田中芳樹のレビュー一覧
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プリズン・ブレイク!急襲のトゥラーン。ペシャワール防衛戦の12巻。
あーだこーだと目論んでいたギスカールに立ちはだかったのは、まさかのアンドラゴラス。おそらく、作中最強の戦士であろうアンドラゴラス国王です。フルコンディションでタイマンしたら、ダリューンやヒルメスですら対抗できないと思わせる強さ。
アトロパテネで戦歴に大きな傷をつけましたが、一度しかない機会を逃さず最大最高の結果を出すのだから、戦士としてはやはり超一流です。
ヒルメスが尊師に唆されて、ルクナバード入手へ向かっていなければ、エクバターナはどんな戦闘が繰り広げられていたのやら。ギスカールもイノケンティウスも、なす術なく斬り殺されて -
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ギーヴの離脱。快進撃のアルスラーン軍。そして、エトワールとの再会。
新旧アルスラーン傘下のいざこざ。武人に新しく加わったイスファーン、ザラーヴァント、トゥースたち。彼らにとってダリューン、キシュワードの万騎長二人は、どう頑張っても勝ち目のない実績の持ち主。ここに関しては、問題はないけども、ギーヴのような存在は、どうもいけない。そうでなくても、ギーヴという人間自体が胡散臭いので。読み手としたら、ギーヴは魅力的で好感を持つのですが、いざ友人でなく同僚として考えると、首肯はしにくい御仁であります。
イスファーン、ザラーヴァント、トゥースの新人トリオは、トゥースがまとめ役となっていて楽しい。後々、 -
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宗教かー…。
戦場は宇宙空間から惑星上の暮らしの中に、と。
…正直、ホントに愚かしいなぁと思っちゃうわけなんですが。
この手の裏でコソコソしてる連中はー…(イライラ)。
それにしても英雄の会見。
ラインハルトとヤンが直接言葉を交わしあう瞬間…。
確かに彼らの目指すところは異なり、かつ立場も違う。そこで分かり合う事はできなかった…かもしれないのだけど、明らかにお互いがお互いの思想を理解してましたし、妥協点はあったんじゃないかなぁ、とか。
帝国と同盟、専制政治と民主主義、両者が相容れるより良い道…。たった二人で世界は変わらないけど、同じ方向を向いて歩めたなら、もしかすると…なんて。 -
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田中芳樹に「新・水滸伝」という著作は無い。何故本編をすっ飛ばかして「後伝」から始めたのかは、おそらく(下)まで行けばハッキリさっぱり分かると思う。それは兎も角、北方謙三の「岳飛伝」が終わって水滸伝ロスに陥っている私としては、楽しい読書だった。全数十巻ではなく、たった2巻で済みそうだし。
ご丁寧にも目次の後に「水滸伝百八星一覧表」があり、108人全員表記してくれていて、そのうち本編あとも生き残った33人に⚫︎がついている。(原作本編では、呉用や史進、扈三娘さえ既に亡くなっていたのか!←すみません、北方水滸伝を知らないと何のことやら分からないと思います)その次に「新・水滸後伝の世界」と題して北宋 -
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やっぱり不利と思われてる状況をナルサスの知略とダリューン達の卓越した武力でひっくり返すのが楽しい。
本来、大軍をもって制すべきだし、そもそも戦争しないのが賢君…ではあるけれど、やはり英雄譚としてのカタルシスはそこにあります。
更に今回はアルスラーンの名裁定もあり、見どころ満点(含むその後の歴史的事件)。
ただ、シャガードの変心が何に起因するものだったのかは気になりますね。結果はともかく、一度はナルサスが認めるだけの士であったわけですから…。
とりあえず「文明国の拷問」には爆笑。
惜しむらくは一人くらい犠牲者を出せばよかったのに、というところでしょうか(ヒドイ -
紙媒体で持っていましたが
内容はいつも通り爽快なんですけどね。
ラストでお涼様が「蜘蛛は虫じゃない」と言っていますが、《虫》の定義を調べたところ、このように書かれていました。
本草学において、人類・獣類・鳥類・魚類以外の小動物の総称。
これを虫と呼ぶと。という事は、蜘蛛は虫で良いんですよ。上記のどれにも当て嵌まらないのですから。(実際に例として蜘蛛もあがっていました)
ひょっとして、原作者は虫=昆虫の事だと考えていたのかな?
ここがちょっとモヤモヤポイント。 -
購入済み
お涼さまの短編集、こちらも期待通り面白かったです。
一部、電子版のみの作品ということで、ちょっと得した気分も味わえました。
普段漫画はほぼ読まない(あまり興味がない)のですが、魅力的な作品に出会ってしまうと話は別になりますね。
絵のチカラって、やっぱり偉大だわ‼︎
シリーズ読破を目指します。