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無数の荒縄を纏う襤褸、桐箪笥から這い出る潰れた顔の女、月を呼ぶ筆に魅入られた男、獣面の異形が行き交う夜市… 隻腕の見鬼・千早とオカルト嫌いの堅物公務員・大野木が、正体不明の怪異に立ち向かうバディホラー第4弾!
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Posted by ブクログ
登場人物が増えてきて、時間が空くと忘れてしまいそう しかし、同じ街に不穏な奴らが固まっていること 何がしたいのやら
千早たちの少し長めの話(荒縄.パワハラ)の話が序盤はわりと読みやすかった。 でも一方で木山さん周りのストーリーが描かれると時系列が乱れる。そして、主人公コンビが出ないのに楸の話を永遠と読まされるのは少し苦痛だった。もっと主人公?2人に焦点を当てて欲しいところ。
シリーズ4作目。余白が埋まる部分に一喜一憂した上で新たな情報に情緒が掻き乱される、相変わらずめちゃくちゃ好き。木山の過去に動揺し、菖さん水谷くんコンビの平和を祈り和紗と鯤のコンビに綻ぶ。宗像さん夫婦も好きで皆過去シリーズに出てきてたっけ?読み返そってなる。
シリーズ第4弾。 どんどん分厚くなっている気がします。不思議な話やホラーな感じ、最後に温まる話や不穏な話、独特の世界観がどんどん深くなっていきます。 木山や楸&遠野が関わる話はちょっと怖いですね。千早と大野木のお互い信頼し合っている感じがとてもほっこりします。
この間3を読んだばかりな気がするけど、ずいぶん速筆だなあ。本当に会社員と両立してるの? 水谷はなぜ黒い丸いものを一目で帯留めと判ったのか。
【収録作品】序/狂濫/魂枯/古市/梟夜/秋狐/秋涸/響児/琥眼/幽蛇/月葬/雨煙/扇使/執花/敎化/遺品/夜釣 大野木の律儀さが好もしい。話がいったりきたりするが、因縁がわかると面白い。
短編がたくさん詰まった分厚い1冊。 この作家さんの本、なぜか涙が出てしまう。 選んだ主を護る道具たちのいじらしさというか絆の深さに…「お、おふぅぅ(泣)」 一泣き目。 昔パンをくれた子供のことを覚えているんだなぁ。そうか、鴉は本当は真っ白で穢れを引き受けてくれているから黒いのかぁ(泣) 二泣き目...続きを読む。 手にとって欲しくて転がり出てくるなんて可愛いなぁ。護ってくれた上にしかもその後、猫のふりしてお庭にくるようになるなんて…消えちゃったのかと思った良かったぁ(泣) 三泣き目。 そういや美智子さんて、あの美智子さんか。 打って変わって楸と遠野の所は怖かったなぁ。 やっぱり千早と大野木さんコンビのお話が好き。
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