嗣人のレビュー一覧

  • 夜行堂奇譚 上

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    隻腕の見鬼・千早とオカルト嫌いな県庁生安課・大野木が多発する怪異の解決に挑むバディもの。一つ一つの話は長くなく読みやすい。全く性格も考え方も違う2人が少しずつ絆が深まっていくのがなんか良い。いかなる時も職務を全うしようとする大野木さんがいい感じ。そして骨董屋「夜行堂」店主の正体とは。

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    2025年08月11日
  • 夜行堂奇譚 下

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    ネタバレ

    上下巻まとめての感想
    『夜行堂忌憚』は、「バディ×オカルト×怪談×謎解き」という好み直撃の要素満載。帯を見て思わず手を伸ばしてしまった。短編連作で軽快に読めるが、高校を舞台にした狗神による惨殺シーンは強烈で、小野不由美『魔性の子』を思い出した。『魔性の子』が中国由来の妖怪観を背景に異界の侵食を描くのに対し、本作の狗神は日本の民間信仰や祟り神の系譜に近く、土着的な恐怖を孕む。両者に共通するのは、人間には理解できない異界の理が日常を破壊する瞬間の不気味さ。軽い読み口ながら、異界観の比較という思わぬ深みを味わえた。

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    2025年08月11日
  • 夜行堂奇譚 下

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    上巻があまりに中二感満載だったので、
    下巻も買ってしまったから読んどくか…くらいの気持ちで読み始めたらノリに慣れたのかまあまあ面白く読めた。過去やこの先に繋がる登場人物たちもチラホラ出てきて話自体にエンジンかかってきたのかも。
    続刊も文庫化されていくと思うのでもう少し続き読んでみたくなった。

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    2025年08月01日
  • カナエトメイ 怪奇専門探偵事務所

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    面白かった。呪いの事件を解決する探偵事務所。普通に警察管轄でも怪奇事件を担当する部署があってという設定。家族を惨殺された過去をもつ元刑事。化け物に目を取り替えられた少女。2人のバディの関係が爽快。

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    2025年07月22日
  • 文豪は鬼子と綴る

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    ネタバレ

    大正時代の博多が舞台。
    人気作家・香月蓮と彼に見込まれて助手にされた中学生・瀬戸春彦のバディもの。
    キャラ小説として楽しく読めました。

    一部書店では嗣人先生の書き下ろし小説が読めるQRコードが付いたイラストカードが配布されたそうですね。

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    2025年07月21日
  • 夜行堂奇譚 弐

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    見鬼・千早と県庁生安課・大野木が怪異事件を解決するシリーズ第2巻。

    前作に続き、世界観が広がって面白かった。
    短編にいろんな雰囲気の話があって楽しい。
    子供の愛おしさの表現が良い(P536)
    「守母」と「追華」が好き。

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    2025年05月15日
  • 四ツ山鬼談

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    フィクションとして読むと物足りないけれど、ノンフィクションとして読むとありそうな感じ。あえて鬼談としているが鬼の描写は出てこない。あとがきで鬼とは誰のことだったのだろうとあり、私は今を生きる自分たちを指しているのではと思った。過去のことに関心なく、平和に生きている自分たち。被害にあった側から見たら無関心こそ鬼の所業となるのでは。

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    2025年04月07日
  • 夜行堂奇譚 陸

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    ネタバレ

    【収録作品】序/帰郷/蓮乗/失墜/応報/狂信/昏迷/猫酒/妄終/御所/子声/魔性

    桜千早と大野木龍臣のバディもの。
    強大な敵・鷹元楸が新興宗教の教団を乗っ取り、桜と大野木が対峙する。
    物語も佳境に入り、不気味さが増す。

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    2025年04月06日
  • 天神さまの花いちもんめ

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    太宰府を中心に綴られる神様たちの話。
    人と同じように肉体を持って現代に生きている神様たちの生活が面白い。

    新しいものが出るたびに新しい神様がうまれるとかとても日本的。

    全体的に神様が人の幸せ願いすぎててそんな手厚いことある?とは思うけど、優しい世界なのでまあいい。

    それだけに菅原道真が天神になった物語部分は読んでいてなかなか辛かった。
    年表部分は淡々としているだけにより怨みの深さが滲んでくるというか。
    めちゃくちゃ長いこと祟ってるもんなぁ。
    廟作っても追贈しても祟り続けてるの当時の身に覚えあった人たちはさぞかし怖かっただろうなちょっとざまあみろとは思った。

    他の神様バージョンも見てみた

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    2025年04月05日
  • 天神さまの花いちもんめ

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    ネタバレ

    菅原道真の生涯を改めておってみると、しんど…てなるね。そしてあの死者の多さ、そりゃ祟りって言われちゃうね。

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    2025年03月15日
  • 夜行堂奇譚 伍

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    この間4巻を読んだばかりの気がするけど、この作者本当に兼業?内職してない?
    菅原さんは神になってからも忙しいのかw

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    2025年02月16日
  • 夜行堂奇譚 伍

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    シリーズ5作目。ほんまにこのシリーズが好きで好きで。どの話も好きで余白を埋めてくれて更に気になる気持ちを駆り立ててくれるんやけど、林田病院大好きやった。ちょっとほっこりして優しい気持ちになれる。色んなコンビが出てくるけどそれぞれ良さとか癖とかあってそこも好き

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    2025年01月24日
  • 夜行堂奇譚

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    骨董屋「夜行堂」店主に引き合わされた2人が多発する怪異の解決に挑んでいくお話。グロ系の描写があったり、オカルトホラーが得意でなかったりで途中挫折しかけたけど不思議と惹かれて最後まで読み切った。人の情念や想いが引き起こした数々の呪いと悲劇が切なかったり悲しかったり。夜行堂に惹かれるので次も読んでみようと思う。

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    2024年12月30日
  • 夜行堂奇譚 伍

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    ネタバレ

    【収録作品】序/膿霧/炎罪/禁足/人形/投射/虚像/祭祀/晩夏/嗚咽/禍猿/夢魔/幻旅

    隻腕の見鬼・千早と県庁対策室の大野木が怪異に立ち向かう物語が中心。要所要所で夜光堂が現れる。
    「序」は、帯刀老の臨終間際の話。
    「炎罪」は、遠野恭也と鷹元楸の話。楸はいじめ被害者の心を操り、復讐を囁き、恭也はその結果を愉しむ。
    「晩夏」は、自ら境界を越えて異界を選ぶ男の話。
    「夢魔」は、木山の視点で語られる帯刀と取り組んだ事件の話。
    「幻旅」は、おまけのような小話で、神々が疲れを癒やす宿に紛れ込んだ大野木と千早の話。

    怪異に立ち向かうといっても、千早には退治する力はなく、ただ見極めて対処するというのが興

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    2024年11月16日
  • 四ツ山鬼談

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    ★2.8
    王道の怪談もの 短編集だが連作というほどのつながりはなく 考察系のような思わせぶりもなく それぞれが独立した短編として描かれている

    タイトルが鬼談であり まえがきに「これは、鬼の噺である」とあるが 第三話で語られているようにそれは「鬼(おに)」と言われて我々が一般的にイメージするものではなく 「目に見えない、超自然の存在。死人の霊魂、精霊。或いは人に祟りをする魔」=「鬼(き)」のほうである

    その「鬼(き)」を象徴する存在である「黒い人」にまつわるエピソードが中心となっているが 彼らは居場所を探していたり何かを訴えかけようとはするものの 直接的に祟ったり呪ったりということはあまりな

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    2024年10月22日
  • 夜行堂奇譚【分冊版】 1

    匿名

    購入済み

    活躍

    活躍している感じがいいんだよね、好感がもてるよ。だけれどもどうしてこんな部署に移動になったのだろうか?

    #カッコいい

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    2024年10月22日
  • 夜行堂奇譚

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    唐突に始まって章ごとの目線が誰か分からないことが多々ある。あと、これ一巻目だよねって思うくらい知らない名前出てくる、、、
    面白いとは思うので巻を追ってたら分かり出すかなぁ

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    2024年08月26日
  • 夜行堂奇譚 参

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    シリーズ3作目で一番猟奇的な印象。
    2作目がホロリとする話が多かった記憶があり、3作目は怪異以上に狂気を孕んだ人物が多かった。
    1作目からの美少女・鷹元楸やそのクラスメイト・遠野恭也は凡人には理解し難く不気味さが強い。

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    2024年08月02日
  • 天神さまの花いちもんめ

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    神である菅原道真は三十男としてアパート暮らししている。好物は卵かけご飯/入試のお礼参り時期の太宰府天満宮/天満宮での神々の花見/エアコンを買いに/キャンプで四苦八苦/神無月・神在月での神々のバトル/自分のための神事に遅刻した/大晦日から新年の神さまはもうたいへん/瀕死状態で二日市温泉で湯治/菅原道真が神になるまで(ラストがこの話なのは辛いので、途中に入れて欲しかった)。

    ■簡単な単語集

    【天津神】高天原の神々。あるいはその子孫。あんまり地上に降りてこない。強烈な神威で肌と目が焼ける。
    【天照大御神】神様のトップ。伊勢神宮からなかなか離れられないので神無月にも出雲に顔を出すことはあまりない。

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    2024年08月01日
  • 夜行堂奇譚

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    復讐に次ぐ復讐。
    いじめっ子の加害者や悪者が改心していい話、なんてのはなく、怪異が悪を次々粛清していく。でも主人公はスパッと怪異を払えるわけではないのでスッキリするひとと、モヤっとするひとで別れそう。
    語り手がたくさん変わるので、今は誰が語り手?となるけれど、登場するキャラクターたちは読み終えると魅力的です、次回からの展開に期待。

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    2024年07月16日