ロアルドダールのレビュー一覧
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デビュー前のロアルド・ダールのも含めた短編集。ゾワッとした話や切ない話など、、、
「彼らは年をとらない」が好きだった。Posted by ブクログ -
ブラックでシニカルな雰囲気が漂う短編集。
ハッキリとオチを明言しない話も多く、それがこの奇妙な味に繋がってると思うPosted by ブクログ -
作品紹介・あらすじ
植物の「声」を聞く機械を発明した男が耳にしたものは? 小説自動作製機は何を成し遂げるのか?教養ある男が企んだ甘美な復讐のお味は?……短篇の名手が、人生という道路に、時にぽっかりと口を開ける非日常という落とし穴を描いて見せる非情でブラックな短篇の数々。従来未収録だった短篇2作を新...続きを読むPosted by ブクログ -
作品紹介・あらすじ
ワインの銘柄を当てる大博打の結末は? 夫殺しの凶器の行方は? ラスト一行に襲いかかるショックとは? 常軌を逸した賭けの行方や常識人に突然忍び寄る非常識な出来事など、短篇の名手が残酷かつ繊細に描く11篇を、すべて新訳で収録!
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うーん……。
読む人によっては凄く面白...続きを読むPosted by ブクログ -
収録されているTasteを読んで見たくて手に取りました。ミステリーだと思って読んだのですがややホラーよりで興味深く読みました。すごく、面白いかと言えば嘘になりますが、奇妙な読後感がクセになります。
ワインのテイスティングコメントの描写が大変興味深く、近代イギリス風のテイスティングシーンを垣間見るこ...続きを読むPosted by ブクログ -
人間の言語を介さないコミュニケーションやプレッシャーの掛け合いのままならなさと抗い難い魅力、思い込みと自意識によって失敗する人間が表現されている。
登場人物たちの多くは常識人で突然、極限状態に放り込まれるが、彼らの思考や動揺はタイトル通り、私たちに似ているのが面白い。
「極限状態でその人の本性が現れ...続きを読むPosted by ブクログ -
チャーリーとチョコレート工場の作者の短篇集。
ダークで不思議な話の詰め合わせ。世にも奇妙な物語が好きな人には刺さると思います。がっつり読書する元気がない時に短編の一話だけ読むことがあるのですが、キスキスにお世話になってます。Posted by ブクログ -
うわっ、面白い!って思うお話と意味不明なお話が半々くらい。
『願い』が1番好き。
これ、やっぱり原書で読んで面白さを味わえたら最高だろうな。Posted by ブクログ -
のどかさとブラックユーモアの配分が心地よい。
色んな意味で「ひでえなぁ」てのもいくつがあるけど、夫婦のやつはどれも楽しく読んだ。Posted by ブクログ -
ワインの産地当ての賭けの行方にしても、夫を殺害した凶器の行方にしても…、ちょっと話の引き上げ方がサラッとしすぎていて僕の好みではなかった。
引き算の美学なのかもしれないけど、もっと味付けが欲しくなった。
人間の弱さや愚かさへの風刺の視点は面白いし文体も読みやすいものだったけれど、話のオチをもっと肉付...続きを読むPosted by ブクログ -
欲に目が眩んだり、誰かに仕返しをしたかったり…そう言った意味での、あなたに似た人、なのかなと思った。
ブラックでジメッとした魅力がある、読んでて気持ちの良いものではないが、たまにこういうのが読みたくなる。2も買ってあるので、いずれ読もう。
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短編ミステリー
ギュッと凝縮されている。
「ギャロッピング・フォックスリー」が良かった。虐められた記憶って蓋をするけど、ふとした瞬間に痛みと共に蘇るのは同じなんだなぁ。Posted by ブクログ -
最近読んだ2冊よりは好きかも。
でも戦争の話だから複雑だけど。
「彼らは歳を取るまい」を読んで、この光景映画で見たような・・・
と思ったら「紅の豚」のワンシーンだった。
そういえば宮崎さんは飛行機がお好きですもんね。
「マダム・ロゼット」がちょっと痛快だった。Posted by ブクログ -
少し前に「Ⅰ」も読んでるので、こちらも。
「満たされた人生に最後の別れを」はわかりやすかったけど、最後がジワリ。嫌いじゃない。
他の2編も複雑すぎる内容。
「クロードの犬」は1回読むだけじゃわからない。
海外の短編は高難度だわ。Posted by ブクログ -
ダールといえばチョコレート工場とかのファンタジーなイメージだったので、強烈なブラックユーモアには驚いた。かなり毒が強いと思う。女主人、天国への階段が特に面白く感じたPosted by ブクログ
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小学生の時によく読んでいたロアルド・ダール。児童書以外にも書いているのを知らなくて、久しぶりに読んだけど面白かった。ぞくぞくする、人間の闇の部分が全ての話で見られた。児童文学でもグロテスクな表現が多かったけれど、それよりもミステリアスで独特な世界観があるなぁと思った。Posted by ブクログ
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結末が分かってゾッとするもの、クスッとするもの、なんかよくオチが分からないもの、色々だった。やはりこういうシュールな結末でオチを読者に想像させる類の本は、その国の文化とか言語が分からないと100%は理解できない気がする。そういう意味では私には星新一の方がやっぱり面白い。でも一話が短いからサクサク読め...続きを読むPosted by ブクログ
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どれもさくさく読めるんだけど、海外モノってスムーズに入ってこないモノもある。
すっごい面白かったものと、オチがわからなかったものと。
オチって言っていいのかな。
私が面白かったのは「ギャロッピング・フォックスリー」
寄宿舎でのいじめられた経験が細かく書かれてたのに、
違うんかい!って感じで、印象深...続きを読むPosted by ブクログ -
なんか評価が高かったので、電子書籍で購入したのですが、、なんか私には合わなかった。
最初の話と何個目かの短編意味がわからないったり、(そのままの解釈だと相当詰まらない)「皮膚」はわかり過ぎてゾッとしたり。。「願い」は最悪。
個人的には最後の話が、アガサクリスティぽくて好きです。
この作家さんは...続きを読むPosted by ブクログ