ロアルドダールのレビュー一覧

  • 飛行士たちの話

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    『森博嗣のミステリィ工作室』から(紹介されていたのは『あなたに似た人』でしたが)。
    森さんが『非常に影響を受けています』というだけあって、『スカイ・クロラ』を思い出す。
    「カティーナ」が印象深い。

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    2015年09月12日
  • 来訪者〔新訳版〕

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    新訳版。四篇とも「プレイボーイ」が初出だそうで、いかにもそれ風だが、ダールらしい皮肉な味わいもたっぷりある。醸し出される雰囲気が独特で、ドタバタを書いても下品じゃないところがさすがだ。

    訳者の田口俊樹氏が、「古き良き時代というのは、ある意味ではおおらかながら、現代の常識に照らすと無神経な時代でもあったということだろう」と書いていて、ほんと、そうだなあと思う。そこがある種の面白味でもあるのよね。

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    2015年08月31日
  • あなたに似た人

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    異色、奇妙な味、とよくよく表現される名作ぞろいの短篇集。

    『味』のおかしさといったらないのです。

    新訳も出ているのでそちらも読んでみたい。

    この時代の女性の台詞は本当にこう、なんていうか「あら、あなた、それってなんですの」的な、実のないからっぽな物言いばかりでついつい笑ってしまいます。

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    2015年08月25日
  • あなたに似た人

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    わー結構ブラックだなーと思いながら読み進め、最後の短編が「クロウドの犬」。
    犬が可哀想な目にあうんじゃないかと思って気が気ではありませんでした。
    まあ予想よりもマシでしたが……。

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    2015年07月19日
  • 来訪者

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    あの『オズワルド叔父さん』が巨万の富を築き悠々自適に暮らす、彼の日記からその人となり、人生観が知れる。4篇の短篇がおさめられているが全て性愛に関するものである。全然エロくないんだけどね。「雌犬」に出てくる“雌犬”は例の媚薬なのだろうか。

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    2015年07月23日
  • キス・キス〔新訳版〕

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    『狂信的な養蜂家、浮気を隠蔽する妻、骨董品をだまし取ろうとする偽神父などなど、一癖ある登場人物に訪れる皮肉で残酷な結末! ブラックユーモアたっぷりで贈る、傑作短編集』

    ロアルド・ダールと言えば代表作の「チョコレート工場の秘密」の他、「マチルダは小さな大天才」や「おばけ桃の冒険」など、映画の原作にもなった名作を多数生み出した、いわば児童文学の巨匠とも言える存在です。彼の描く作品は、勇気と知恵を持った子供たちが生き生きと描かれており、頭の固い大人たちへの痛烈な皮肉が魅力でした。
    本書はその皮肉を全面に出した、"黒"ダールを存分に味わえる作品集です。ゾッとする悲劇や、ニヤニヤ笑

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    2015年05月08日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 II

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    作者であるロアルド・ダールは、「チャーリーとチョコレート工場」など児童文学の作家だと思っていた。
    表紙にイラストの描かれたこの本を読み始めた時、シニカルな笑い(正直笑えないのだが)に驚いた。
    確かに映画の「チャーリー・・・」は、子供じみてエキセントリックな感じのするオーナーのワンカさんが強烈に印象に残ってはいるけれど、小説自体もおもしろく、子ども達にずいぶん人気のようだ。

    それと比較すると、辛口。
    こずるい人や嫉妬深い人。儲け話に躍起になる人。
    他人を疑うあまり、その感情に絡め取られ、自滅の道を突き進む人。
    それらが乾いた調子で描かれている。
    ざらついた後味が残る短編集。
    読んでいるときから

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    2014年10月04日
  • キス・キス〔新訳版〕

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    新訳版が出たというので、ずいぶん久しぶりにダールを。やはり不思議な品がある。バッドエンドのものが多いのに、どういうわけかいやーな気持ちにならない。とくにこれがいい!というのではなくて、全編に漂う雰囲気を楽しみました。

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    2014年08月23日
  • キス・キス〔新訳版〕

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    ロアルド・ダール初挑戦。
    新訳とはいえさすがにちょっと時代を感じるかな。(特に夫婦の描かれ方)でも、巧い。子供の頃に読みたかった。

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    2014年06月29日
  • キス・キス〔新訳版〕

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    とってもとっても意地悪な話ばかりの短篇集。夫婦物がまたシビアで特に「ウィリアムとメアリー」「天国への道」がうわぁと思わず声が出そうになる。「牧師の愉しみ」「ミセス・ビクスビーと大佐のコート」はちょっと痛快。「ジョージー・ポージー」や「豚」のように弱さを克服出来ない者や無知な者にもシビアで独特の世界であった。

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    2014年06月28日
  • 飛行士たちの話

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    母の実家の本棚から頂いた一品。大人向けのロアルド・ダール初めて読んだ。ダールさんが飛行士をやっていた経験から書かれた本作はダール特有のブラック・ユーモアがピリッと利いた少し大人な短編集。雰囲気だけだと森博嗣の『スカイ・クロラ』シリーズっぽい。これがダールさんの処女短編集だそうな。2012/259

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    2015年07月23日
  • あなたに似た人

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    ずいぶん前に読みかけたまま放っておいたので、前半部分はほぼ内容を忘れてしまった。
    それでも、最初の3編(「味」「おとなしい兇器」「南から来た男」)はその饒舌な語り口とともに、なんとなくその内容を覚えている。特に「南から来た男」はその上手さに舌を巻き、なんとまぁ恐ろしい話だろう、と思うと同時になぜだか愉快になった記憶がある。

    対して、中盤あたりに収録されている話はどうにも印象が薄く、語り口だけで引っ張っていたような気がする。
    ダールの語りは上手い。しかしそれはいわゆる、淡々とした、いろいろなものをそぎ落としたタイプの上手さではないと、私は思う。
    どちらかというと、ダールは「饒舌」に、「掻き立て

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    2012年09月17日
  • あなたに似た人

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    高校時、近隣大学英文学科の先生による訪問授業の教材が「おとなしい兇器」だった。単語1つ1つに隠されたもう1つの意味に感激、即購入。どこか狂ったような世界観と膨大な量に辟易して手放してしまったが、再読したいなぁ。

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    2012年06月30日
  • 王女マメーリア

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     けっこうオチが読めてしまう短編集。
     タイトルになっている「王女マメーリア」の話は最後でちょっと切なかった。

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    2012年01月07日
  • 王女マメーリア

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    「ワインと酢が出てくる小説なんだったけ」と記憶をさらうと,この本に所収の「執事」にいきあたった.たしかにこれ読んだことがある.他に「ヒッチハイカー」と「アンブレラマン」,「ボティボル氏」を読んだ.

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    2011年09月15日
  • オズワルド叔父さん

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    1979年の作品だそうで、
    その頃にしてみると、夢物語的な題材を扱ったものになるんだろうけれど、
    2008年の現在、そうでもなくなってきている。
    強壮剤に○○○○。
    ネタばれになるから書きませんが、現在、そんな突拍子もないことにならなく
    なっていても、面白く読めました。
    過去の偉人たちが登場しますが、彼らをそんなにいじくりまわして
    いいのかな、なんて気がしました。これを発表したときにクレームが
    こなかったのかね。
    大人の童話と、帯かなにかに書かれていましたが、
    そうですねぇ、性にまつわることばかりなので、そういうコピーを
    つけられたのかもしれません。そんな、童話チックでもないのよね。

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    2025年06月12日
  • あなたに似た人

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    ロアルド・ダールという人は、ティム・バートンが監督した『チャーリーとチョコレート工場の秘密』の原作者なんですねぇ。それを知らずに買ったのがもう10年前くらいだろうね、やっと持ち主に読まれる喜びをこの本は感じているでしょう。
    ストーリーの展開も文章も、オリジナリティ溢れさらに王道を行っているような感じ。面白かったです。500pくらいある短編集なんだけど、すらすら読めてしまいましたねぇ。

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    2011年07月09日
  • 少年

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    ロアルド・ダールの6〜20歳までの思い出、自伝。

    こんなにも自身の話を嫌みなく、誇張少なく、わくわく聴かせてくれる大人が、僕は大好きだ

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    2011年06月17日
  • 飛行士たちの話

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    サウンド文学館・パルナス
    ダール「あなたに似た人」「この子だけは」永井淳:訳 古尾谷雅人:朗読

    「あなたに似た人」
    人が人を殺す事は、生きるために人以外の動物を殺すのとは違う。一人でも誰かを殺せば、それ以前には戻れない。人を殺す事を義務づけられた青年達の変貌。

    「この子だけは」
    たった一人の息子を戦場に送り出す母親の絶望。

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    2014年10月20日
  • 来訪者

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    これっていう傑作は無いけど、四篇ともサクッと楽しめる。艶笑譚といってもエロさはないので、そっちの期待はしないように。

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    2010年05月12日