弐瓶勉のレビュー一覧
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購入済み
えー。
謎はバタバタと、サラッと明かされて、急速に畳まれた最終巻。
独特の絵柄もあって何が起こっているのかわかりづらいと思っていたが、
この巻は急ぎすぎもあってますますわかりづらい。大人の事情だったのか。
ともあれ、お疲れ様でした。 -
購入済み
重厚感も消し飛ぶほどの軽快さ
たった一つの世界観を繰り返し繰り返し焼き増し焼き増し、少し形を変えては読者には既視感を何度も与えてうなされた夏夢のようなストーリーテリングが弐瓶勉流。
重厚感たっぷりの重さとシビレるほどの硬質感で飛び立った飛行機は
航路を進むに連れて沢山の貨物を積みながら唐突に急加速し急上昇したかと思えば急降下して強硬着陸しボロボロのコックピットだけが残るのも また弐瓶勉流か。
悪い癖である。
しかし、なぜか読んでしまう。どうせまた同じ夢だ。と思いながらも、また手に取る。
そういう不思議な魅力が弐瓶勉 その人だ。
次回こそは、急旋回やアクロバットも観たい、ちゃんとした着陸を観たい。そう思った作品でした -
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購入済み
正直わからん
ここ4巻ほど、ぶっちゃけ、よく、わかんないです・・・。アクションも見づらいし。
うーん。
なんかこう、整理してほしいなって。現状とかキャラクター達の目的とか -
Posted by ブクログ
二瓶勉作品ということで読んだ。飲み込まれるような世界観、救いようのない過酷な状況、謎の生物や「超構造」「エナ」「ヘイグス粒子」などの専門用語、二瓶ワールド全開である。シドニアとの繋がりもあるようで、知っている用語が出るたびに興奮した。機械の身体や鎧のデザインは素晴らしく、無数の謎で溢れた内容に好奇心を刺激されるが、シドニアほどの衝撃はないように感じた。かなり読み手にやさしくなったからだろうか。戦闘シーンでの状況説明(キャラクターたちの心の声)などが特にそう感じた。全体的に色が白く儚なげな雰囲気もこの作品の魅力である。他の黒々とした二瓶作品とは違う読み方ができ、楽しめると思う(他はシドニアしか読