田中芳樹のレビュー一覧
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パルス軍王都エクタバーナ奪還に向けて動き出し。ギスカール、銀仮面も動き、アンドラゴラス王までも、動く展開になり物語の予想がいい意味で読めません匿名
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第2次アトロパテネの会戦の終結までを収める第20巻。ギーヴもダリューンもナルサスもそれぞれに見せ場があって嬉しい。
ヒルメスの出生の秘密に続き、次巻はアルスラーンの生まれについて語られる場面から。続きを楽しみに待ちたい。Posted by ブクログ -
政治的陰謀、戦略的な戦闘、そして登場人物の内面の葛藤など、さまざまな要素を巧みに組み合わせています。複雑なキャラクターとその人間関係が物語の深みを増し、読者を引き込んでやみつきにさせます。
著者の田中芳樹氏は、宇宙空間での戦闘シーンや政治的なやり取りをリアルかつ詳細に描写し、読者を圧倒します。また...続きを読む -
アルスラーンがやってきた貿易港では、商人は、粗野で盗み癖のある積荷業の男たち(奴隷も含む)を真面目に働かせるためにヤクザ(用心棒)を雇っており、海賊の撃退も自分たちでする。本来、防備をするはずの役人はなにもせず悠悠自適。商人の中には海賊とつるんでいる者があらわれ、街を乗っ取ろうとする。…あれ?日本の...続きを読むPosted by ブクログ
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とはいえ、人によってはスカっとするかな?
ボダンにムカつくこと数年、やっとスカッとしたと思ったら
ヒルメスの出自がついに明らかに。彼の心中はいかばかりかと、好きではないのに切なくなります。
狂った親の犠牲者ですね。
そしてアルスラーン王子の、「やはり」な出自も。
それを受け止められるまでに大人に...続きを読む -
アンドラゴラスは好きになれないが、シャーオとはそういうもので、アルスラーンが異端なのだと再認識した。其々の思惑で各陣営が動く様は、ゲームオブスローンズと似ていて、興味深い。Posted by ブクログ
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機知と勇壮に満ちた戦闘シーンたっぷりで読み応えありました。アルスラーン軍の結束が高まります。パルスの奪還が望まれますが、それ以上にアルスラーンに光が指すよう祈るばかりです。Posted by ブクログ
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角川文庫·書き下ろし版:時代から、全巻を揃えていた。
最近の刊行版の最後の巻は、今も読んでいない。
というか、読むのを躊躇している……
銀英伝もそうだが、田中先生には、やや、そういう傾向が、お有りなのかも。 -
戦略、戦術、政治、そして人間関係に焦点を当てたエピックファンタジーです。物語は、若き王子アルスラーンが、父王の不在中に起こるクーデターに巻き込まれ、国を奪還するための旅に出るところから始まります。複雑な政治情勢や戦争の中で、登場人物たちはそれぞれの信念や動機に従って行動します。そのため、物語は複数の...続きを読む匿名