嗣人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
以前読んだ『四ツ山鬼談』も怖かったが、
本作もそれに劣らず強い恐怖を感じさせる内容。
どちらも土着的な恐怖や
人の理解の及ばない領域を描いており、
読後に残る不穏さが共通している。
今作は福岡の山間にある、
禁足地を舞台にした連作短編集。
独立した物語でありながら、
それぞれが少しずつ繋がり合い、
読み進めるほどに土地に根付いた信仰や
因習の全貌が浮かび上がってくる構成。
文章は読みやすく、一気に読んでしまった。
もう一度読み返すことで細部に散りばめられた伏線や
ルールを追うことで、新たな発見がありそう。
派手な演出よりもまとわりつくような
土着信仰の恐怖を味わいたい人におすすめの一冊 -
Posted by ブクログ
ネタバレ事件に巻き込まれて右腕を失った桜千早。実在しない右腕は怪異に反応する。
長身でエリートの大野木龍臣。見たことも経験もない怪異を担当する特別対策室の室長を命じられる。
桜が右腕を失うところから話は始まり、大野木と出会いバディを組み怪異に対応する話と言葉で説明すると淡泊だが、実際読むとなかなかに濃い話だ。
「殘仇」:桜の右腕を失い、能力に目覚めるきっかけの話。桜の人柄がこの話を読むだけでも分かる。誰かのために優しくも非情にもなれ。個人的には桜、よくやったと言いたい。
「掬魂」:大野木と桜が出会う話。こちらは大野木の人柄が分かる。真面目で堅実、怪異を信じてない。そういう人がそれを経験したらこうなる -
Posted by ブクログ
※ネタバレあります
夜行堂奇譚壱からどんどん人間味ある話が増えているような気がします。
怪異と言っても、小さい頃出会った不思議な出来事とか、今思えばあれってなんだったんだろうみたいなものも、この夜行堂奇譚の話に通ずるところがあるような気がします。
『追華』
心が少し温かくなりました。
道中は怖かったけど…
なんかこう、千と千尋の変な世界を思わせるような、そんなイメージが湧きました。
『穢瘡』
この話に出てくる呪いはかなり怖かったです…
描写もグロくて気持ち悪いです。
人の悪意から生まれた呪いで、刑事さんたちも出てくるので、現実の中に起こる怪異が浮き彫りになっていてより気味悪かったです。
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Posted by ブクログ
菅原道真が主人公?!と驚いたのですが、
とても面白かったです。
神さまだけど、人間に混じって生活している。
人間のように生活をしているけど、発言や行動がやっぱり神さまで驚きます。
神さまもワープできる?!と、それ以前に自社から出てるものなのだなあと思いもしました。
神々の子として生まれたもの、人から神になったもの。いろんな生まれの神がいると知り、なるほど…と歴史の勉強もしているようでした。
他の作品だと、1人の人間と仲良くなる神さまや、神使が人間と仲良く…などが多い印象ですが本作は神さま同士が人間界で仲良く過ごされてるのが印象的です。
また、自社の氏子の成長を見守ることをとても大切にされている -
Posted by ブクログ
ネタバレ菅原道真が主人公?!と驚いたのですが、
とても面白かったです。
神さまだけど、人間に混じって生活している。
人間のように生活をしているけど、発言や行動がやっぱり神さまで驚きます。
神さまもワープできる?!と、それ以前に自社から出てるものなのだなあと思いもしました。
神々の子として生まれたもの、人から神になったもの。いろんな生まれの神がいると知り、なるほど…と歴史の勉強もしているようでした。
他の作品だと、1人の人間と仲良くなる神さまや、神使が人間と仲良く…などが多い印象ですが本作は神さま同士が人間界で仲良く過ごされてるのが印象的です。
また、自社の氏子の成長を見守ることをとても大切にされている