嗣人のレビュー一覧

  • 夜行堂奇譚 弐

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    分厚い中に、沢山のエピソードが詰まっている1冊。
    とにかく情景描写が素晴らしく、妖かしい色合いが目に浮かぶようで、アニメ化されないかなぁと思う。
    もう最初の数行でもっていかれる。
    白髪を“焼いた骨のような白さ”と表現されたらもう…。
    ひと月前に愛猫を亡くして、焼かれた骨の白さが目に焼き付いているので余計に。
    そして猫たちがメインのお話があるので、そこで泣き。

    名取さんのヤモリのようだなぁ、とかxxxHOLiCのようだなぁ…とか雑念も入るけど、好きなシリーズです。
    大野木さんファンです。

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    2022年12月05日
  • 夜行堂奇譚 弐

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    完全にハマった!

    前巻で名前程度で素性の明かされなかった方々の
    殆どが登場。

    師匠、姉弟子、師匠の使用人、謎の老人…って、
    登場人物、皆んなが謎だわ(笑)。
    それぞれが幾つかの章の主人公となり、世界観が創られて行く。

    ただ、それでも彼らの全てが詳らかにはなっておらず、でもそれで良い…それがこの物語の肝のように私は思う。

    今回もエピソード多数!
    しかも、
    読み応え満点!(言い方 古っ)

    各章は決して長くは無く、それでいて中身は絶妙に纏まっている…一言で言うとシャープ。
    読み易く、しっかり怖く、しかも泣けたりもする。
    これは傑作だわ!

    満身創痍ながらも主だった二人は生きている!
    続編が

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    2022年11月16日
  • 夜行堂奇譚

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    これが初著作か!? 凄い!…… 上手いのかどうかは分からないが、面白い。続編を読みたい。かなり、グロい。でもグロいだけではなく、暖かいものも織り込んである。設定が徐々に明かされていくが、初刊を読み終えても未だかなり残してあるだろう?!と確信できる所が堪らない。

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    2022年07月17日
  • 穂束栞は夜を視る3 仙郷の凶鍼

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    窮奇と栞の関係性が魅力的な第三巻。白金の兄弟子が襲撃に来ると知り、大阪のツテを頼ってみを潜めた3人はそこで玲月と出会い、栞もひとつ成長していく。

    栞のことを1番よくわかってるのが人間ではなく窮奇なのがとても良い、

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    2026年08月28日
  • 夜行堂奇譚 下

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    ネタバレ

    世界観に慣れたのか下巻の方が面白くて楽しめた。
    短編だから読みやすいし話によって千早視点と大野木さん視点とそれ以外の視点とで見方が変化するから飽きない。
    上巻では店主の得体の知れなさやヤバさといったものがいまいち少なかったけど「忌檻」でちょっとそれが露出されていて良かった。
    あと下巻では大野木さんのブチ切れという名の大活躍もありバディ感が強まって今後の展開がより面白そう✨

    文庫書き下ろしの最後の「千尋」はしんどかった…上巻では「いじめられた末に自殺した子」でしかなかったけどこの話で「千尋ちゃん」の輪郭がはっきりしたから余計辛い…お母さん想いの良い子やん…(;_;)
    でもどの話でも悪い奴はちゃ

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    2026年08月18日
  • 穂束栞は夜を視る3 仙郷の凶鍼

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    栞がなんと優しく強い子に成長しているのか。
    これは窮奇が大事に可愛く思うのは当たり前だよねぇ。
    3人をとり巻く人々も優しいし、戦いも面白く後半は息つく暇なしという感じで、あっという間に読み終えてしまった。

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    2026年08月13日
  • 霧の出る森

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    結構好きで面白かった
    短編式でちょいちょい登場人物に被りあるし
    なんとなく時期も違うように読めて
    これは時系列じゃなくバラバラに入れ替わってるのか?
    と思いながら読んでたんだけど
    そんなことはないようで…
    墓地を勧めてる奥さんはこの話の娘なんじゃないかとか
    でも名前違うしとかやりながら読んでたけど
    するっと山にまつわるオムニバスだった
    もうちょっと人間関係が絡み合ってて
    実はこの話のこの人がこっちの話のこの人でとかあったらもっと好みだった

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    2026年08月13日
  • 夜行堂奇譚 捌

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    う〜ん…終わって欲しくないけど、最終局面を早く読みたい!
    こっちの都合で申し訳ないけれど、もう若くはないもので(笑)。

    救いは刊行ペースが割と短いこと。
    でも他シリーズ多すぎかなぁ。
    さぁ次はいつだ?

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    2026年08月13日
  • 天神さまの花いちもんめ2 お稲荷さまの呵呵大笑

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    前作に続き読ませていただきました。
    やはり、よく知る神様が人の間近にいて神様サイドの感じ方で書かれているのは、楽しい限りです。

    今作は、プロフに好きな映画もあり、かなり親近感が、わきました(笑)

    天神様が一年で一番忙しいのは、年始と受験シーズンの狂い様は、まるでブランク企業に勤める方々の様で、くすりと笑いながらもエールを送ってしまいますね

    どこか人間味のあるの話しが多いので、気になる方は読んでみて下さいね
    アパート、食生活や、やや後輩気質のある菅原道真も楽しいですよ

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    2026年08月09日
  • 夜行堂奇譚 下

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    ネタバレ

    事故によって右腕を失った代わりに怪異が見える能力を得て、夜行堂の使いぱしりをする桜千早。
    県庁生活安全課特別対策室の室長に任じられ、霊が見えないながらも自身のできることを実直にこなす大野木龍臣。
    大野木の家に千早が居候を始めたことで相棒として本格的に怪異に相対することになる。
    「夜行」:頭では理性ではそっちと分かっていても、心では感情ではこっちだと動いてしまう。自分の損得より、相手を思って行動できる千早の性格が分かる話。
    「翡抄」:3日もみれば頭がおかしくなりそうな悪夢。それを6日連続で見ても正気な彼は精神力が本人が思っているよりも強いと思う。結果的に夜行堂店主に救われるが、彼は運が悪いのだろ

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    2026年08月08日
  • 四ツ山鬼談

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    程よい湿度の感じられる、静謐で好きな種類の実話怪談だった。でも私の心にはサユリのおばあちゃんがいるので「市井の人を襲うんじゃない。あなた達を理不尽な環境や死に追いやった構造を財閥を権力者達を、そいつらを祟れ!呪い尽くせ!」と途中からメラメラとしてしまった。お化けに怒っても仕方ないのだが、怪談はだいたい立場の弱い人がしょんぼり出てくるので。社会構造に屈することに心のおばあちゃんが怒り出した以外は、とても読みやすかったです。

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    2026年08月01日
  • 霧の出る森

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    以前読んだ『四ツ山鬼談』も怖かったが、
    本作もそれに劣らず強い恐怖を感じさせる内容。
    どちらも土着的な恐怖や
    人の理解の及ばない領域を描いており、
    読後に残る不穏さが共通している。

    今作は福岡の山間にある、
    禁足地を舞台にした連作短編集。

    独立した物語でありながら、
    それぞれが少しずつ繋がり合い、
    読み進めるほどに土地に根付いた信仰や
    因習の全貌が浮かび上がってくる構成。

    文章は読みやすく、一気に読んでしまった。
    もう一度読み返すことで細部に散りばめられた伏線や
    ルールを追うことで、新たな発見がありそう。

    派手な演出よりもまとわりつくような
    土着信仰の恐怖を味わいたい人におすすめの一冊

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    2026年07月26日
  • 穂束栞は夜を視る2 ファムファタルの毒棘

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    前作同様さくさく読めて、あっという間だった。栞が成長していく姿は、応援したくなる。どうやら、長い付き合いになりそうな人物も出てきたようなので、次巻以降も楽しみ。そして、これからも3人でわちゃわちゃしていてほしい。

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    2026年07月12日
  • 穂束栞は夜を視る

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    読みやすいし展開も早いから、半日で読み終えた。まだまだ謎が残っている分これからというのもあるけれど、他のコメントにあるように確かにちょっと薄いような物足りないような…。でも、他のシリーズ同様やっぱりバディのやり取りを見るのは楽しい。

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    2026年07月07日
  • 夜行堂奇譚 1【電子特別版】

    購入済み

    非日常へのアンテナがたつ

    ふとしたときに見かける、日常にある違和感。
    もしかしたら、そこには何ががあるのかもーー。
    そう思わせてくれる作品。

    #感動する #憧れる

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    2026年06月01日
  • 夜行堂奇譚 漆

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    シリーズ7作目。ついに木山が木山でほんと木山。他所の県庁にも同じような部署あったのびっくり!不動産の児島さんとか高校生の相馬くんとか、縁ができてこの先も出てきたりせんかな。縁ない方がいいけど結構好きで。あと全てを知っていなくても相棒でいられる2人がほんと好き

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    2026年05月17日
  • 夜行堂奇譚 伍

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    ネタバレ

    帯刀老と木山のお話になると、帯刀老の意外なほどのお人好しさがわかる。木山は歪んでるけど、帯刀老には絆されてる部分があって、なんだか微笑ましく、先を思うとやるせない。
    千早と大野木さんの話は癒し。

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    2026年05月10日
  • イヴたちの楽園 藤紫乃女学園の怪異譚

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    ゴシックということで、この小説のどこか薄暗さを感じながらも恐怖感を全面に出さなかったのでホラー苦手な私でも楽しめた(物語の後半は少しゾッとしたり気味悪く思うかもしれない)

    翠先輩がカッコよかったなあ〜
    福岡の天神を舞台にしているため、この本を読んでいると天神に行きたくなる

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    2026年05月05日
  • 夜行堂奇譚 上

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    ネタバレ

    事件に巻き込まれて右腕を失った桜千早。実在しない右腕は怪異に反応する。
    長身でエリートの大野木龍臣。見たことも経験もない怪異を担当する特別対策室の室長を命じられる。
    桜が右腕を失うところから話は始まり、大野木と出会いバディを組み怪異に対応する話と言葉で説明すると淡泊だが、実際読むとなかなかに濃い話だ。

    「殘仇」:桜の右腕を失い、能力に目覚めるきっかけの話。桜の人柄がこの話を読むだけでも分かる。誰かのために優しくも非情にもなれ。個人的には桜、よくやったと言いたい。
    「掬魂」:大野木と桜が出会う話。こちらは大野木の人柄が分かる。真面目で堅実、怪異を信じてない。そういう人がそれを経験したらこうなる

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    2026年04月20日
  • 木山千景ノ怪顧録 弐

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    楽しみにしていた木山千景シリーズ。
    帯刀さんが若くてさらにカッコいい。
    夜行堂シリーズの老いた木山とは違い、この頃はまだまだ優しくて生き延びるために必死なだけなのになぁ。そー思うと切ない。
    帯刀とのバディも板についてる感じだし、軽妙な会話も良いのに、踏みとどまれ木山!と思ってしまう。
    どの話も面白くてあっという間に読み終えてしまった。

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    2026年04月20日