嗣人のレビュー一覧
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購入済み
完結しちゃってたら残念
原作が上下巻のようで、もう続きがないのでは?と心配になってしまいます。
○と千○の神隠しみたいな怪異が出てきて、「ん?」と思うこともあったのですが、「○術○戦か?」と脳みそをよぎることもあったのですが、もう気にしない。
怖い怪異だけじゃないところがまたホロリとさせてくれました。
主人公たちのバディ関係はバランスがよく、これからどう仲が深まっていくのか楽しみな作品なので続きが読みたいなぁ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの作者の書くバディは外れない。
大正の世で怪異にまつわる事件を追う(好奇心)文豪に付き合わされる、学生の春彦。凸凹でありながら相性の良い二人のやり取りは見ていて気持ちがいいものがありました。
いつもながら日本神話に対する解像度が高く、こちらも勉強になるものがありました。
香月の正体は、作者曰く「一人か二人くらいは今作の設定や会話などから看破する読者が現れるかもしれないと思っている。」とのこと。
春彦が「一瞬、三本足の巨大な鴉が、この男の背後に蹲っているように視えた。」となっている。
3本足の鴉といえば八咫烏なので、ちょっと調べたところ賀茂家という陰陽に関係のある家系が出てきた。そのあた