嗣人のレビュー一覧

  • 夜行堂奇譚

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    少々猟奇的な様子もありますが、短編のテンポが早く読みやすかったです。

    事故で隻眼隻腕になった青年が、夜行堂の主人や県庁からの依頼で怪異に纏わる謎に体当たりで迫って行きます。
    怪異自体も元を辿れば人間が関わっているので、なかなかのやるせなさがあります。

    主人公の名前が後半になってようやく判明したり、会話の中にだけ出てくる人物がいたりと、まだまだ謎めいていますが、続きも読みたいです。

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    2023年03月18日
  • 夜行堂奇譚

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    見鬼さんと公務員さんと怪しげな女店主の怪異譚。
    他にも怪異に強欲な爺さんとか色々出てきます。
    ちょい怖冒険譚好きにオススメ。

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    2023年01月20日
  • 夜行堂奇譚

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    短編エピソードがまとめて収録されている1冊。
    もともとウェブ掲載されていたものを集めたからなのか、
    時系列がバラバラのようで、そこがマイナス。
    読み始めから「あれ?シリーズ物の2から読んじゃった?」と戸惑った。
    投げ出しかけたけれど…結果的に読んで良かった。
    隻腕になったことをきっかけに怪異を視る力を得た主人公が謎の美しい店主のお使いとして、怪異退治をしていく。
    その中で出会い、相棒として行動を共にする大野木さんが好みです(笑)スーツに眼鏡、丁寧な口調、なのに身体鍛えてて現実戦闘強いとか、主人公よりカッコイイ。
    ホラー色が強くて、怪異との遭遇怖いんだけど、ほとんど人間の方に問題があって起こって

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    2022年09月19日
  • 夜行堂奇譚

    購入済み

    世界観がほんと好き

    元々作者の嗣人さんがwebで連載されていた夜行堂シリーズが待望の書籍化!

    現代日本の架空の地域を舞台に、県庁のオカルト対策部署へ配属された役人と霊能者の男性コンビがオカルト案件を解決していく話です。

    シリーズを知らなくて、購入を迷っている方はご本人のnoteで無料連載中の作品を読んでみてください。
    また、YouTubeで無料連載中の内容を朗読されている方も居るので、興味を惹かれた方は是非!

    本作は無料公開中の内容に加え、書き下ろしの話が入って一冊となっています。
    このシリーズが気に入った方は是非、作者応援・作品継続の応援のためにもご購入をお勧めします。

    #エモい #怖い

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    2022年06月30日
  • 夜行堂奇譚 漆

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    ネタバレ

    【収録作品】
    序   帯刀と千早師弟の絆が垣間見える。 
    「侵蝕」 木山が襲われ、呪物が盗まれる。「猿翁」の面の話。
    「縁起」 木山が千早にちょっかいを出す。生贄を求める蛇神の話。
    「不在」 夜行堂の使いをする大野木の話。
    「心躇」 大野木に取り憑く穢れた生き人形の話。
    「假贄」 不動産会社に勤める児島が霊に取り憑かれる話。
    「過誤」 子どもの頃事故で母親を亡くした高校生・相馬の話。肝試し先から二人の同級生が姿を消す。
    「閉環」 夜行堂の使いで、惨劇が起きた家を訪ねた大野木と千早の話。
    「憑纏」 異形の家族に取り憑かれた動画投稿者の話。
    「瞑躁」 介護士の真美が訪問先で出会った老女の話。

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    2025年12月26日
  • イヴたちの楽園 藤紫乃女学園の怪異譚

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    ネタバレ

    学園ゴシックホラー。

    子どもの頃、怪異にでくわして弟を連れ去られた成瀬翠。戻ってきた弟は弟ではなかったが、周りはそれに気づかない。怪異の匂いがわかるようになった翠は、弟を取り戻すべく調査を続けていた。
    一方、怪異を視る能力を持つ丹羽茉莉花は、翠のいる名門女学園に入学。能力に気づいた翠にフォークロアクラブに誘われ、自分の眼になってほしいと言われる。
    二人は、学園で起きている怪異と対峙し、解決していく。

    茉莉花の担任でクラブ顧問の園川秋穂も事情ありげだし、最後に現れた翠の「弟」もなかなかな異形らしいので、今後のシリーズ展開が楽しみ。

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    2025年12月10日
  • 霧の出る森

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    土地にまつわる話なので、リアルに感じた
    読んでいくうちに引き込まれて、
    だんだん怖くなっていった
    こういう話を読むと土地について
    いろいろ調べたくなります

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    2025年11月29日
  • 四ツ山鬼談

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    かつて炭鉱と競馬場で栄えた町を舞台にした怪異短編集。
    派手な描写はなく、町のそこここにひっそり存在する怪しいものたちに気づいた人間たちの目から見た静かなホラーである。怪異と戦ったり封じたりせず、見ないふりをして共存していく話が多いのも実話怪談ならではの怖さ。

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    2025年11月25日
  • 木山千景ノ怪顧録

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    どこかで読んだことがある気がする…けどまぁいいだろう

    帯刀、カッコいい
    木山に対しては傲岸不遜なのに、婦女子には優しく、神様にはどこまでも敬意をはらう

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    2025年11月15日
  • 天神さまの花いちもんめ

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    神様たちの1年の日常を描いた作品。
    菅原道真が主人公で、神々が現在の世界で生きている様子を描いている。温かく柔らかな気持ちになるが、これといって大きな何かもなく、あまりタイトルの花いちもんめがいきていないように感じる。1度読むと満足かなぁ

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    2025年11月13日
  • 穂束栞は夜を視る

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    ネタバレ

    霊能力者だった祖父が死に、遺された小学4年生の孫、栞を守るため、道士の白銀と獰猛な大男・窮奇が現れる。

    ミステリ的には王道の展開。不気味な妖魔たちが次々と出てくるが、人間側の被害はさほど大きくないのが甘い分、読みやすい。主人公が男子小学生だからか児童書のような読み心地。キャラが立っているし、まだすべて解決したわけではないので、シリーズ化するかな。

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    2025年10月26日
  • 木山千景ノ怪顧録

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    ネタバレ

    夜光堂奇譚シリーズを読んだことがないので、
    ついていけるか…?!と読み始めたのですが
    めちゃめちゃ面白かったです。
    どうやら夜光堂奇譚シリーズでは死後も恐れられている男、らしい木山が主人公。
    病弱であり、自分が少しでも長く生きるために帯刀に弟子入りする。
    そんな木山はこの作品ではまだ若く、素直な部分もある。しかし家に得体の知れないものがいたり、それが人間を食ってしまっても気にしない。幼さがまだ残っているのに冷徹が既に垣間見えている。この男がなぜ死後も恐れられるようになったのか…。
    読み終わってシリーズあるなら読みたいな…と思いました。まんまとハマりそうです。

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    2025年10月23日
  • 木山千景ノ怪顧録

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    夜行堂に欠かす事の出来ない悪の傑物、木山。

    が、
    その彼の根幹にあるのが、己が生い立ちの不幸だったとは…些か拍子抜けした。

    しかも自らの野望の為、彼が師事した帯刀は飄々とし浮世離れしてこそいるが、その実、折々に木山を気にかけ何かと交流を図ろうとしている。

    それら全てを袖にして、怨嗟としている姿には痛ましさすら覚える。
    猗窩座闇堕ちの契機ほどの事であれば、いざ知らず、自らにのみ終始する妬み嫉み怒りとは甚だ笑止。

    中二病か!

    それとも今後何かしらが…
    まぁ、あるのでしょう。

    それよりも
    10月発売の本編その7。
    帯刀、木山亡き世での
    彼らの弟子達の邂逅…若き見鬼と公務員コンビvs楸との

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    2025年09月28日
  • 四ツ山鬼談

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    【収録作品】囁く家/防空壕の声/ひそむ鬼/バス停の影/迷い鬼/でんしゃ/水浴びの音/会議室の声/潮の満ち引く海/簞笥の煤/ヤマから響く声

    実話怪談の体で語られている。
    怪談だから腑に落ちる解決はなくて、現実と地続きの怖さがある。

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    2025年09月23日
  • 穂束栞は夜を視る

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    世界観は夜行堂に通じるものはあるけど、些か粗いと思った。
    作者さんが執筆初期に書き溜めた作品なのか?

    最近続々と異なる嗣人作品のタイトルが出版されているが、肝心な夜行堂の7はまだなのかな?
    夜行堂でお馴染み、敵役の爺さんの若かりし日の奇譚を購入済なのだが、それより7が待ち遠しい!

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    2025年09月07日
  • 天神さまの花いちもんめ

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    ネタバレ

    【収録作品】
    春の章 一 東風梅香
    春の章 二 桜花慈酒
    夏の章 一 暑気宝来
    夏の章 二 珈琲天林
    秋の章 一 天地神明
    秋の章 二 秋思御衣
    冬の章 一 惟賀神年
    冬の章 二 六花慰撫
    四季の章 匂い起こせよ、梅の花


    祟り神だった道真と今のぽよよんとした道真と。八百万の神々のいじましい現世生活になんだかな感がある。

    コメディタッチで、事件らしい事件は起こらない。が、ドタバタしていていじましい。道真の過去が重みを与えるが、それだけで、私には合わなかった。
    江口夏実さんが漫画化したら、面白いかもしれない。

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    2025年09月02日
  • カナエトメイ 怪奇専門探偵事務所

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    オカルト探偵。女ふたりのバディもの。
    虹色の瞳で呪いを見る。ラノベっぽい。厨二っぽい。
    映像化に向いてる気がする。

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    2025年08月27日
  • 夜行堂奇譚 弐

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    前巻よりも心温まるお話が多く、怪異を通じて人の優しさや縁を感じられる一冊だった。千早と大野木のコンビも板についてきて、凸凹だけど信頼し合える、お互いになくてはならない関係に。ただ二人とも大怪我が多くて、この先本当に大丈夫なのかと心配になる。物語としても主要人物が出揃った印象で、続きがますます楽しみ。

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    2025年08月17日
  • 呪物怪談

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    怪談集らしい変な話、荒唐無稽な話も多いが、この本を読んで一つ発見したことがある。

    呪いなるものは理不尽で不条理であることがむしろ面白い。
    呪われる経緯があって酷い目に遭う話もあるが、こと呪いに関しては、そこに呪物があったから呪われたなんて交通事故めいた理不尽さがむしろ「呪いらしさ」を出すような気もする。
    祟り信仰的な心持ちだろうか。

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    2025年08月13日
  • 夜行堂奇譚 下

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    人が一番恐いというのを実感する程の人の悪意。上巻で読んだ話を別視点から描かれるとこうなるのか。思考回路が全く理解できずその事に恐さを感じる、危害を加えられた千早の姿に静かにブチ切れる大野木の姿が普段の様子から想像できなくて、でもなんか良いなと思える。

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    2025年08月13日