嗣人のレビュー一覧

  • 木山千景ノ怪顧録

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    昭和の戦争後の話でこういう世界観は好きで久々に気分高揚しながら読む。
    多分何故弟子入りしたのかの謎が分からなかったので続くと思うとまた読みたい本が出てきてしまいうれしい反面時間と集中力がもっと欲しいと願ってしまう。

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    2025年11月16日
  • 文豪は鬼子と綴る 弐 幻想列車編

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    前回まだまだぎこちなさもあった香月と春彦のどこか幼さも感じる2人の口喧嘩を微笑ましく感じるようになると同時に、2人が抱える呪いの一端も見えてきた第2巻。豪華絢爛な幽霊列車は怖しくも幻想的で、とても魅力的なだった。2人を取り巻く人間たちも魅力的で、今後の展開がとても楽しみ!

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    2025年11月11日
  • 夜行堂奇譚 漆

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    「怪顧録」を読んだ後にこれは色々胸にくるものがあり過ぎて…そして木山と千早の邂逅にゾクゾクし、柊と柚木師弟の超然感に圧倒され、千早と大野木バディに癒されて…次巻が待ちきれない!

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    2025年11月11日
  • 夜行堂奇譚 漆

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    大好き過ぎて一日で読み終えてしまった。
    勿体無い。
    今回も怖いけど面白かった。
    大野木さんと千早のバディもいいし、柊さんも登場するし大満足。
    このシリーズは毎回ぞくりとするんだけど、怖いだけじゃないんだよなぁ。
    怖さの中に千早と大野木の助けたいという気持ちがしっかりと出てるから読み手も同じ気持ちになる。
    そーかと思うと秋元のような人でなし出てきでバランスがとても良いのだと思う。

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    2025年11月06日
  • 夜行堂奇譚 漆

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    今回は、読後にホッとするお話が多かったような気がするけど、千早くんの優しさが読んでいてだんだん切なくなってくるよ……。大野木さんの気真面目さが癒し……。願わくば、ずっと千早くんの隣にいてあげて欲しい……。

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    2025年10月16日
  • 夜行堂奇譚 上

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    スイスイ読める。そして好きな組み合わせ、骨董にオカルト…。
    漫画から入った時、よくあるコンビものかねってテンションだったものの、帯刀老の話になってからハマりすぎました。
    上巻ではほぼ出ずだったけど、これから出てくるのが楽しみ!

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    2025年10月16日
  • 天神さまの花いちもんめ

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    ネタバレ

    道長様ーーーー!となる。
    神様に振り回される中間管理職道長さま本当愛おしい。
    お正月の忙しさは本当すみませんとなる。きちんとお参りしてお願い事を叶えて縁結んでくれる神様たちには頭上がりません。

    最終章で往年の道長様しんどい。これは祟っても仕方ないよ。道長様は裁判で勝てる。

    見守っててくださいとなった。雰囲気はすごく柔らかで優しい。

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    2025年10月15日
  • 天神さまの花いちもんめ

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    神様同士の会話が面白くてするする読んでしまっていた。
    菅原道真の過去が苦しくて悲しくて、
    だからあの神様と仲が良かったのかとか、花一匁の意味とか。
    いろんなことを考えた。
    勉強好きじゃないしもうしたくないけど
    習い事という面で
    太宰府天満宮、行きたいな。

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    2025年09月24日
  • 夜行堂奇譚 1【電子特別版】

    Nao

    購入済み

    絵がうまい

    ノリだけで買いました。絵がうまかったしオカルト系の話は好きなので。

    読んでみて、絵のうまさがお話しに深みを与えていて、最後に収録されていた話は涙が出てきました。
    悲しいとかじゃなくて、内容と絵がうまく融合していて、美しくて自然と涙していました。

    電車の描写すてきですし、巻末なのにプロローグとして千早くんの話いれてきてて、にくいです。

    原作小説は未読ですが、今のところ漫画だけでも楽しめそうです。

    #シュール #エモい #感動する

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    2025年09月22日
  • 霧の出る森

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    民俗とか習俗のホラーは元々大好物なんだけれども、昔からその土地の人間に根付いて絡みつくような怪異とそれに侵されていく人の心の描き方が本当に上手。自然や死に対する畏怖の心を思い出させてくれる一冊。

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    2025年09月19日
  • 木山千景ノ怪顧録

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    帯刀老と木山氏の若かりし頃の物語――事象を冷めた目で俯瞰しているようで熱い帯刀と斜に構えながら青さと初々しさの否めない木山の、近付き過ぎない距離を探りあってる関係が、どこか微笑ましい。後の関係を知っていると、ほのぼのしてばかりもいられないのだけれど……。

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    2025年09月12日
  • 木山千景ノ怪顧録

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    夜行堂奇譚に登場する帯刀老と木山の師弟コンビの外伝的シリーズ。怪異の悍ましく美しい描写は変わらず、どこか通ずるようにも見えるが抱える信念は決して交わらず、信頼とも敵対とも言えない2人の複雑な関係性はどこか切なさも感じる。嗣人先生、ファンのツボ押さえすぎじゃない??

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    2025年09月07日
  • 夜行堂奇譚 3

    購入済み

    完結しちゃってたら残念

    原作が上下巻のようで、もう続きがないのでは?と心配になってしまいます。
    ○と千○の神隠しみたいな怪異が出てきて、「ん?」と思うこともあったのですが、「○術○戦か?」と脳みそをよぎることもあったのですが、もう気にしない。
    怖い怪異だけじゃないところがまたホロリとさせてくれました。
    主人公たちのバディ関係はバランスがよく、これからどう仲が深まっていくのか楽しみな作品なので続きが読みたいなぁ。

    #ダーク #感動する #カッコいい

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    2025年08月17日
  • 夜行堂奇譚 下

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    千早くんが不当な暴力にさらされると、静かにガチ切れる大野木さんが……ある意味これも彼の人間味のみられる行動で、個人的には大好きです。書き下ろしは、そうでしたね……彼女自身の恨みの念は、見えなかったんですよね。

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    2025年08月02日
  • 夜行堂奇譚 上

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    単行本と収録順が変わり、千早くんの名前も早くから出てきているので、より“バディのお話”感が増していました。
    書き下ろしの大野木さんがとても可愛い。こういうふたりの平和な日常も大好きです。

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    2025年07月31日
  • カナエトメイ 怪奇専門探偵事務所

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    怪異を追う新たなバディは、復讐に燃える元女刑事と呪いが視える目を持つパンク少女。作者の組合せ能力高すぎやしないか。そして人の"呪い"にフォーカスした人の業が深く描かれているせいかもう終始嫌な予感しかしない。そんな中傷を負いながら前を向く彼女らの強さは美しい。

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    2025年07月20日
  • 夜行堂奇譚

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    ネタバレ

    好みです。

    短編がいっぱいで一つ一つの話も短くてすごく読みやすい。正体のわからない主人とオカルト部署の公務員と訳あり霊能者がうまく噛み合って怪異を解決していく話。
    怪異に悩まされている人が自然と引き寄せられる夜行堂というところが舞台になってるけど、悩まされる怪異も毎度違うので1話1話楽しくそれぞれで読める。

    個人的には「団死」が好きです。後味は少し悪いですけど。

    コミカライズもおすすめです。

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    2025年06月25日
  • イヴたちの楽園 藤紫乃女学園の怪異譚

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    ネタバレ

    何者かと入れかわってしまった弟を捜す成瀬先輩と、怪異が見える主人公の物語。

    小百合が孵化させた怪物は一体なんだったのか、感情を喰われるというのはどんな体験なのだろう。
    きっと何も感じないのだろう、感じるための感情を食べられているのだから。
    それが分かっていながら感情を食べさせた彼女が、一体どれほど追い詰められていたのかは想像に難くない。

    自分が同じ状況になったとき、果たして卵に感情を与えられずにいられるのだろうかと思う。
    人間というのは、自分が思っているよりもずっと脆いのだと感じる。
    きっと誰にでも起こりうることなのだろう。

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    2025年06月26日
  • 文豪は鬼子と綴る

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    ネタバレ

    この作者の書くバディは外れない。

    大正の世で怪異にまつわる事件を追う(好奇心)文豪に付き合わされる、学生の春彦。凸凹でありながら相性の良い二人のやり取りは見ていて気持ちがいいものがありました。

    いつもながら日本神話に対する解像度が高く、こちらも勉強になるものがありました。

    香月の正体は、作者曰く「一人か二人くらいは今作の設定や会話などから看破する読者が現れるかもしれないと思っている。」とのこと。
    春彦が「一瞬、三本足の巨大な鴉が、この男の背後に蹲っているように視えた。」となっている。
    3本足の鴉といえば八咫烏なので、ちょっと調べたところ賀茂家という陰陽に関係のある家系が出てきた。そのあた

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    2025年06月21日
  • 夜行堂奇譚 伍

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    やっぱり面白い。伏線回収が多くて、あの人物がこう繋がるのかー、と読んでいて楽しい。
    「禁足」が好みのお話でした。

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    2025年05月18日