田中芳樹のレビュー一覧

  • 銀河英雄伝説 29

    む。

    この方の作画には、力が在る。
    かなり突飛な服装、髪型、容姿のキャラが登場するが
    其れに拠る印象付けは成功していると思う。
    何より、話を削がない。むしろ磨いている。
    今後も注視していきたい。
  • 銀河英雄伝説 29
    大きなものを失った後の描写をなん度も読み返してしまう。
    個人的には、ムライの振る舞いが最後まで彼らしく役割を全うしていて好きだ。
  • アルスラーン戦記4汗血公路

    入り乱れる思惑

    パルス軍王都エクタバーナ奪還に向けて動き出し。ギスカール、銀仮面も動き、アンドラゴラス王までも、動く展開になり物語の予想がいい意味で読めません
  • 銀河英雄伝説 25
    ストーリーの中の重要な起点になっている巻。
    泣ける巻は他にもあるけれど、
    ぐっっっとくるのは間違いなくこの巻です。
    表情の描き方が上手い!
    それぞれの想いと未来と経緯と価値観と、譲れないものがたくさん詰まってます。
  • アルスラーン戦記(20)
    第2次アトロパテネの会戦の終結までを収める第20巻。ギーヴもダリューンもナルサスもそれぞれに見せ場があって嬉しい。
    ヒルメスの出生の秘密に続き、次巻はアルスラーンの生まれについて語られる場面から。続きを楽しみに待ちたい。
  • 銀河英雄伝説1 黎明篇

    2024年現在でも面白い

    政治的陰謀、戦略的な戦闘、そして登場人物の内面の葛藤など、さまざまな要素を巧みに組み合わせています。複雑なキャラクターとその人間関係が物語の深みを増し、読者を引き込んでやみつきにさせます。

    著者の田中芳樹氏は、宇宙空間での戦闘シーンや政治的なやり取りをリアルかつ詳細に描写し、読者を圧倒します。また...続きを読む
  • アルスラーン戦記(16)
    アルスラーンがやってきた貿易港では、商人は、粗野で盗み癖のある積荷業の男たち(奴隷も含む)を真面目に働かせるためにヤクザ(用心棒)を雇っており、海賊の撃退も自分たちでする。本来、防備をするはずの役人はなにもせず悠悠自適。商人の中には海賊とつるんでいる者があらわれ、街を乗っ取ろうとする。…あれ?日本の...続きを読む
  • 銀河英雄伝説 28
    回廊の戦いの終結、そしてヤン・ウェンリーの死。
    原作で展開を予め知ってはいても、ついにここまで来たかと感慨深い。雄々しくもなく華々しくもなく、名台詞も吐かない静かな斃れ方は、最後までヤン・ウェンリーらしい。
  • アルスラーン戦記(20)

    ついに

    いままでのいろんな思惑が重なりあって
    関係性も変化していきます
    退場する人、立場が変わる人いろいろいますが
    これからの展開も楽しみです
  • アルスラーン戦記(20)

    スカッとしたまま終わらせない

    とはいえ、人によってはスカっとするかな?

    ボダンにムカつくこと数年、やっとスカッとしたと思ったら
    ヒルメスの出自がついに明らかに。彼の心中はいかばかりかと、好きではないのに切なくなります。
    狂った親の犠牲者ですね。

    そしてアルスラーン王子の、「やはり」な出自も。
    それを受け止められるまでに大人に...続きを読む
  • アルスラーン戦記(15)
    アンドラゴラスは好きになれないが、シャーオとはそういうもので、アルスラーンが異端なのだと再認識した。其々の思惑で各陣営が動く様は、ゲームオブスローンズと似ていて、興味深い。
  • アルスラーン戦記(20)
    大陸公路の強国「パルス」。
    栄華を極めた大国の終わりを告げた時、若き王子・アルスラーンの運命が動き出す。
  • アルスラーン戦記(20)
    機知と勇壮に満ちた戦闘シーンたっぷりで読み応えありました。アルスラーン軍の結束が高まります。パルスの奪還が望まれますが、それ以上にアルスラーンに光が指すよう祈るばかりです。
  • 銀河英雄伝説 28
    小説、アニメ、そして漫画、どのジャンルでも銀河英雄伝説を味わう時に「ああ、ここに来てしまった」という場面がとうとう訪れてしまった巻 ここからは三国志での五丈原後と同じく、物語は続くがどうしてもどこか色あせてしまうのだよなあ
  • 銀河英雄伝説 28

    意外な展開

    ラインハルトとヤンとの2回目の対決がこのような感じで終わると思うと「あれっ」という感じです。
    ただ、そう思うと今後のユリアンの活躍が楽しみになります。
  • アルスラーン戦記1王都炎上

    正に、王道なり。

    角川文庫·書き下ろし版:時代から、全巻を揃えていた。
    最近の刊行版の最後の巻は、今も読んでいない。
    というか、読むのを躊躇している……
    銀英伝もそうだが、田中先生には、やや、そういう傾向が、お有りなのかも。
  • 銀河英雄伝説 28

    あああぁ…

    ミラクル、ヤン…「不敗」のまま、墜つ…(T_T)
    目標を失った「常勝の天才」は、どうなるのか…
    テロに拠る状況の変容は、これを許してはならない。
  • 銀河英雄伝説 28

    魔術師還らず

    その時、一つの星が銀河の中で瞬いて消えた。

    ついにこのときが来てしまった。
    OVA版をずっと見てたけど、この時ほど脱力感のある展開は無かったね。予告のBGMがまず無音だった。そしてヤンが血だまりの中壁に背中を持たれさせて座り込んでるカットが入り、その無音のまま冒頭のナレーションが続き、それと並行し...続きを読む
  • アルスラーン戦記(18)
    今回は全体的に戦闘描写が多かった印象がありました。アルスラーン陣営はほぼ出てこなかった。それぞれの思いが交差しているようで面白かった
  • アルスラーン戦記1王都炎上

    色褪せない名作ファンタジー

    戦略、戦術、政治、そして人間関係に焦点を当てたエピックファンタジーです。物語は、若き王子アルスラーンが、父王の不在中に起こるクーデターに巻き込まれ、国を奪還するための旅に出るところから始まります。複雑な政治情勢や戦争の中で、登場人物たちはそれぞれの信念や動機に従って行動します。そのため、物語は複数の...続きを読む