嗣人のレビュー一覧

  • 夜行堂奇譚 弐

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    描写が本当に美しい…。悍ましいものも恐ろしいものも尊いものも懐かしいものも、全ての描写が美しかった。気が早いですが次刊出るのが楽しみです!

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    2022年12月17日
  • 夜行堂奇譚 弐

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    分厚い中に、沢山のエピソードが詰まっている1冊。
    とにかく情景描写が素晴らしく、妖かしい色合いが目に浮かぶようで、アニメ化されないかなぁと思う。
    もう最初の数行でもっていかれる。
    白髪を“焼いた骨のような白さ”と表現されたらもう…。
    ひと月前に愛猫を亡くして、焼かれた骨の白さが目に焼き付いているので余計に。
    そして猫たちがメインのお話があるので、そこで泣き。

    名取さんのヤモリのようだなぁ、とかxxxHOLiCのようだなぁ…とか雑念も入るけど、好きなシリーズです。
    大野木さんファンです。

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    2022年12月05日
  • 夜行堂奇譚 弐

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    完全にハマった!

    前巻で名前程度で素性の明かされなかった方々の
    殆どが登場。

    師匠、姉弟子、師匠の使用人、謎の老人…って、
    登場人物、皆んなが謎だわ(笑)。
    それぞれが幾つかの章の主人公となり、世界観が創られて行く。

    ただ、それでも彼らの全てが詳らかにはなっておらず、でもそれで良い…それがこの物語の肝のように私は思う。

    今回もエピソード多数!
    しかも、
    読み応え満点!(言い方 古っ)

    各章は決して長くは無く、それでいて中身は絶妙に纏まっている…一言で言うとシャープ。
    読み易く、しっかり怖く、しかも泣けたりもする。
    これは傑作だわ!

    満身創痍ながらも主だった二人は生きている!
    続編が

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    2022年11月16日
  • 夜行堂奇譚

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    これが初著作か!? 凄い!…… 上手いのかどうかは分からないが、面白い。続編を読みたい。かなり、グロい。でもグロいだけではなく、暖かいものも織り込んである。設定が徐々に明かされていくが、初刊を読み終えても未だかなり残してあるだろう?!と確信できる所が堪らない。

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    2022年07月17日
  • 夜行堂奇譚 漆

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    シリーズ7作目。ついに木山が木山でほんと木山。他所の県庁にも同じような部署あったのびっくり!不動産の児島さんとか高校生の相馬くんとか、縁ができてこの先も出てきたりせんかな。縁ない方がいいけど結構好きで。あと全てを知っていなくても相棒でいられる2人がほんと好き

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    2026年05月17日
  • 夜行堂奇譚 伍

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    ネタバレ

    帯刀老と木山のお話になると、帯刀老の意外なほどのお人好しさがわかる。木山は歪んでるけど、帯刀老には絆されてる部分があって、なんだか微笑ましく、先を思うとやるせない。
    千早と大野木さんの話は癒し。

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    2026年05月10日
  • イヴたちの楽園 藤紫乃女学園の怪異譚

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    ゴシックということで、この小説のどこか薄暗さを感じながらも恐怖感を全面に出さなかったのでホラー苦手な私でも楽しめた(物語の後半は少しゾッとしたり気味悪く思うかもしれない)

    翠先輩がカッコよかったなあ〜
    福岡の天神を舞台にしているため、この本を読んでいると天神に行きたくなる

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    2026年05月05日
  • 夜行堂奇譚 上

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    ネタバレ

    事件に巻き込まれて右腕を失った桜千早。実在しない右腕は怪異に反応する。
    長身でエリートの大野木龍臣。見たことも経験もない怪異を担当する特別対策室の室長を命じられる。
    桜が右腕を失うところから話は始まり、大野木と出会いバディを組み怪異に対応する話と言葉で説明すると淡泊だが、実際読むとなかなかに濃い話だ。

    「殘仇」:桜の右腕を失い、能力に目覚めるきっかけの話。桜の人柄がこの話を読むだけでも分かる。誰かのために優しくも非情にもなれ。個人的には桜、よくやったと言いたい。
    「掬魂」:大野木と桜が出会う話。こちらは大野木の人柄が分かる。真面目で堅実、怪異を信じてない。そういう人がそれを経験したらこうなる

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    2026年04月20日
  • 木山千景ノ怪顧録 弐

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    楽しみにしていた木山千景シリーズ。
    帯刀さんが若くてさらにカッコいい。
    夜行堂シリーズの老いた木山とは違い、この頃はまだまだ優しくて生き延びるために必死なだけなのになぁ。そー思うと切ない。
    帯刀とのバディも板についてる感じだし、軽妙な会話も良いのに、踏みとどまれ木山!と思ってしまう。
    どの話も面白くてあっという間に読み終えてしまった。

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    2026年04月20日
  • 夜行堂奇譚 弐 下

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    ※ネタバレあります

    夜行堂奇譚壱からどんどん人間味ある話が増えているような気がします。
    怪異と言っても、小さい頃出会った不思議な出来事とか、今思えばあれってなんだったんだろうみたいなものも、この夜行堂奇譚の話に通ずるところがあるような気がします。

    『追華』
    心が少し温かくなりました。
    道中は怖かったけど…
    なんかこう、千と千尋の変な世界を思わせるような、そんなイメージが湧きました。

    『穢瘡』
    この話に出てくる呪いはかなり怖かったです…
    描写もグロくて気持ち悪いです。
    人の悪意から生まれた呪いで、刑事さんたちも出てくるので、現実の中に起こる怪異が浮き彫りになっていてより気味悪かったです。

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    2026年04月11日
  • 天神さまの花いちもんめ2 お稲荷さまの呵呵大笑

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    菅原道真が主人公?!と驚いたのですが、
    とても面白かったです。
    神さまだけど、人間に混じって生活している。
    人間のように生活をしているけど、発言や行動がやっぱり神さまで驚きます。
    神さまもワープできる?!と、それ以前に自社から出てるものなのだなあと思いもしました。
    神々の子として生まれたもの、人から神になったもの。いろんな生まれの神がいると知り、なるほど…と歴史の勉強もしているようでした。
    他の作品だと、1人の人間と仲良くなる神さまや、神使が人間と仲良く…などが多い印象ですが本作は神さま同士が人間界で仲良く過ごされてるのが印象的です。
    また、自社の氏子の成長を見守ることをとても大切にされている

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    2026年04月06日
  • 天神さまの花いちもんめ

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    ネタバレ

    菅原道真が主人公?!と驚いたのですが、
    とても面白かったです。
    神さまだけど、人間に混じって生活している。
    人間のように生活をしているけど、発言や行動がやっぱり神さまで驚きます。
    神さまもワープできる?!と、それ以前に自社から出てるものなのだなあと思いもしました。
    神々の子として生まれたもの、人から神になったもの。いろんな生まれの神がいると知り、なるほど…と歴史の勉強もしているようでした。
    他の作品だと、1人の人間と仲良くなる神さまや、神使が人間と仲良く…などが多い印象ですが本作は神さま同士が人間界で仲良く過ごされてるのが印象的です。
    また、自社の氏子の成長を見守ることをとても大切にされている

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    2026年04月06日
  • 夜行堂奇譚 参

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    ネタバレ

    登場人物の名前と過去のエピソードがなかなか結びつかなくてもどかしい。覚えているうちに次の巻を読まなければ。
    刀の話と盲目の少年の話は読んだことある気がするなぁーと思ったけど、多分コミカライズの方で読んだんだな。

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    2026年04月05日
  • 夜行堂奇譚 弐 上

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    最初の上下巻が面白かったので、弐も読みました。

    今回の上巻は、グロさや怖さが少し抑えられていたけど、それでもこの不思議な世界は面白かったです。

    読んでいると、怪異はやっぱりこの世のどこかに存在してるんじゃないかなと自然に感じてしまいます。

    今回は千早と大野木さんコンビの登場が少なめでしたが、なんらかの怪異には必ず夜行堂の店主や帯刀さんが絡んでくるので、それはそれで面白く読めました。

    個人的には柊さんが気になります。

    下巻も読みたいと思います。

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    2026年04月01日
  • 夜行堂奇譚 漆

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    ネタバレ

    舞台はすべて整った感があるにも関わらず、一向に直接対決とはならない…そろそろクライマックスに向かってもよろしいのでは?

    一週間おきに『八』の出版情報を調べております(笑)。

    そして、
    木山編、その『二』が出るのですね。
    う〜ん、それも気にはなるんだけど、過去譚では無く千早くんと大野木さん、そして鷹元女子の話をお願いしますっ!

    あ、そうだ! かって龍の子を身に宿していた彼、まさか柊さんのお弟子さんになっていたとは!

    と、
    個人的に今いちばん熱いシリーズです。

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    2026年03月30日
  • 夜行堂奇譚 漆

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    ネタバレ

    鷹元がとうとう日本征服に乗り出したのか!?と思ったら本人がアップしたのじゃないそうな。でも顔がいいし有名になるのもすぐだね。
    今回一話一話が濃かった。死者数の合計がシリーズ中一番では? 
    ソファごとひっくり返る大野木さんちょっと、いやかなり見たい。

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    2026年03月18日
  • イヴたちの楽園 藤紫乃女学園の怪異譚

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    嗣人が2025年に発表した「イヴたちの楽園」。福岡の名門・藤紫乃女学園を舞台に怪異を視る力を持つ丹羽茉莉花と怪異を嗅ぎ分ける成瀬翠が学園で起こる不可解な事件に挑む作品です。ジャンルとしては学園ゴシックホラー。個人的に好きな要素がたくさんで美味しくないわけがない。バディものとして面白い。ミステリー風味でホラー要素はそこまできつくないので取っつきやすいと思う。いくつかの事件を解決するけど、怪異よりも人間の負の感情が爆発した時の方が何倍も怖いと思う。まだまだ謎が残っているので、早く続きが読みたい。

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    2026年03月07日
  • 四ツ山鬼談

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    淡々と流れていくそれぞれの人生、日常の中でふと感じる煤にまみれ、灼き付いた黒い影。人々はそっと目を逸らす。それは見てはいけないものなのだ。
    読んでいる自分たちの街にも、語り継ぐ者たちがいなくなっただけで、黒い影は静かに、呆然と立ち尽くして、こちらをじっと見つめているのかもしれない。
    歴史は消えない。

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    2026年03月03日
  • 夜行堂奇譚 下

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    上巻より怖かったです…
    上巻で読んだお話が、別の人の視点から語られたお話として載っていて、視点が変わるとこんなにも印象が変わるんだと、うわぁ…と思いました。
    結局真相はなんだったっけ?となり、もう一度上巻を読みました。
    この本を読んでいると、怪異とか呪物ってほんとにそのへんにあったりするのかな…とぞっとします。

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    2026年02月17日
  • 霧の出る森

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    この作家さんの骨董品屋さんシリーズは大好物ですが、その他のバディものは個人的にイマイチかなと思っております。
    が、ご出身の北九州に纏わる伝承を扱った今作シリーズはなかなかの恐怖が味わえる。

    以前にも触れたけれど、名作『残穢』にも登場する一連の怪異のおこりも彼の地であり、しかも現象が重複している向きもある。

    更に、
    場所こそ離れてはいるものの『お山』で起こる怪奇現象は昨年映画化もされたあの作品と甚だ近しい。

    またオカルト好きであれば、誰もが周知の犬鳴連峰の名も散見される。

    私にはこれらの類似性はそれぞれの怪異の真偽を著しく担保している様に見えるのだが。
    私の考え過ぎだろうか…?

    まさ

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    2026年02月01日