哀想だと思いましたが、ホラーとして怖くない。
悪霊たちがみんなでわいわいエレベーターに乗ってやって来るラストにも、うーん…
文体が軽いのでぱらぱらと読みやすいですが、
世界観がしっかり作り込まれている、話の上手い作家さんに共通するような迫力を感じませんでした。