嗣人のレビュー一覧

  • 夜行堂奇譚 陸

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    シリーズ6作目。どんどん間が埋まっていく気がする。木山弟子時代が来るたびに何があったのかソワソワし、楸が出てくるとまた何をやらかすのかと嫌な気持ちになる。個人的には猫酒が可愛くてホッとする回で好き、私も猫に連れられたい。あとは相棒してる2人にもホッとする

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    2026年04月27日
  • 天神さまの花いちもんめ2 お稲荷さまの呵呵大笑

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    人間社会に紛れて生活している天神さまこと、菅原道真。通常業務に加えて子ども会の神輿に同行したり、山登りで泣きそうになったりクリスマスパーティーで泥酔したりと大忙し。宴会好きで体にガタもくる神様たちが年功序列なところも人と同じようでやはり神様なんだなと思わせられる言動や考えに驚く。宇迦之御魂様の誕生エピソードは切なかった。

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    2026年04月26日
  • 天神さまの花いちもんめ2 お稲荷さまの呵呵大笑

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    シリーズ前作の感想の結び、『神様たちがいつ業を煮やしイカズチを堕としたとしても、全く以て不思議ではない』と、世界の現状を嘆いた。
    無論、その根源はプーチ◯の事だった。

    それから短い時間が過ぎ、はたして世界はより一層の混沌に包まれた…米の国の老害と同盟関係こそ無いものの彼の国の庇護の元、好き放題に殺戮を行うキチガ◯が頭を取る国に依ってである。

    結果、原油流通が滞り、世界中が大混乱に陥っている。
    しかし、これはあくまでも物理的な影響の話。
    日本に限らず、世の中には彼らの撒き散らかす恐ろしいジェノサイドに依って、不透明感が雲よりも濃く厚く蔓延し、市井の人達のこころを昏く蝕んでいる。結果、悪し

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    2026年04月25日
  • 天神さまの花いちもんめ

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    太宰府天満宮に祀られている学問の神さまである菅原道真が主人公、人間社会に紛れて生活している神様たちの何気ない日常のお話。同じ神様でも神々の子として生まれたもの、人から神になったもの、そして家電や珈琲など現代的なものと幅広くそれぞれのキャラが良い。最後の菅原道真が天神になった物語は辛くそれは祟るよなと思ってしまった。

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    2026年04月19日
  • カナエトメイ 怪奇専門探偵事務所

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    ネタバレ

    【収録作品】

    一章 呪わざる者なし
    二章 その眼に映るモノ

    夫と娘を惨殺され、復讐を誓い怪奇専門の私立探偵となった元刑事・かなえと、異界へ連れていかれて呪いの視える眼に取り替えられた家出少女・冥のバディもの。

    まずはそれぞれの紹介篇。

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    2026年03月18日
  • 天神さまの花いちもんめ

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    ほっこりできて勉強になる。
    誰もが知ってる菅原道真様が主人公のお話ですが、他にもたくさんの神様たちが登場、その一人一人のキャラがとても素敵です。
    日本の神様についてもっと知りたい、神社にお参りする時は本当は感謝を伝えるものだと聞いたことがありますが、改めて神様を大事にしたいと思わせてくれました。
    神様を身近に感じられる小説です。

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    2026年03月15日
  • 夜行堂奇譚 弐 下

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    それぞれの話が面白いけれど刑事視点の話が個人的に好みだった。千早には何が視えているのか分からないけど大野木の存在に救われているのは間違いないだろうな。夜行堂店主が何を探しているのかは謎のまま。

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    2026年03月11日
  • 夜行堂奇譚 弐 上

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    時系列が前後し登場人物たちの過去や関係性がまだまだ謎のままなので分かりずらいなと思うことはあるけれどそれぞれの話は面白く千早と大野木さんのバディがなんだかほっとする。今作はホラーさは控えめだった。

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    2026年03月11日
  • 霧の出る森

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    ネタバレ

    【収録作品】序/なもなきもの/くべられるもの/しらぬもの/おかすもの/つながるもの/ひかれるもの/ついでいくもの

    禁足地、とか嫌すぎる。
    外からの人を受け入れるのは贄として……
    人の世の理とは違う物に、人がエゴイズム丸出しで仕えていく様が恐ろしい。
    ただ、立ち位置としては被害者にある人たち自身もなかなかエゴイストなのであまり心が痛まないから、まだ読みやすい。
    継いでいいものばかりではないが、伝えないとまずいものの場合はどうするのが正解なのか。

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    2026年01月29日
  • 文豪は鬼子と綴る 弐 幻想列車編

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    ネタバレ

    今回は幽霊列車の話。
    香月と春彦の掛け合いが楽しく、また幽霊列車内で出会った乗客たちとのやりとりも興味深い。

    香月の出自が明らかになる。
    白蓮事件など、時代とからめた物語となっている。

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    2026年01月25日
  • 木山千景ノ怪顧録

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    【収録作品】序/七織/雨塚/屍愛/解夏/不坑/番外編・花火

    『夜行堂奇譚』シリーズのスピンオフ。木山千景の異形ぶりがよくわかる。現役時代の帯刀との師弟コンビの不穏さよ。

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    2026年01月23日
  • 夜行堂奇譚 漆

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    ネタバレ

    【収録作品】
    序   帯刀と千早師弟の絆が垣間見える。 
    「侵蝕」 木山が襲われ、呪物が盗まれる。「猿翁」の面の話。
    「縁起」 木山が千早にちょっかいを出す。生贄を求める蛇神の話。
    「不在」 夜行堂の使いをする大野木の話。
    「心躇」 大野木に取り憑く穢れた生き人形の話。
    「假贄」 不動産会社に勤める児島が霊に取り憑かれる話。
    「過誤」 子どもの頃事故で母親を亡くした高校生・相馬の話。肝試し先から二人の同級生が姿を消す。
    「閉環」 夜行堂の使いで、惨劇が起きた家を訪ねた大野木と千早の話。
    「憑纏」 異形の家族に取り憑かれた動画投稿者の話。
    「瞑躁」 介護士の真美が訪問先で出会った老女の話。

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    2025年12月26日
  • イヴたちの楽園 藤紫乃女学園の怪異譚

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    ネタバレ

    学園ゴシックホラー。

    子どもの頃、怪異にでくわして弟を連れ去られた成瀬翠。戻ってきた弟は弟ではなかったが、周りはそれに気づかない。怪異の匂いがわかるようになった翠は、弟を取り戻すべく調査を続けていた。
    一方、怪異を視る能力を持つ丹羽茉莉花は、翠のいる名門女学園に入学。能力に気づいた翠にフォークロアクラブに誘われ、自分の眼になってほしいと言われる。
    二人は、学園で起きている怪異と対峙し、解決していく。

    茉莉花の担任でクラブ顧問の園川秋穂も事情ありげだし、最後に現れた翠の「弟」もなかなかな異形らしいので、今後のシリーズ展開が楽しみ。

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    2025年12月10日
  • 霧の出る森

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    土地にまつわる話なので、リアルに感じた
    読んでいくうちに引き込まれて、
    だんだん怖くなっていった
    こういう話を読むと土地について
    いろいろ調べたくなります

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    2025年11月29日
  • 四ツ山鬼談

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    かつて炭鉱と競馬場で栄えた町を舞台にした怪異短編集。
    派手な描写はなく、町のそこここにひっそり存在する怪しいものたちに気づいた人間たちの目から見た静かなホラーである。怪異と戦ったり封じたりせず、見ないふりをして共存していく話が多いのも実話怪談ならではの怖さ。

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    2025年11月25日
  • 木山千景ノ怪顧録

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    どこかで読んだことがある気がする…けどまぁいいだろう

    帯刀、カッコいい
    木山に対しては傲岸不遜なのに、婦女子には優しく、神様にはどこまでも敬意をはらう

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    2025年11月15日
  • 天神さまの花いちもんめ

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    神様たちの1年の日常を描いた作品。
    菅原道真が主人公で、神々が現在の世界で生きている様子を描いている。温かく柔らかな気持ちになるが、これといって大きな何かもなく、あまりタイトルの花いちもんめがいきていないように感じる。1度読むと満足かなぁ

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    2025年11月13日
  • 穂束栞は夜を視る

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    ネタバレ

    霊能力者だった祖父が死に、遺された小学4年生の孫、栞を守るため、道士の白銀と獰猛な大男・窮奇が現れる。

    ミステリ的には王道の展開。不気味な妖魔たちが次々と出てくるが、人間側の被害はさほど大きくないのが甘い分、読みやすい。主人公が男子小学生だからか児童書のような読み心地。キャラが立っているし、まだすべて解決したわけではないので、シリーズ化するかな。

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    2025年10月26日
  • 木山千景ノ怪顧録

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    ネタバレ

    夜光堂奇譚シリーズを読んだことがないので、
    ついていけるか…?!と読み始めたのですが
    めちゃめちゃ面白かったです。
    どうやら夜光堂奇譚シリーズでは死後も恐れられている男、らしい木山が主人公。
    病弱であり、自分が少しでも長く生きるために帯刀に弟子入りする。
    そんな木山はこの作品ではまだ若く、素直な部分もある。しかし家に得体の知れないものがいたり、それが人間を食ってしまっても気にしない。幼さがまだ残っているのに冷徹が既に垣間見えている。この男がなぜ死後も恐れられるようになったのか…。
    読み終わってシリーズあるなら読みたいな…と思いました。まんまとハマりそうです。

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    2025年10月23日
  • 木山千景ノ怪顧録

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    夜行堂に欠かす事の出来ない悪の傑物、木山。

    が、
    その彼の根幹にあるのが、己が生い立ちの不幸だったとは…些か拍子抜けした。

    しかも自らの野望の為、彼が師事した帯刀は飄々とし浮世離れしてこそいるが、その実、折々に木山を気にかけ何かと交流を図ろうとしている。

    それら全てを袖にして、怨嗟としている姿には痛ましさすら覚える。
    猗窩座闇堕ちの契機ほどの事であれば、いざ知らず、自らにのみ終始する妬み嫉み怒りとは甚だ笑止。

    中二病か!

    それとも今後何かしらが…
    まぁ、あるのでしょう。

    それよりも
    10月発売の本編その7。
    帯刀、木山亡き世での
    彼らの弟子達の邂逅…若き見鬼と公務員コンビvs楸との

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    2025年09月28日