嗣人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
短編エピソードがまとめて収録されている1冊。
もともとウェブ掲載されていたものを集めたからなのか、
時系列がバラバラのようで、そこがマイナス。
読み始めから「あれ?シリーズ物の2から読んじゃった?」と戸惑った。
投げ出しかけたけれど…結果的に読んで良かった。
隻腕になったことをきっかけに怪異を視る力を得た主人公が謎の美しい店主のお使いとして、怪異退治をしていく。
その中で出会い、相棒として行動を共にする大野木さんが好みです(笑)スーツに眼鏡、丁寧な口調、なのに身体鍛えてて現実戦闘強いとか、主人公よりカッコイイ。
ホラー色が強くて、怪異との遭遇怖いんだけど、ほとんど人間の方に問題があって起こって -
購入済み
世界観がほんと好き
元々作者の嗣人さんがwebで連載されていた夜行堂シリーズが待望の書籍化!
現代日本の架空の地域を舞台に、県庁のオカルト対策部署へ配属された役人と霊能者の男性コンビがオカルト案件を解決していく話です。
シリーズを知らなくて、購入を迷っている方はご本人のnoteで無料連載中の作品を読んでみてください。
また、YouTubeで無料連載中の内容を朗読されている方も居るので、興味を惹かれた方は是非!
本作は無料公開中の内容に加え、書き下ろしの話が入って一冊となっています。
このシリーズが気に入った方は是非、作者応援・作品継続の応援のためにもご購入をお勧めします。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【収録作品】
序 帯刀と千早師弟の絆が垣間見える。
「侵蝕」 木山が襲われ、呪物が盗まれる。「猿翁」の面の話。
「縁起」 木山が千早にちょっかいを出す。生贄を求める蛇神の話。
「不在」 夜行堂の使いをする大野木の話。
「心躇」 大野木に取り憑く穢れた生き人形の話。
「假贄」 不動産会社に勤める児島が霊に取り憑かれる話。
「過誤」 子どもの頃事故で母親を亡くした高校生・相馬の話。肝試し先から二人の同級生が姿を消す。
「閉環」 夜行堂の使いで、惨劇が起きた家を訪ねた大野木と千早の話。
「憑纏」 異形の家族に取り憑かれた動画投稿者の話。
「瞑躁」 介護士の真美が訪問先で出会った老女の話。
因 -
Posted by ブクログ
ネタバレ学園ゴシックホラー。
子どもの頃、怪異にでくわして弟を連れ去られた成瀬翠。戻ってきた弟は弟ではなかったが、周りはそれに気づかない。怪異の匂いがわかるようになった翠は、弟を取り戻すべく調査を続けていた。
一方、怪異を視る能力を持つ丹羽茉莉花は、翠のいる名門女学園に入学。能力に気づいた翠にフォークロアクラブに誘われ、自分の眼になってほしいと言われる。
二人は、学園で起きている怪異と対峙し、解決していく。
茉莉花の担任でクラブ顧問の園川秋穂も事情ありげだし、最後に現れた翠の「弟」もなかなかな異形らしいので、今後のシリーズ展開が楽しみ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ夜光堂奇譚シリーズを読んだことがないので、
ついていけるか…?!と読み始めたのですが
めちゃめちゃ面白かったです。
どうやら夜光堂奇譚シリーズでは死後も恐れられている男、らしい木山が主人公。
病弱であり、自分が少しでも長く生きるために帯刀に弟子入りする。
そんな木山はこの作品ではまだ若く、素直な部分もある。しかし家に得体の知れないものがいたり、それが人間を食ってしまっても気にしない。幼さがまだ残っているのに冷徹が既に垣間見えている。この男がなぜ死後も恐れられるようになったのか…。
読み終わってシリーズあるなら読みたいな…と思いました。まんまとハマりそうです。
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Posted by ブクログ
夜行堂に欠かす事の出来ない悪の傑物、木山。
が、
その彼の根幹にあるのが、己が生い立ちの不幸だったとは…些か拍子抜けした。
しかも自らの野望の為、彼が師事した帯刀は飄々とし浮世離れしてこそいるが、その実、折々に木山を気にかけ何かと交流を図ろうとしている。
それら全てを袖にして、怨嗟としている姿には痛ましさすら覚える。
猗窩座闇堕ちの契機ほどの事であれば、いざ知らず、自らにのみ終始する妬み嫉み怒りとは甚だ笑止。
中二病か!
それとも今後何かしらが…
まぁ、あるのでしょう。
それよりも
10月発売の本編その7。
帯刀、木山亡き世での
彼らの弟子達の邂逅…若き見鬼と公務員コンビvs楸との -